井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|85ページ目
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熟練した獣医師であれば確かに見た目でだいたいの感は働きます。
高齢で手術のリスクもあるでしょうから、飼い主の方と獣医師との間で様子を見る結論が出たのであれば反対いたしません。
ただし、確実な診断には病理学的な検査が必要です。
ご心配でしょうから組織の一部を採取していただき、病理検査を受けましょう。と、言う提案も一法です。
ほとんどの場合にはエプーリスという良性の腫瘍ですが、まれに繊維肉腫や悪性黒色腫(低分化型は黒くない)等がこの場所には発生することがございます。
お大事にして下さい。2018/10/02 22:40 -
長さ6センチでも短径が短く薄いものであれば一般的なビーグルの体格であれば腸閉塞にはなりにくいと思います。
ただ、できるだけ不安要素は排除した方が安心です。明朝にでもすぐ病院に行き催吐薬を注射してもらいましょう。
犬の場合、案外胃の滞留時間が長く数時間から12時間くらい胃に留まりますので明日でも間に合うと思います。
お大事にしてください。2018/10/02 22:29 -
僧帽弁閉鎖不全という病気は個々に状況が異なり、必要な薬の種類も量も異なります。
同じ病態でも気温や気圧により症状が変わり、薬の増減の必要が出てきます。
「所見」は拝見しないことには指導できません。ネットでは無く主治医の先生に納得いくまで質問しましょう。
答えていただけなければ、セカンドオピニオンを求めるのも一法です。
なお、この病気は、はじめはACE阻害薬やピモベンダンだけであっても、病状が進むと利尿剤やニトログリセリンやステロイドやキサンチン誘導体やジゴキシンなどの併用が必要になってきます。組み合わせは獣医師により結構癖があるのが実情です。
何を使うかは聴診視診問診が重要で、さらにレントゲン・心電図・エコーなどを単独または組み合わせて判断していきます。
お大事にしてください。2018/09/29 00:33 -
1.ステロイドは両刃の剣ではございません。
元々体が持っている天然の薬の一つです。すこしでもQOLを改善する目的で投与することに私は賛成です。
ステロイドにより腸の炎症が抑えられて下痢が治まること・食欲増進・多飲による脱水改善が期待できます。
将来的に出るかどうか判らない(そもそも出る可能性は低い)副作用を心配するよりも、今を楽に過ごさせて元気食欲が出ることに重点を置きましょう。
2.少しずつでも食べさせて腸の粘膜に栄養を与えることは消化管の新陳代謝のためにはとても重要です。
また、皮下補液には水溶性のビタミンやミネラルや糖分は入れられてもタンパク質や脂肪分は補えません。多少なりとも摂取しませんと異化促進と言って体を壊して取り崩して生きていくことになり、急速に先細りになります。
缶詰の内容は検査データーが無いと指示できません。主治医の指示に従ってください。
お大事にしてください。2018/09/29 00:16 -
顎関節の脱臼や骨折が考えられます。
早急に治療をしませんと食事ができず体力が低下して手術の危険性が高まります。
動物病院を受診してください。
お大事にしてください。2018/09/28 23:06 -
「急ぐ必要は無い」の意味はここ数日で決めなければいけない緊急性のものでは無いという意味です。1ヶ月先延ばしにすると人間で言えば4ヶ月延期したことになります。
日本語は難しいですね。じっくり考えると言っても上記の範囲内で判断してください。2018/09/28 22:59 -
場所や経過から考えて鼻腔腺癌が濃厚だと思います。
だとすると私の経験から言いますと積極的な治療をせずに経過を見たことを評価いたします。
これからも決して後悔をしないでください。
シビアな治療をしないことにより安楽な暮らしを少なくとも今までは得ることはできたわけですから。
愛猫ちゃんもあなたの判断を信じて一緒に暮らしてきたわけですから。戦ってきたわけですから。
猫は最後の日まで少しでも長く飼い主と一緒に時を刻みたいと思っております。徐々に顔が変形していくし辛そうに見えると思いますが、しっかりと見届けて一緒にいてあげてください。
これからのことですが、起こるか判らないステロイドの副作用を考えるよりも多少なりとも効果があれば長期作用のステロイドを使いましょう。
さらにステロイドやボスミンやナシビンなどの点鼻が気道を広げ呼吸を楽にする場合がございます。
それでも辛ければ酸素テントのリースも...2018/09/28 00:07 -
肛門周囲腺腫は通常は良性の場合がほとんどですが、雌や去勢雄に発生した場合には要注意です。肛門周囲腺癌の場合がございます。
一定以上大きくなると手術をした後に排便困難になりやすいので、あまり成長しないうちに摘出することをおすすめいたします。
9歳は人間で言えばまだ50代です。術前検査で問題が無ければ全身麻酔のリスクが手術で得られる利益を上回るとは考え難いです。
ただ、早急に手術をしないと刻一刻と転移をしていく進行の早い腫瘍では無いので、よく家族で話し合って決めてください。かかりつけの先生にもう一度相談してみるのもよいでしょう。
お大事にしてください。2018/09/27 23:39 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 12歳 6ヵ月
こんばんは。
まだ決めつけることはできませんが、子宮蓄膿症に続発する急性腎不全あるいは腎機能低下かもしれません。
もちろん術後の経過の一つとして一時的にBUNやクレアチニンが上昇しているだけのこともございますが今は判りません。
細菌が免疫反応により退治された時に出てくるイムノコンプレックスが腎臓に詰まってネフロンが減少する場合や大腸菌の産生する外毒素や内毒素により腎臓が傷害されることが、主な原因です。
子宮蓄膿症は発症したときにはすでに罹患から数週間たっており腎臓の機能がすでに悪化し始めていることもございます。
注意深く経過を観察することと検査や補液などが必要です。
引き続きしっかり診察を受けましょう。
お大事にしてください。2018/09/27 23:21 -
辛味という味は5味の中で唯一味蕾が関与しない自由神経末端を刺激する味です。
植物が進化の過程で動物に食べられないために手に入れた成分による味で、大多数の哺乳類に有害です。
唐辛子・わさび・ショウガ・山椒・ユリ科植物に特に多く含まれます。
これらの味を好むのは人以外ではまれで、猫にとっては有害でしかありません。ですので、キャットフードに辛味成分を添加していることは考えられません。成分表を見て本当に辛味が添加されているのであれば動物用総合栄養食として許可されないはずですので、告発しなければなりません。
人によってはミネラルの味を辛味と認識することもございます。ミネラルはゼロが良いわけではありません。
人よりも要求量は少ないですが猫にとっても必須なものです。健康な猫にとって大丈夫な量のミネラルが含まれているはずです。
ただし、高齢期・腎不全・心不全・泌尿器症候群・あるいはその他病気によっ...2018/09/26 12:32