井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|188ページ目
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猫は4日間食事をしませんと肝リピドーシスでかなり衰弱してしまうことがございます。
原因のいかんにかかわらず、出来るだけ早めに病院へ行ってください。そのときは必ず便の方も持っていってください。
お大事にしてください。
追伸)肝リピドーシスとは・・・食事をしませんと生きていくために体脂肪が動員される異化促進状態になります。そうしますと肝臓にはかなり負担がかかります。また、脂肪代謝により体内に増えたケトン体はすべての体細胞に毒性がございます。
病態としては、あれよあれよと言う間に肝不全から黄疸が起こり、多臓器不全に陥ります。早期に治療をしませんと重篤な状態になります。2006/11/15 00:07 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
とても心配なことと思います。
吐き気から病名を診断することは残念ながら出来ません。ほとんどすべての病気が進行しますと吐き気が出るものです。
10歳と言う年齢を考えますと色々な慢性病や腫瘍などが発症している危険性がございます。とりあえず病院へ行けばきっと何とかして検査をすることが出来ると思います。
しり込みせずにどうか病院で診察を受けてください。他の飼い主や犬に対しても心配なのであれば事前に動物病院に連絡をして診察時間などの相談をされると良いでしょう。
どうかお大事にしてください。2006/11/15 00:02 -
ダルメシアンとの事ですが、尿酸結石という診断だったのでしょうか。ダルメシアンでも他のタイプの結石が出来ることがございますので、それによってはアドバイスは全く異なってしまいます。
尿酸結石の場合には低蛋白食と尿のアルカリ性化が治療の基本です。十分に飲水させることも重要です。
しかし成長期ですのでたんぱく質の制限は慎重に行わなければいけません。その時期や加減は主治医の指示に従っていただくのが良いと思います。
やはり遺伝が強く関与しておりますので、出産した場合には子供にも発症する可能性がございます。2006/11/14 23:55 -
この病気は、燐酸アンモニウムマグネシウム結石の析出により起こるのですが、そもそもの原因は、マグネシウムの取り過ぎ・飲水量が少ない・尿がアルカリ性に傾いてしまう・尿道が細い・体質・細菌感染・・・など、色々な問題が絡み合っておりますので、とても複雑です。
基本的には慢性病なので、処方食は生涯続ける事になる場合が多いです。それでも時々再発して薬の処方が必要になる場合も多々ございます。
治療中に症状が再発して排尿困難になったら、出来るだけ24時間以内に治療を受けてください。48時間以上排尿が出来ないと尿毒症で死亡する事がございます。
死の危険がある病気ですので、体の負担にかかわらず必要であれば麻酔を行いカテーテルの装着を何度も行うこともやむをえないでしょう。習熟した術者が行えばほとんど問題はございません。
それでも再発が多い場合には会陰尿道漏の手術を行い解決することもございます。
お大...2006/11/14 23:41 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
確かに本人を連れて行かなくても尿検査は出来るかもしれませんが、獣医師にとって患者である動物を実際に見ることはかなりの情報量になります。それによってどのような検査計画をデザインしようかと想像力が膨らみます。
血尿が確認できたとしても、直接膀胱尿を採取して尿中の細胞を検査する必要が出たり、レントゲン検査により結石の有無を確認する場合もございます。エコー検査を行う場合もございます。病状によっては血液検査も提案されることでしょう。是非、プリンちゃんを連れて行ってください。
どちらにしても厳密に申し上げますと、患者さん不在では薬を処方することが禁じられておりますので、もし診断がついても治療が出来ません。
お大事にしてください。2006/11/14 23:25 -
手術をする事にもし迷われていらっしゃるのであれば、まず、手術の必要性がどの程度あるのかを事前に診断しておいた方が良いでしょう。
細胞診を行い、腫瘤の診断名を確認し、血液検査やレントゲン検査を行い全身状態を把握します。それを天秤にかけて、手術を行うのと腫瘤をそっとしておくのと、どちらがモモちゃんにとって幸福なことなのかを判断すると良いと思います。2006/11/14 23:16 -
膝蓋骨の脱臼、特に内方脱臼は小型犬に多発しております。
手術主義としてはたくさんの方法が確立しておりまして、整形外科の中では比較的多い手術です。しかし、術後の合併症や術後に予想された回復が認められない場合が間々あるのも事実です。
非常にナイーブな犬ですと治癒しているにもかかわらず患肢を使わず、手術後一定期間が経過してしまうと関節が固まってしまい動きが改善しないこともございます。また関節に異常な化骨が起こり関節の変形が起こることもございます。関節炎が起きたり、人工物を装着している場合にはそれが抜け落ちて疼痛が起きていることもございます。
再手術が必要なのか・内科的な補助療法が必要なのか・リハビリテーションで十分改善が見込めるのか・もう少し様子を見てよいのか・・・。レントゲンなどの検査を受けて診断をしていただいたほうが良いのかもしれません。
2006/11/14 23:07 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
フィラリアの末期の患者を拝見するのは本当につらいものです。まだ手術により回復が可能であるうちは良いのですが、多臓器不全になりつつありますと、状況はかなり厳しいものです。
しかし、あなたの犬がフィラリアの末期なのか、まだ十分治癒可能なのかはデーターなしには判断できません。
フィラリアは基本的には心臓病といえますが、そこで生まれたミクロフィラリアが全身でわるさを致しますので、体のいたるところに病巣が発生いたします。病態はその場所によってさまざまですので、個々に症状が異なります。
主治医の先生の指示を良く聞き、しっかりと看護をしてください。呼吸の異常が心不全から来るものなのか、フィラリアの肺栓塞から来るものか、あるいは腹水から来るものかは、検査結果なしには判断できませんので、主治医の先生にお聞きください。
どうかお大事にしてください。もっと前向きに治療をがんばってください。2006/11/07 00:02 -
老衰について考えて見ます。老衰とは、老化により内臓や中枢神経や骨格や筋肉に機能の低下が起こり、治療により回復が困難な状態と言えるでしょう。
おそらく、みいちゃんは、老衰と言えましょうが、詳しく検査を行えば、心不全・腎不全・肝不全。再生不良性貧血・・・等が診断されるでしょうし、場合によっては、腫瘍が発見されるかもしれません。
動物病院で検査を受けて治療を行っていくことが延命には不可欠と申せましょうが、それを決める事が出来るのは21年間一緒に暮らしていた飼い主だけです。
入院させて獣医学上必要と考えられる処置を徹底的に行い1日でも長く生命を繋ぎ止めるのか・時々通院して栄養剤の点滴を受けるのか・自宅で何もせずにゆっくりと過ごさせてあげたいのか・ご自身の気持ちをはっきりさせてから、通院を考えてください。
きっとあなたはもう決めていらっしゃると思いますが。
お大事にしてください。2006/11/06 23:44 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
診察を受けた時と全く症状が違うわけですから、早急に再診を受けてください。
ネットでは全く疾患の予想すらつきません。しかし、事態は深刻なのかもしれません。2006/11/06 00:20