井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|190ページ目
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どのくらいの大きさのムカデだったのでしょうか。大ムカデの仲間でなければ、さほど心配は要らないでしょう。しかし人差し指程度以上の長さのムカデですと、激痛や局所の炎症や発熱が起こりますし、度重なりますとアレルギー性のショックを起こすこともございますので、注意が必要です。
ムカデの毒の中身は主にヒスタミンと蛋白分解酵素です。治療は、動物病院での治療はステロイドと抗ヒスタミン剤の注射や内服になりますが、もし軽傷で自宅療養で様子を見るのであれば、抗ヒスタミン剤と副腎皮質ホルモンの入った軟膏を塗布すると良いでしょう。
ただし、虫に関してはあまり過敏になる必要はないと思います。どちらかと言うと有毒園芸植物や農薬による中毒のほうが、よくお目にかかります。2006/10/20 00:35 -
- 質問カテゴリ:
- のどの異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
毛虫の種類により有毒のものや無毒のものがございますが、ほとんどのものは一時的な症状だけです。特にチャドクガやイラガの幼虫の毛に触れますと激痛がございます。
唇や口腔内に毛鉤が刺さったままですと何時までも違和感が続きますので、セロテープなどで貼り付けて取り除きましょう。
咽頭に炎症がありますといけませんので、念のために診ておいてもらった方がよいと思います。2006/10/16 23:28 -
確かに心の傷だけである可能性もありますが、この症状をトラウマと考えてよいかどうかは異論がございます。
頚椎や脊髄神経やそこから出る神経に外科的問題や膿瘍などが無いかどうか、もう一度念のために精査しておいたほうがよいのではないでしょうか。
言葉がしゃべれないのですから、吾郎ちゃんの叫びを心の問題だけで片付けるのは早急すぎます。2006/10/14 00:45 -
嘔吐も下痢も症状を指している言葉ですので診断名ではございません。今は対症療法を行っている最中だと思います。
今の治療を続けた結果よい反応が出ないのであれば、再度病院で診察を受け必要な検査を行った方がよいでしょう。
検査に異常が無ければ体質と食事が合わない等の問題かもしれませんので、食事を変えてみる(あるいは処方食を選んでもらう)のも一方です。
どうぞお大事にしてください。2006/10/14 00:35 -
局所の痛みがなく・筋肉が少ない・麻痺・・・確かに、整形外科的問題が無いと言う点では診断に問題は無いと思います。しかしもっと大きな問題が起きている可能性がございます。
これらの症状からすると脱神経性筋萎縮が起きていることが危惧されます。神経系統に詳しい獣医師の診断を仰いでください。2006/10/14 00:26 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
広い意味で皮膚病には違いないのでしょうけれども、ほとんどの皮膚科疾患で赤い湿疹ができますので、このデーターだけでは無責任に病名を絞り込むことはできません。
病院でしっかりと検査をしてもらってください。診断がつくのに時間がかかる皮膚病もございますので、じっくりと治療を続けてください。
お大事にしてください。2006/10/14 00:16 -
末梢神経はシュワン鞘と言う構造によって囲まれて守られております。
このシュワン鞘が腫瘍化したものを神経鞘腫あるいは神経線維腫・シュワン鞘腫といっております。おそらくこれのことを末梢神経性腫瘍と説明されたのでしょう。
この腫瘍には良性と悪性があり、悪性のものを特に神経線維肉腫と呼んでおります。摘出した組織を再度病理検査しておいたほうが良いでしょう。
この系統の腫瘍には抗がん剤が非常に効きづらいので、もっぱら外科適治療が最優先されます。
お大事にしてください。2006/10/14 00:08 -
高齢とは言え、昨日まで普通に散歩できていたわけですから、そのお気持ちお察し申し上げます。寝て覚めたら昨日までの事がうそだったのではないかと、夢であればというお気持ちだと思います。
歩行不能の症状が関節の痛みから来るのか痺れから来るのかが重要です。感覚があっても力が入らないのか、感覚すらも無いのか、神経反射は残っているのか逆に亢進しているのか・・・などからある程度推定していくのですが確定診断にはやはりMRIやCTが必要かもしれません。
あくまでも可能性ですが、このように突然に症状が出ている場合には、中枢の問題を起こしていることが多いようです。例えば頚部の椎間板のヘルニアや出血や腫瘍などによる脊髄の圧迫・脳梗塞や脳腫瘍による脳神経の障害なども視野に入れなくてはいけません。
確かに検査はタロチャンにとっては負担になるかもしれません。しかし愛犬が今何と戦っているのか、治癒の可能性があるものな...2006/10/08 23:32 -
小夏ちゃんの状態を一番よく把握しているのは手術をされた獣医師だと思います。おそらく御心配はいらないのだと思いますし、少し様子を見ても良いのではと思います。
まだ手術後間もない状態だとしますと、単純に下腹部に違和感があって排泄の回数が増えているだけかもしれません。また、今抗生物質を服用している場合には、抗生物質の種類によっては多少の利尿作用がございますので、そのせいかも知れません。
ただし、時期を同じくして尿石症や膀胱炎を発症している事もありえますので、念のために尿検査を受けられてはいかがでしょうか。
お大事にしてください。2006/10/08 18:25 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
先ず、言葉の定義からですが、心拍数が一定以上遅い事を除脈と言い、不整脈の一種です。それと主治医の先生がおっしゃっていたのはスポーツ心臓であって、心筋症ではないと思います。スポーツをかなり激しく行なっていると心臓が肥大し一回の拍出量が増えるため、安静時には生理的に脈が遅くなります。
不整脈はそのスピードで大きく分けると頻脈性不整脈と除脈性不整脈に分かれます。あるいは呼吸にあわせて除脈と頻脈を繰り返す呼吸性不整脈もございます。
他にその発生により上室性不整脈と心室性不整脈に分けられます。
これらは聴診と心電図・レントゲン・エコーなどにより鑑別していきますが、熟練者は聴診と心電図からだけでもかなり病態を推定できます。
不整脈のほとんどは心配が無く、治療の必要の無い物と言えますが、稀には内科的治療や外科的治療が必要な場合もございます。
人間の場合には、病的除脈の場合にはペー...2006/10/07 00:00