野矢 雅彦 先生の過去の回答履歴一覧|5ページ目
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こんにちは。全く心配することはありません。ちなみに「生理」ということばをよく使われますが、本当は「発情」です。詳細は別として人と違い犬では出血している間に交尾が行われると妊娠するということです。さて、犬の発情出血は、生後7ヶ月~1才半で初めて起こります。初回の多くは期間も短く終わったと思ったらまた発情ということもよくあります。その後は、年に1~2回、平均7ヶ月のペースで発情がみられます。その間隔は、その子自身の本来のホルモン周期に加えて生活環境も影響します。そのよい例が、多頭飼育している家ではだいたい同じ時期にいっせいに発情が開始するようになります(人間の女子寮でも同じことが起こります)。ですから、今まで1年に2回きていた発情が引っ越しをしたら年に1回になってしまったということはよくあることです。また、ときに出血は見られないが発情している(外陰部も腫れない子もいます)鈍性発情の子もいま...
2005/12/03 23:03 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / しつけ
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。まず、ふけと痒みですが、購入元で引き取る直前にシャンプーをしたのであれば原因として考えることはできますがそうでなければ病気も考慮に入れます。耳の周囲を中心としてフケ様のものがでてきた場合は疥癬が考えられます。また、黒い紙の上に犬を置き、フケを落としてみます。落ちたフケを集めてじーっと眺めてみます。虫眼鏡でみるともっとよいのですが、フケがしばらくして動き出す場合にはツメダニです。どちらも人へ害を及ぼします。また、フケのようにみえる他の病気には表皮小環(膿皮症)、皮膚糸状菌症(かび)、栄養性などがありますが痒みはあまりありません。いずれにしても早めに病院へ行って診察を受けて下さい。通常、生後3ヶ月の子犬は、環境の変化や乾燥でふけや痒みを訴えることはありません。トイレのしつけは、最初はシーツを広く(1mx1m位)しておきます。すでに生後3ヶ月になっていますので排泄中は少し離れて見...
2005/12/03 22:24 -
こんにちは。子宮蓄膿症の術後の経過がおもわしくないということですので手術をして下さった先生に黒っぽい出血の内容を検査してもらうことと超音波検査で子宮を切断した部位の検査をしてもらうとよいでしょう。それでも納得がいかないときには他の病院で調べてもらうしかないでしょう。
2005/11/29 01:26 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。血液検査、尿検査に異常がないのに食欲がない場合には消化管の陽性造影レントゲン検査と心臓と腹部の超音波検査を行うと何か分かるかもしれません。吐き気や下痢などがなくとも消化管内異物、炎症、潰瘍、腫瘍、イレウス、腹水などは否定できませんし、腹部臓器の腫大や変位は腹腔内腫瘍や癒着が疑われます。超音波検査では消化管の動き、厚み、肝臓をはじめとする腹部臓器の内部状況がわかります。また、異常が見られなくとも肝臓と脾臓の針生検をしてみると、リンパ腫や肥満細胞腫などがみつかることも結構あります。信頼できる先生がおられなければ、大学病院か専門医を紹介してくださるようかかりつけの先生にお願いしてみてはいかがですか。おだいじに。
2005/11/29 01:06 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
通常の蘇生法であれば蘇生による弊害はまず問題ないはずです。
子犬の発育は個体差があるので今はあまり心配しなくともよいでしょうが生後1ヶ月以上になっても他の子達とあまりにも差があるようでしたら心臓他の超音波検査を受けられてはいかがですか。エコーの専門医であれば生後数週間でも正確な診断を下すことは可能かもしれませんが、ダックスの発育不良の小さな子犬の異常を検出することは困難ですので、ある程度発育を待ってから検査をしましょう。ついでですが、子犬は毎日ほぼ同じ時間に料理秤を用いて体重を量りましょう。出産翌日を除きその後は毎日増加していきますが体重に変化がないときと減っているときは人工哺乳が必要となります。哺乳瓶に吸い付かない場合は胃チューブを使い注射器でミルクを注入しなくてはなりません。やり方は病院で教えてもらいましょう。2005/11/28 23:55 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。血管肉腫の可能性も含め出血の原因と全身状態を探るために詳細な全身の超音波検査と血液検査、血液凝固系検査、輸血適合試験などを行ってから手術の見積もり(手術手技などのことです)を立てた方がEDDYちゃんの負担がより少なくてすみます。しかし、出血がひどい場合(貧血が時間毎に進む場合やすでに重度の貧血の場合)には詳細な検査を待たずに緊急手術を行います。出血が止められるものであればとりあえずは一命をとりとめることができますので手術のタイミングをのがさないように早めに手術をするかしないかだけでも決めておいてください。単なる良性の血腫などの破裂のこともあれば、悪性腫瘍の破裂の可能性もあります。超音波検査がすぐにできるのでしたらおよその推測はできるはずですし、採取した腹水(今回は血様腹水)を検査することで診断がつくこともあります。オスでは悪性腫瘍としては血管肉腫(脾臓、肝臓、膀胱、腎臓他)、各...
2005/11/27 23:48 -
こんにちは。コッカースパニエルの外耳炎は、他の犬と異なり
特殊な病態を示します。治療していても悪化していくのであれば、取り返しのつかなくなる前に皮膚科専門医の診察を受けることをおすすめします。かかりつけの先生に紹介してもらいましょう。音を伴った呼吸ですが、回数も少ないことからリバーススニージング(すすりあげまたは逆くしゃみ)だとおもわれます。
これは生理的に起こるものであって病気ではありません。
ただし、頻繁に起こるようであれば診察を受けて下さい。
おだいじに。2005/11/27 02:55 -
こんにちは。早急に対処する必要がありますね。肝臓のどこがどのように悪いと診断されたのでしょうか。一口に肝障害といっても多くの病態がありその病態によって治療法が全く異なりますので、原因を究明することが大事です。大きく分けると原発性か二次性かです。血液検査、血液化学検査、レントゲン検査、超音波検査をおこないおおまかな分類をします。次に腹水が溜まっていなければ肝臓の針生検術を行います。この検査でかなりの情報がつかめますが、はっきりしない場合やもっと詳しい情報が欲しい場合、腹水が溜まっていて針生検ができない場合などには開腹手術や腹腔鏡による肝臓生検を行います。手術に耐えられる状態であればここまで行うことがお薦めです。はなこちゃんは、本文からは肝障害のタイプがわからないので、針生検位はしたいものです。先生に相談して二次診療病院を紹介していただいてはどうですか。肝障害のある子は腎障害を起こすことも...
2005/11/27 02:34 -
こんにちは。診察をしていないのではっきりしたことは申し上げられませんが、元気食欲ともにあり、尿検査やその他検査でどうしても早く手術をしなくてはならないという状況でない限りは、すぐに手術というのは私は賛成できません。尿道閉塞を起こし排尿できない場合と結石で膀胱が満たされている場合はすぐに手術を行いますがそうでない場合は内科的治療をしながら様子を見ます。なぜならば、膀胱結石は体質が原因でなる病気ですので、食餌療法のあまり効果のない結石であった場合には摘出しても半年も経てばまた結石ができてしまうのでその度に手術をすることになり身体に負担をかけるからです。まずは結石の種類を特定し全身状態と膀胱の状態をよく把握すべきです。結晶が検出できないときはとにかく尿検査をこまめに行い、結晶を探します。ポイントは尿を採るときに排尿の最初と最後の尿を採ることです。また、女の子なので結石が尿と共に出てくることが...
2005/11/27 01:21 -
こんにちは。2日前に新しいフードを開封して与え、2頭とも胃腸系の異常を出していることからフードが痛んでいた可能性が最も考えられますが、2頭とも子猫ですのでネコ伝染性腸炎(ネコパルボ)など伝染病の可能性も考えられます。子猫は体力がないのでできるだけ早く病院に行って下さい。
2005/11/25 01:38