今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|35ページ目
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病院への恐怖からくる行動でしょう。
この対策は非常に根気が必要で、また正確な行動療法の知識が必要です。
しかし、どれほど一生懸命に治療しても咬むという行動を完全に抑制することはできないことが多いです。
特に、大きな音に対しても敏感であったり、留守番が苦手であったりすることが重なると非常に困難です。
また、アルファシンドロームにあるケースも見かけます。
しかし、ワクチンやフィラリア予防は欠かせないでしょうから何らかの対応は必要です。
恐怖からくる行動を放置していては、去年と今年の違いのように年々ひどくなる傾向があります。
治療は行動療法と薬物療法を併用して実施します。
また、その前準備として、チャッピーちゃんと飼主様の家族全員との信頼関係を再度作り直す必要があります。
その方法については当院HPにも少し記載していますので、参考になさって下さい。
しかし、治療は必ず専門家に相談し...2006/04/11 22:02 -
まずクッシング症候群の診断をはっきりさせることが重要です。
もし、長い間ステロイドを内服をしていたら、これも検討しなければいけません。
万が一クッシング症候群と診断された場合は、治療は簡単なものではありません。
オペプリムを使用するなら、副作用のチェックや投薬量の調節のために定期健診が必要です。
また、クッシング症候群による合併症には特別に注意する必要があります。
血尿を繰り返すのは、細菌感染による慢性膀胱炎を合併症として発症しているのかもしれません。
クッシング症候群による合併症については担当医によく聞いて、今現在の状態から合併症が起こっていないかどうかチェックしてもらいましょう。
2006/04/10 14:52 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
音への恐怖症は、子犬の頃から現在に至るまで外部の刺激に触れる機会が少ないことも大きな原因になっているかもしれません。
あるいは恐がるようになった3,4年前に何か恐い思いをしたのかもしれません。
過去の雷によるパニック中に、柵にぶつかって痛い思いをしたなどがあれば、これらも恐怖を抱く原因になります。
また、今現在の雷がなったときの夜輝さんのなだめ方も非常に重要な改善あるいは悪化原因になります。
雷がなって恐がっている時に、なだめたりするとそれが褒美となり恐怖症が悪化しかねません。
あるいは、ワンちゃんは言葉が話せない分、人の気持ちを察することに優れています。
ワンちゃんの行動に対する夜輝さん自身の不安は、雷で恐い思いをしているラッキーちゃんの恐怖を助長します。
また、1つの音に恐怖を抱くと、将来、別の大きな音に対しても恐怖を抱くことがあります。
音恐怖症の対策は非常に時間が...2006/04/08 11:27 -
脱毛の原因はたくさんあります。
食事の量は獣医師に確認すると過不足について評価してくれるでしょう。
あるいは、シャンプーのたびに毛質が変化するなら、シャンプーのせいかもしれません。
指を舐めるというのは、皮膚疾患かもしれないし心理的な不安からくるものかもしれません。
これらは実際の行動を見たり、様々な治療を重ねた上で判断されるものです。
感染する皮膚疾患として疥癬や糸状菌を連想しますが、そんなに頻繁なものではありません。
診察を受けたり、今後の症状の変化でこれらは診断できます。
そして、皮膚に何も異常がなければ、成長過程による脱毛も考慮します。
もし、指を舐める行動が心理的な不安からくるようであれば、できるだけ早く対策を考えて下さい。
首輪を嫌がることと指を舐めることは、根本的に共通の心理状態にあるかもしれません。
まず、首輪に対する嫌な気持ちを取り除いてあげて下...2006/04/07 18:17 -
出血するほどかゆみが強いなら、必ず診察を受けましょう。
やはり、外耳炎の可能性を考えなければいけません。
外耳炎にも種類があります。
耳の中が黒く汚れているようであれば、耳ダニを含めて考えなければいけません。
耳ダニはすぐに他の猫ちゃんに感染します。
もし、耳ダニが発見されれば、必ず全員の治療をしなければいけません。
1匹だけ治療して完治しても、他の猫ちゃんに感染があれば、いつまでも感染を繰り返すことになります。
もちろん、耳ダニ以外の原因もありますので、診察で確認しましょう。2006/04/06 20:30 -
皮膚の色素変化には脱色または色素沈着、あるいは発赤などがあります。
写真を見る限り、口周囲は脱色も考えられるかもしれませんが、発赤しているようにも見えます。
いかがでしょうか?
実際に見るとはっきりするかと思いますので、この点について診察で確認してもらいましょう。
また、眼の周囲も同じように発赤しているのかもしれません。
特にいつも涙でぬれていたり、頻繁な洗浄でいつもぬれていると発赤することがあります。
ですから、眼の周囲も同じように診察で確認してもらいましょう。
涙が多い1つの要因として、眼に毛があたっていることも関与しているように思えます。
次にアカラスによる影響を考えてみます。
アカラスによる皮膚炎がひどくなると発赤やフケなどが見られます。
逆に、アカラスによる皮膚炎が鎮静化してくると、皮膚に色素沈着が見られ、その結果、皮膚が黒くなることがあります。
アカラス症が色...2006/04/06 20:24 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / 眠れない
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
疥癬は他の猫ちゃんにもすぐに感染します。
ですから、もし、他にもネコちゃんがいるなら完全に隔離しなければいけません。
ここさえ守ってくだされば、疥癬は完治できる皮膚疾患です。
期間は3回の注射をするまでと考えればよいかと思います。
注射をして、直後にかゆみが治まるわけではありません。
あまりにもかゆみが強い場合はかゆみ止めを別に処方してもらいましょう。
一時的なものですが、人やワンちゃんにも感染することがあります。
あまりベタベタと触れ合うことは避けて下さい。
また、環境についてはそれほど神経質に考える必要はありませんが、洗濯や消毒をするにこしたことはありません。
疥癬は他の猫ちゃんから感染する皮膚疾患です。
疥癬の疑いのある猫ちゃんとの接触は絶対に避けて下さい。
特に自由に外出できるような環境であれば、他の猫ちゃんと出会うでしょうから、ここを止めるようにして下さい。
2006/03/30 20:24 -
- 質問カテゴリ:
- しつけ
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
メールの内容から、確かに遊びを誘っているように思えますね。
オーナー様がこの姿を見ていると、かわいくてたまらないでしょうね。その気持ちはよくわかります。
しかし、最近はワンちゃんを飼う方が増える一方で、ワンちゃんによって起こるトラブルも増えています。
トラブルを予防するためにも、ワンちゃんを嫌いな方やワンちゃんを嫌いなワンちゃんに対する配慮を忘れてはいけません。
すずちゃんが鳴くことを嫌がるオーナー様やワンちゃんに対して、すずままさん自身が止めさせることができるように訓練をしなければいけません。
そのためには、すずままさんとすずちゃんの信頼関係を築くのが最も重要です。
人やワンちゃん、猫ちゃんが通っても"まて"ができるようにしっかりと訓練して下さいね。その方法は当院HPも参考にして下さい。2006/03/27 21:46 -
"前足の指の付け根裏を舐め続け赤くただれています"というのは気になる症状です。
特に柴犬では今後よく注意して観察して下さい。
しかし、ただれているようであれば今すぐに診察を受けるべきです。
ドッグフードを食べないときの対処については当院HPを参考にして下さい。2006/03/27 21:17 -
脱毛部位を掻いていないかどうか確認しましょう。
痒みがあるなら、自分で掻いて抜いていることも考えなければいけません。
また、脱毛があるならカビ(糸状菌)の他にも細菌感染やアカラスを考えなければいけません。これらは必ずチェックして下さい。
さらに、毛の発育相(発育期あるいは休止期)もチェックしなければいけません。
脱毛部位が広がるようなら、原因は必ずあるはずです。
このような病変では皮膚生検が有効かもしれません。
今後原因が見つからない場合はこの検査のことを思い出してみて下さい。2006/03/27 21:14