今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|33ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
ウェスティの皮膚疾患では診断と治療を慎重に進めていかなければいけません。
かゆみを示す皮膚疾患では、最初に外部寄生虫症、微生物感染症について評価して下さい。
この時点で問題があると判断されたら治療をします。
外部寄生虫や微生物の感染がないときは、アレルギーについて評価します。
主なアレルギー性疾患には食物アレルギーとアトピー性皮膚炎があります。
食物アレルギーは除去食試験、アトピー性皮膚炎はアレルギー検査で評価して下さい。(詳細は当院HP)。
「アレルギーのテストは項目が多すぎてあまり役に立たないから勧めない」ということはありません。
はっきりとアトピー性皮膚炎と診断された場合は治療に専念できます。
診断がつかずに治療をするより納得できるはずです。
アトピーの治療はアレルゲンを減少させる、処方食、皮膚の状態に合わせたシャンプー、投薬による治療から開始します。
それでも改善...2006/05/08 18:04 -
耳を痒がっているようですね。
外耳炎を含めて耳の中に何らかの異常があると思われます。
外耳炎は早めに対処しなければいけません。
放置すると悪化し、治療にかかる日数も長くなります。
診察するとすぐに原因が判明しそうです。
何もなければ安心できますし、一度診察を受けてみるとよいでしょう。
2006/05/06 12:22 -
皮膚疾患の原因は多様です。
虫といってもどのような虫かで治療法は異なります。
治療よりも副作用を予防したいケース、あるいは副作用以上に治療を優先しなければいけないケースもあります。
治療に不安があるときは、原因をはっきりと説明してもらい、治療の目的やその必要性をしっかりと説明してもらいましょう。
たとえば、重度の細菌感染があるなら抗生物質は副作用以上に必要な治療になるかもしれません。
アレルギー性皮膚炎や疥癬などかゆみが異常に強い場合は短期間に限ってステロイドを使用しなければいけないケースもあります。
皮膚疾患では同じ診断がついたとしても、ワンちゃんによって治療法が変ることはよくあります。
治療の目的やその必要性など担当の先生に確認しましょう。2006/05/06 12:18 -
目の周りに見られる皮膚疾患はかゆみがあるもの、ないものを含めて多様です。
まずは正常なのか異常なのかしっかりと区別してもらうことが大切です。
亜鉛欠乏性皮膚炎の中でも亜鉛の摂取不足によるものであれば、亜鉛投与によって速やかに改善することが多いです。あるいはバランスのとれた食事を与えることでも改善します。
しかし、いくら亜鉛を与えても亜鉛の吸収がうまくできない場合は症状のコントロールが困難なことがあります。
また、亜鉛欠乏性皮膚炎の症状の主体はフケやカサブタで特に、顔、肘、膝によく見られます。
ときには脱毛、紅斑なども見られます。2006/05/06 12:05 -
猫ちゃんの頬から首にかけて脱毛が見られることはよくあります。
その場合は必ず掻いていないかどうかを確認して下さい。
あるいはカサブタがあったり、傷がないかも重要です。
耳の中はどうでしょうか?
耳垢が多くないでしょうか?
1つの脱毛でも、様々な皮膚疾患が考えられます。
診断のためにはどのような皮膚症状であるかをしっかりと確認することがとても重要です。
2006/05/04 18:56 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
junoちゃん自身の毛を咬むようなことはないのでしょうか?
もしあるなら、病院で皮膚の状態をチェックして下さい。
また、全身状態をチェックして何らかの疾患にかかっていないかを確認することから始めましょう。
健康上の問題がない場合、行動学的な問題として捉えるのも1つの見方です。
過度に舐めるということは心理的な原因があるかもしれません。よだれも同じ問題によって起こっているかもしれません。
しかし、単に心理的な問題でしょう、で終わっていては解決はしません。
どのようなことに対して、どのような気持ちになっているのかを探っていくのが行動学的な診断、さらに、どのような対策をするかが行動学的な治療になります。
そのためには多くの情報とその情報を解釈する専門的な知識が必要です。
一度、行動学に精通した専門家に相談してみてはいかがでしょうか?
2006/04/30 09:58 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
赤黒く変色したと聞くと、その部位を舐めていないだろうか?と考えます。
頻繁に舐めていたり、口の周りには唾液が付着します。
時間がたつと、唾液がついていた場所が赤黒くなってきます。
アトピー性皮膚炎や食物アレルギーのワンちゃんは指をよく舐めます。
そして、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーでは食事療法でかゆみが減って舐める回数が減ることがあります。
あまりに指を舐めすぎて、炎症を起こすときは必ず原因があります。
食物と関連しない原因もありますので、変色が激しい場合は、一度診察を受けましょう。2006/04/28 18:22 -
目の縁の皮膚が赤くなるときは、気をつけて下さい。
瞼の皮膚炎は比較的よく見かけます。
このときは、その他の全身の皮膚疾患と同じように考えて診断を進めます。
問題がないかもしれませんが、一度診察を受けると問題があるかどうかがはっきりとすると思いますので、一度病院へ行ってみましょうね。
2006/04/28 18:15 -
耳の内側とは耳介の内側のことでしょうか?
この部位が黒くなる場合、2通りほど考えられます。
まず1つは、担当の先生からお話があったとおり、甲状腺機能低下症を含むホルモン異常がある場合に黒くなることがあります。
この場合、外耳炎がなければ、耳は単に黒くなるだけで、肥厚や過剰な耳垢は多くありません。
ただ黒くなっただけというケースではホルモン異常を疑うことがあります。
別の原因は慢性外耳炎です。
慢性の炎症があると、色素沈着によって黒くなります。
この場合、炎症によって同時に耳介が肥厚するので分厚くなります。
また、耳がしわしわになったような外観を示します。
このような原因で黒くなっているのであれば、外耳炎を治療してあげると改善してくると思われます。
アレルギーがあるワンちゃんでは外耳炎がよく起こります。
この点も含めてよく診てもらいましょう。2006/04/28 18:11 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
耳介辺縁に見られる皮膚疾患は非常に多様です。
寄生虫、真菌症、昆虫に噛まれたことに対するアレルギーなど診断や治療が比較的されやすいものから、難治となる免疫異常、ホルモン異常、角化異常などがあります。
その他の症状や病歴を確認し、検査ができる疾患から順番に確認していくことが重要です。
この場所は検査しにくいですが、バイオプシー検査も有効な検査となるかもしれません。2006/04/26 13:56