井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧｜128ページ目

　今晩は。
　
　心臓病に関する処方薬はとても洗練された組み合わせだと思います。逆に申し上げればこの組み合わせ無くしては、血液の循環が安定できないほどに心不全は厳しい状況なのだと思います。

　さて、ヘルベッサーですが、これは非常に一般的なカルシウムブロッカーと言われる血圧を下げる薬です。血管でのカルシウムの働きを阻止して血管が縮まないようにします。
　エースワーカー等のＡＣＥ阻害薬と組み合わせて使うことは一般的な方法と言えましょう。
　しかし、ご指摘のように血圧が下がりすぎる心配はございますので、使い始めはよく様子を見た方が良いです。心臓を診てもらっている先生に服用中の状態を一度診察してもらうと良いでしょう。

　いずれにしても、この子の場合には副作用よりも血管をしっかりと拡張させて血液の逆流を防ぐことが一番重要です。服用をためらわずに続けた上で、もう一度状態をモニターして頂いた方が...

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今日は。

　コンフォティス錠はとても安全性の高い薬なので多少多めでも内臓に心配はないと思います。ただ、吐き気が出る可能性がかなりございます。
　ダニは吸血するだけではなくいろいろな病気を媒介しますので予防薬は続けた方が良いでしょう。

　ただ、一般的に体重１キロあたり30から60ミリグラム服用すれば良い薬ですので、体重1.2キロのヨークシャーテリアであれば３６ミリグラム飲めば効果が出ます。
　ですのでコンフォティスＳ錠であれば１４０ミリグラムですので約３分の１の量を与えれば効果が出ます。さらに吐き気を抑えるためには６分割したものを朝晩１かけらずつ与えてみてはいかがでしょうか。もちろんその１回で効果は１か月続きます。

　ここでは特定の銘柄や薬品名で推奨することは禁止されておりますのでどのメーカーのどのタイプが良いのかは控えさせていただきます。
　お大事にしてください。

追伸
　1/3を２回で...

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　今日は。
　
　ネットで調べてなぜビクタスが皮膚病の薬と思われたかは判りませんが、夏場は化膿性の皮膚炎が多いのでそれに対する処方例をたまたま多く見たのかもしれませんね。
　この薬はニューキノロン系の抗生物質で副作用も少なく広範囲の細菌に効果がありとても優秀な比較的新しいタイプの物です。量が妥当かどうかは体重次第なのでわかりません。

　肺炎なのか心臓病に起因する肺水腫なのかは重要なところなので、その辺は飼主もよく症状の推移を観察し、獣医師にその変化を伝えましょう。

　お大事にしてください。

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　今晩は。
　
　とてもお辛い日々を過ごされている事と思います。
　ペットは家族という事はもっともなことですが、ペットは10年以上生きます。長い年月の間に人は年老いていきますし、治らない病気にもなります。家族の在り様も変わってきます。ですのでそれを実践することはとても大変なことです。

　さて、リッキーちゃんの症状ですが、認知症の可能性がございます。認知症を完治させることは困難ですが、症状の緩和はある程度可能です。かかりつけの動物病院に相談されてはいかかでしょうか、きっと改善策があるはずです。

　しかしながらいつの日かは、それでもままならない時期が訪れる事もございます。その時には最悪の決断と考えずに、それを含めてご両親とじっくりと話し合ってください。ご両親の生活が成り立たなくなっては、リッキーちゃんにとっても不本意な事になるでしょう。
　もしその日が訪れた時には、13年間一緒に暮らしてき...

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今晩は。
　
　飼主の方が仰る通り自分が一番偉いと思う権勢症候群である可能性がございます。もしも去勢手術をしていないのであればまず手術が先決です。
　ただし、部分てんかんによる焦点発作の一種で怒り発作を起こしている可能性もございます。

　いずれの場合でも専門的な指導あるいは薬物療法が必要かもしれません。自己判断でのしつけは怪我の元ですので動物病院で相談されると良いでしょう。

　気を付けて頑張ってください。

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　症状的には出血性カタル性腸炎と言われる状態です。さまざまな原因でこのようなことが起きます。
　単純な一時的消化不良であればよいのですが、ジアルジアなどの原虫が原因で起こる場合や炎症性腸疾患という非常に難治性の高い病態まで様々です。アレルギーが関与していることもございます。

　大事なことは、自己判断せずに便をもって動物病院を受診する事です。

　下痢は腸に出来た皮膚病の結果とも言えます。原因究明まで非常に長期間を要することもございます。根気よく治していってください。

　お大事にしてください。

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　かかりつけの先生がおっしゃるように15時間空いていますので心配無いと考えられます。
　ただし、それでも心配であれば、飼主の方の精神衛生上良くないでしょうから安心のために追加で与えても差し支えありません。もともとこの薬は非常に安全域が広いので数倍飲ませても副作用は出ません。（血液脳関門の機能の低いコリーやシェルティーなどの一部の犬種ではリスクがございます。）

　話は全く変わりますが、この薬を与えるとしばしば吐くのであれば薬の種類を変えた方が良いのかもしれません。場合によっては外用薬や注射による予防に変更した方が良いのかもしれません。これに関しては主治医の先生とご相談ください。

　お大事にしてください。

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　以前からヨーロッパでブドウ農園で飼われている犬が早期に腎不全になる事が噂で言われておりました。しかし、ブドウの実が原因である事が判ったのはつい最近の事です。
　しかしながら、ブドウのうちどの成分が犬にとって腎毒性があるのかはまだ検証中です。特に干しブドウだと少量で中毒を起こす事から種以外の部分に在る物が原因と推測されますが種の中の成分については不明です。
　グレーゾーンと言うことで答えになっておりませんが、犬用として販売が禁止されている物ではございません。行間を読み取ってください。

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　すぐにセカンドオピニオン等を考えるんではなく、同じ検査を数回行っていき、数字の変化を見て頂きましょう。
　訓練で疲れていたり高温で脱水気味だったところに下痢まですると、腎不全ではなくても一時的にＢＵＮやクレアチニンが正常値より高くなることもございます。

　まずはゆっくりと楽しく自宅で過ごさせて、新鮮な水を十分に飲ませ、肉の食べ過ぎを控えてバランスの良いドッグフードを与えて、下痢を直してから再度検査を受けてみましょう。もちろん同じ医療機関で同じ検査法で測定しませんと比較できませんので、そこのところご注意ください。
　食事に関しては主治医の先生にご相談されると良いでしょう。

　お大事にしてください。先天性腎不全ではないことを願ってご健康をお祈り申し上げます。

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　どの子が吐いてしまったのか判らないのであれば、全頭に再度与えた方が良いでしょう。この場合に、1週間も間隔をあける必要はございません。すぐでも大丈夫です。
　ただし、吐き気が治まっていないのであれば、落ち着いてからにしてください。

　フィラリアの予防薬は誤って数倍の量を与えても通常は副作用はございません。
　コリーや一部の犬種の中にまれに血液脳関門の遺伝的な機能不全があり、その場合にはリスクがございます。シュナウザーではあまりご心配されなくてもよいと思われます。

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