井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|83ページ目
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今晩は。テリア系の犬種はイボが出来やすいと言えます。
イボのような物と言われる中には単純な過形成・良性の腫瘍・悪性の腫瘍・泥粉瘤などイボですらないものなど色々ございます。成長スピードや色や形状や周辺の変化などから総合的に判断していきます。決定打は細胞診や組織検査による判断になります。
写真だけでは特に悪性度の高いメラノーマや扁平上皮がんや肥満細胞腫を見過ごすといけませんので摘出の是非はここでは提言できません。
次に手術のリスクですが、犬の10歳は人間で言えば50代です。まだまだ若いです。
むしろ10歳以上から色々と手術の機会が増えてくるとも言えましょう。
大事なことは年齢よりも個々の動物の内臓の状態です。しっかりと術前検査を受けて納得してから手術を受けてください。特に心臓・肝臓・腎臓の状態や血球数や糖尿病などの持病の有無が大切です。
お大事にしてください。2018/11/14 00:22 -
申し訳ないですが、応急処置は飼い主の出来る範囲では考えられません。
尿路が閉塞して排尿が全く出来ない場合には、状況によっては最後の排尿から48時間で死亡する可能性がございます。
県内に夜間救急を受けていただけるところが無いのであれば、近隣の市町村の動物病院で急患を受け付けるところを探すのが一番です。無理であれば明日一番に病院が開店次第診療を受けましょう。
お大事にしてください。2018/11/11 23:35 -
問題ございません。併用不可の飲み合わせではございません。
ご安心ください。
ただ、プレドニゾロンを服用している理由によっては処方した獣医師にご相談ください。
体調不良が原因でプレドニゾロンの投与を受けているのであれば、ネクスガードスペクトラは当該疾患の治癒を待った方が良い場合もございます。
お大事にしてください。2018/11/11 23:26 -
今晩は。
痒みは躾でやめさせることも我慢させることも出来ません。
これは皮膚病として治療した方が良いでしょう。
外用薬だけでは余計に舐め取ってしまうだけですので、内服薬の併用が必要でしょう。
痒みを止めるためには免疫抑制剤系のアポキルやプレドニゾロンやアトピカなどを使ったり鎮痛剤やクロミカルムなどの向精神薬を使うこともございます。
炎症に関しては抗生物質が必要なのか抗真菌薬が必要なのかは検査が必要です。いずれにせよ早めに痒みをとってあげないとさらに悪化してしまいます。
まずは動物病院で診断を受けましょう。お大事にしてください。2018/11/11 23:20 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミックス・その他の猫種 / 女の子 / 7歳 1ヵ月
皮下に多少の空気が入っても緊急性はございません。
点滴パックの中の空気は基本的に無菌のはずですので通常は感染の危険性も少ないでしょう。
通常は皮下点滴が終わっても自然落下であれば輸液チューブの1メーターくらいの高さで止まってくれるはずですがバックを圧迫していたのでしょうか。
ただ、慌てなくても大丈夫ですが念のためにかかりつけの先生に一度受診しましょう。
お大事にしてください。2018/11/08 23:53 -
- 質問カテゴリ:
- ペットトラブル
- 対象ペット:
- 猫 / ノルウェージャンフォレストキャット / 女の子 / 0歳 1ヵ月
猫カリシウィルスは非常に消毒に強く塩素系を使うか煮沸が必要と言われております。
ただ、ウィルスは時間の経過とともに自然に不活化(感染能力を失う)します。
37度以上の環境ですと1日・一般的室温で数週間・4度で60日くらいとされております。
ですので、先住猫に関しては3ヶ月たっておりますので心配ございません。
ただし、カリシウィルスは人ノロウィルス同様にどこからともなく入ってきます。特に低温に強いので冬場は外の野良猫のくしゃみが空気の入れ換えや人や衣服に付着して入ってきて感染することもございます。
何よりも重要なことは生後7週齢から3ヶ月頃にしっかりとワクチンプログラムを実施することです。時期や詳しい内容は主治医の指導を受けましょう。2018/11/08 23:39 -
高血糖状態が続くといずれは腎臓病・心臓病・動脈硬化・神経疾患など全身が冒されていきます。
しかしそれ以上に怖いのが低血糖ショックです。人間と違い動物は自ら血糖値が下がることに気づき角砂糖をなめるわけにはいきません。
インシュリンを注射する量は数週間かけて慎重に決めていくことになります。
数日で決定できることもあれば1ヶ月以上かかる事もございます。
ただ、血糖値によっては緊急性がある場合もございます。その場合には入院してもっと頻繁(一日数回)に血糖値を測定し、早急に血糖値を安定化しないといけません。
病態を見極めるには血糖値だけでは全体像がつかめません。もう少し詳しい血液検査が必要です。
お大事にしてください。2018/11/03 22:47 -
今晩は。
ご安心ください。量を間違えていなければ大丈夫です。
皮下点滴をする部位や補液をした後の体位によってたまる場所は異なってきます。
例えば頚背側に針を刺してその後しばらく伏せをしていれば下顎のあたりに貯留します。
ずっと立っていると腕が腫れているように見えることもございます。
いずれの場合にも時間が解決いたします。
ただし点滴が多すぎた場合には、呼吸が苦しそうにしていたり舌の色が悪い場合には肺水腫と言って肺に問題が出ることがございます。
この場合にはすぐに動物病院で診察を受けてください。
お大事にしてください。2018/11/03 22:32 -
結論から先に申し上げますと、てんかんで噛みつく事はございます。
部分てんかんあるいは焦点型てんかんの一つで怒り発作と呼ばれる病態がございます。
当院でも2頭コントロールしている犬がおります。スイッチが入ると家族であることも忘れ何しろ襲いかかり噛みつきます。家族全員がテーブルの上に乗って落ち着くのを待ったり、別の部屋に逃げ込むそうです。
両者ともフェロバールだけでは効きませんでした。
一頭はフェのバールと臭化カリウムでコントロールしており、もう一頭はゾニサミド(コンセーブ)でコントロールしております。
さて、ご質問の患者ですが、拝見しないとなんとも言えませんが、てんかんの怒り発作の可能性は否定できません。しかし、認知症・脳腫瘍・五感の衰えによる不安や恐怖の反応・他の精神疾患なども考えられますので、慎重に類症鑑別しないといけません。
CTやMRIを希望しない場合には診断的治療と言って、...2018/11/02 22:50 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャーマン・シェパード・ドッグ / 女の子 / 2歳 7ヵ月
Gシェパードはとても下痢を起こしやすく、また、下痢から出血性カタール性腸炎になりやすい傾向にございます。
検便や血液検査に異常が無い場合には、メトロニダゾール反応性の下痢で、原虫が原因で無いにも関わらずメトロニダゾールの投与で改善する場合がご合います。
次に考えられることとして繊維反応性の下痢です。こちらは高繊維食の給与で改善します。ヒルズのW/Dやロイヤルカナンの消化器サポート高繊維で改善するはずです。
以上は今までの警察犬診療経験からの判断ですので実際にカールちゃんの診療をしている獣医師の判断に勝るものではございません。
お大事にしてください。また、なにか結果が出たら教えてください。機会があれば相談に乗らせていただきます。2018/10/29 22:21