井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|126ページ目
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15歳の小さな命が苦しそうにしているとの事。とても心が痛む事と思います。
熟練した獣医師は聴診である程度の診断が可能です。しかし、聴診で判ることは限られております。
血液検査やレントゲンや心電図での解析は受けたのでしょうか。入院や投薬は後から考える事であって、先ずは診断です。
今その子が何に苦しんでいるのか、何と戦っているのかを家族が知ってあげることが重要です。そういうプーマー様はすでに判ってあげた上で寄り添ってあげたいと心に決めているから、ここに相談にいらっしゃったのですよね。
その上で完治が望める病気なのか・内科的に症状を抑えながら共存すべき病気なのか・自宅で様子を見ることが幸せなのかを主治医と話し合いましょう。
飼い主の方と愛犬の幸せをお祈り申し上げます。どうぞお大事にしてください。2016/06/22 01:20 -
今晩は。
トイプードルはあらゆる犬種の中で一番整形外科的な疾患にかかりやすいです。
肩や肘関節の脱臼や橈骨尺骨の骨折も考えられます。頸椎に原因がある場合もございます。人間の腰痛と同じで痛いのを我慢させるのは可哀そうですし、危険でもあります。
治療は早い方が良いので、是非動物病院を受診してください。治療法はレントゲン結果などによる診断名がございませんと何とも言えません。
お大事にしてください。2016/05/30 00:45 -
今晩は。
咳の頻度はどの程度なのかわかりませんが連続して咳き込むのでなければもう少し様子を見ても良いのかもしれません。
さて、原因ですが、ガス吸入麻酔を行った場合にはイソフルレンなどの麻酔ガスそのものによる刺激・気管チューブ挿入による機械的刺激・麻酔の前後で嘔吐をして胃酸による炎症などが考えられます。
また、当院でもよくあるのですが、入院中ずっと鳴き続けて声帯が炎症を起こしている場合も考えられます。
もちろんウィルス感染や細菌感染が原因で起きることもありますが、これは拝見せずにお話しすると誤解を招くかもしれません。
ほとんどのケースは時が解決しますがご心配でしょうから一度術後の経過を診て頂いたらどうでしょうか。
元気がないのは精神的にも肉体的にも疲れているのでしょうから、ある程度はやむを得ないと思います。
腹帯や着慣れない洋服を着ているとそれだけで元気がなくなることも...2016/05/30 00:37 -
今晩は。
血管肉腫の末期で腹腔内に出血が始まっていると致しますと、飼い主の方もきっとご覚悟は頂いていることとお察し申し上げます。
貧血が進んでいるのでいくら呼吸をしても酸素が体の隅々まで送りきれず、酸欠で苦しいのでしょう。今の苦しみを少しでも改善するのはやはり酸素テントです。
鼻道を拡張して通りをよくしたり渇きを抑える点鼻薬を処方して頂くとさらに良いでしょう。
酸素テントはご自宅にレンタルしてもらえば、業者と直接取引で1か月1万五千円くらいで借りられると思います。この料金で酸素室と酸素発生装置が借り受けられます。1日計算ですと1日1500円くらいと設置料が相場だと思います。
入院して点滴をするのも延命と考えると良いかもしれませんが、愛犬にとって一番大事な飼い主との限られた持ち時間を盗んでしまうことになりかねません。最後の時を迎えるフィナーレが医療者だけに囲まれて悲しいこと...2016/05/20 00:37 -
今晩は。
体が小さいうちは元気に見えても下痢が続くと心配です。
原因にかかわらず、先ずはワクチンを受けた病院で診察を受けましょう。
ワクチンの副作用には色々ございます。
今回は特にアレルギーだけに絞ってお話しいたします。
注射直後数分で出るショック症状を伴うもの・帰宅したころに顔が腫れて唇や瞼が分厚くなるもの・半日以上たってから下痢や食欲不振などを起こすものなど、発症のスピードではこのように分かれます。
副作用だとすると最後の場合に該当するかもしれません。
しかし、他にもいろいろな原因で下痢は起こりえます。精神的ストレスや食事内容あるいは寄生虫や細菌ウィルスの感染で下痢を起こすことも子猫のうちは多いものです。
食欲のあるうちに便を持って受診しましょう。
お大事にしてください。
2016/05/17 00:15 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
今晩は。
12歳は人間の年齢では64歳くらいです。
どちらかというと高齢ですが一般的に手術の危険性が高い年齢ではございません。
むしろ、この年齢ぐらいから人間でも犬でも麻酔が必要な治療が増加してくるものです。
とは言ってもご心配でしょうから、血液検査で内臓の状態や貧血や血小板の異常がないか調べ、レントゲンや心電図で心肺機能を評価してから麻酔を決定した方が良いでしょう。
手術をせずに抗生剤で多少先延ばしにはできる可能性はございますが、そのうち目の下の頬骨が壊死し皮膚に穴が開き目の下と口腔内が貫通してしまいます。
また今は愛犬は頬の痛み歯髄の痛みに苦しんでいるわけですから、麻酔が可能なのであれば是非手術を受けた方が良いでしょう。
1度や2度は抗生剤で散らせても、さらに高齢になった時にリスクがあっても手術をせざるを得ない時期が訪れます。
どうかよくご検討ください。お大事にしてください。2016/05/13 00:01 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
一番一般的な処方の流れとしては
1.昨年の予防の有無と予防の期間を聞く
2.健康状態を聞き体重測定や聴診をする
3.血液検査(成虫抗原を検出やミクロフィラリアの検出)
4.結果が出るまでの間に予防薬の種類や方法を説明
5.結果陰性であればご希望の薬と回数を処方
です。
当院の場合、1、の投与回数と期間を満たしていれば、飼い主が血検を希望しない意思表示をした場合には省略することもございます。
この薬は要指示薬ではございますが、血液検査をせずに処方することが違法なわけではありません。しかし、万が一フィラリア感染犬に服用させると何らかの副作用が生じることがございます。死亡の危険性もないわけではございません。
昨年の大分県での推奨される予防期間での投薬が満たされていないのであれば、必ず血液検査を受けるべきでしょう。十分な期間に投薬を行っているのであれば、主治医の先生と話し合って検査を受けるか、心配...2016/05/12 23:48 -
今晩は。
咳は色々な要因で起こります。年齢が判らないので高齢であったと仮定してお答えします。
原因として挙げられるのは僧帽弁閉鎖不全からくる場合が圧倒的に多いです。
しかし他にも、気管虚脱・副鼻腔炎・気管支炎・歯根膿炎・気道や肺のどこかに腫瘍ができた場合にも咳が出ます。
症例としては少ないですがアレルギーが原因の咳も報告されております。
2年間は人間では8年から10年に相当します。もう一度しっかりと主治医の先生に検査をして頂きましょう。
心不全からくる肺水腫で咳が出る場合には興奮した時や散歩の後や、気温が上がった時に悪化します。このケースですと緊急の治療が必要になる危険性もございます。
あまり様子を見ずに診察を受けましょう。
お大事にしてください。2016/05/10 23:43 -
犬の情報が少ないので何とも言えないのですが。
メスで避妊をしていないということでよろしいでしょうか。
泌尿器系のなんらかの感染症が疑われます。
膀胱炎や膀胱結石が疑われますが、避妊をしていないのであれば子宮蓄膿症の有無も考えなくてはいけません。
確定診断のためには尿検査・レントゲン検査・血液検査が必要だと思います。
ただし、検査を受けずに抗生物質で様子を見るという方法も全くないわけではありません。検査の取捨選択はかかりつけの先生とよくご相談ください。
お大事にしてください。2016/05/03 22:40 -
まず念のためにお話しいたしますが、フィラリア予防薬は要指示薬ですので、ネット度の販売は無いことが前提になります。ですので本来は処方した獣医師の指導に下に使用することとなります。
健康な犬であれば、これらの薬は併用して問題ございませんが、体に合わないことによる副作用が出た時に何がいけなかったのか判らなくなりますので、数日ずらして投与したらいかがでしょうか。
ただ、ネクスガードとハートガードプラスを与えるのであれば、ネクスガードスペクトラを服用させれば、ノミ・ダニ・フィラリア・消化管寄生虫が一度に予防駆虫できますのでお勧めです。
お大事にしてください。2016/04/21 22:28