だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|151ページ目

2438件中 1501 ~ 1510 件目を表示

  • 足の腫瘍

    質問カテゴリ:
    手・足の異常

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

     悪性腫瘍に対して私たち獣医師が何ができるか。これは非常に難しい問題です。
     
     治療計画を考えていくときに重要な事が三つございます。

    ①発生部位
     完全摘出が可能なのかどうか。これは後遺症を残さずに摘出が可能であることを示す事もあれば、重大な障害を残しながらも術後生命が維持できる事を示す事もございます。
     今回でいえば歩ける状態を温存しながらの摘出は困難だと言う事なのか。あるいは、股関節からの断脚でも完全な摘出ができないほどに転移や浸潤が進んでいるのかです。

    ②腫瘍の病理学的鑑定
     肉腫やがんによっては発生の初期から遠隔転移が起こるものもございます。また病理所見上すでに血管やリンパ管に腫瘍細胞が存在するのかどうかです。この場合には局所の手術を行うことがかえって体力や免疫力の低下を招き、状態の悪化に陥りかねません。

    ③動物の状態
     抗がん剤の使用や手術に耐えうる体力があるのかどうか。...

     2008/02/09 15:06

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  • 耳血腫と診断されました

    質問カテゴリ:
    耳の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     耳血腫にはたくさんの治療法がございます。ステロイドとインターフェロンを注入する方法や切開してテーピングで圧迫するだけの場合から、切開後に特殊な支持体を用いて縫合する方法・数箇所手術糸だけで縫合する方法など、極端な事を言えば動物病院の数だけ治療法の種類があると言っても過言ではございません。
     どのような治療法を行うのか・予算はどのくらいなのかは、その動物病院の獣医師にしかわからないと思います。ただし、治療終了までの総額は獣医師にも予測がつきにくい疾患でございます。

     2008/02/09 01:41

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  •  一般的にミニチュアダックスの場合は5歳で初産はあまりお勧めできません。2.3歳で初産することから比べれば危険性が高いと言えます。
     しかし妊娠は可能ですし出産も可能です。母子ともに健康に妊娠出産を乗り越えられる可能性のほうが危険性を上回っていると思います。
     ただし、リスクとして妊娠出産時の椎間板ヘルニアの危険性・循環器系の問題・内蔵機能の衰えの問題・体力や産道の柔軟性の衰えで帝王切開になる可能性が高くなることを理解された上で判断してください。
     実際に拝見しないで相談に乗るのは危険です。個々の動物によって加齢変化や生活習慣病の有無は異なります。主治医の先生にの診察を受けレントゲンや血液検査を受けた上で指示を仰いでください。あなた自身も出産時にするべきことをよく勉強しておかないといけないでしょう。
     お大事にしてください。

     2008/02/03 00:21

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  • フィラリア検査について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     フィラリアの検査を行う理由は二つ考えられます。ひとつはフィラリアにかかっている犬にフィラリアの予防薬を投与いたしますと、まれに副作用が出る事があるからです。多数寄生している動物に投与いたしますとごく稀に死亡する事もございます。もうひとつはフィラリアを早期発見できれば、安全に治療できるからです。
     フィラリアの予防薬は犬の体内に入ってから1から2ヶ月経って脱皮をした子虫を駆除する薬です。埼玉県であれば4月頃から蚊がいても5月末から12月上旬ごろまで月に一回投薬していれば、ほぼ完全に感染を阻止できます。蚊の棲んでいる環境が15度以下になると蚊の体内でフィラリアの子虫が発育できなくなるので、早春に蚊がいても心配はございません。
     もし、予防薬の飲み忘れや、大事な時期に一定以上投与の間隔を空けてしまった場合には、血液検査を希望した方が良いでしょう。
     私の病院でも基本は飼い主の方と昨年の予防...

     2008/02/03 00:08

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  • フォルテコールについて

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明

     少々ややこしい話から先ず始めますが、薬の作用をご理解いただくために辛抱して読んでください。
     腎臓は腎臓の細胞自体が栄養や酸素をもらう血管と、尿を作るための機能的血管が同じ血管です。言葉を変えれば同じひとつの血管が腎臓に栄養を与えながら尿を作る構造を形作っているわけです。
     ホースで庭に水をまくときに遠くまで水を飛ばそうとするとホースの出口を手でつぶしますよね。もっと遠くに飛ばそうとさらにつぶすと最後には水が出なくなりますよね。同じ事が腎臓でも行われます。腎臓の血の巡りが悪いと血管の直径が狭くなり圧力を維持しようとします。それでも維持できないとさらに細くなって最後には血流が止まってしまうのです。そうしますとそこの腎臓の細胞は酸欠で死んでしまうのです。こうして腎不全は一度起きると徐々に進行してしまうのです。
     フォルテコールは血管に働いて腎臓のネフロンという構造に充分に血液が供給するよ...

     2008/02/02 23:32

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  • 妊娠犬の食事について

    質問カテゴリ:
    食事、栄養について

    対象ペット:
    / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     大事なときです。様子を見ないで主治医の先生とよく相談してください。妊娠中あまりにも食事量が少ないと低血糖や低カルシウム血症を起こす事もございます。胎児にも悪影響が出る事もございます。
     様子を見て頂いてもよい程度なのか・ほかに何か疾患が隠れていないのか・単純に栄養剤の投与を数日受けるだけで改善するのか・・・よく診てもらってください。
     お大事にしてください。

     2008/02/02 01:09

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  • 歯石除去後の様子について

    質問カテゴリ:
    歯・舌・口の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     おそらく歯槽膿漏を併発しているのではないでしょうか。歯石は細菌のかたまりですので、その奥でいつの間にやら歯肉の炎症がひどくなり、歯茎が後退し歯根がかなり露出している事が予想されます。
     今どのような状態なのか・抗生物質は必要ないか・今後のケアーの仕方は・・・など、これからの事を良く聞いた方が良いと思います。
     お大事にしてください。

     2008/02/02 00:56

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  • 重大な疾患で不安でなりません

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     形成不全という先天的な問題は個々に病態が異なります。一般論として拝見していない獣医師が軽率に答えられるものではございません。
     薬さえ飲んでいれば大丈夫なのか・普段の生活をさせてよいのか・・・教える事ができるのはそれを診断した獣医師です。
     重大な事ですので、もう一度しっかりと主治医の先生に相談してください。他の意見を聞く場合にはセカンドオピニオンと言いまして、この場合には実際に診察を受け、必要な画像診断を受けて話を伺う必要があると思います。
     時間を気にせず納得がいくまで質問をされてよいのです。マロンちゃんのためにそれができるのは、あなただけなのですから。
     どうかお大事にしてください。

     2008/02/02 00:50

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  • 風邪?乳首のどのしこりについて教えて下さい

    質問カテゴリ:
    のどの異常 / その他

    対象ペット:
    / ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

     見た目の症状やしこりがあるという事だけでは、全く何も推測できません。しかし、何か大きな問題を抱えている心配があると思います。確かに単純な風邪?(呼吸器系の軽度な感染)なのかもしれませんが、高齢ですので症状が続くようなら心配です。
     血液検査・レントゲン検査は受ける必要があると思いますし、できればそれぞれのしこりの細胞診も受けたほうが良いと思います。
     呼吸器系の疾患・循環器系の疾患・腫瘍による症状・内臓の機能不全・感染症など、いろいろな病態が疑われます。一つ一つ丁寧に疑わないといけないでしょう。
     お大事にしてください。

     2008/02/02 00:38

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  •  慢性腎不全は非常に厄介な病気ですが、治療次第ではかなり長期間コントロールが可能な病気ともいえます。かなり多数の猫が高齢になると罹患する病気でもあります。特に高度医療や先進的画像診断が必要な病態とは考えにくいので、かかりつけの先生での治療の継続で良いでしょう。
     文章を拝見する限りではスタンダードな治療を受けておられるものと思われます。しかし、BUNの数値を見る限りでは主治医の先生のおっしゃるように点滴に通われる回数を増やしたほうが良いと思います。
     自宅での点滴についてお話しいたします。現在の獣医師法では飼い主の方が点滴を行うのは、それがたとえご自身のペットであっても法律違反になる可能性がございます。どのような立場の方が見ておられるか分からない公開質問ではこのようにしか答えられませんが、病院によっては○○○なところもございます。しかし公に○○○とは即答はしないと思います。
     しかし、私としては...

     2008/02/01 01:32

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