井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|88ページ目
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- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 14歳 10ヵ月
向精神薬や劇薬などほとんどの薬は診察なしでの処方が禁じられております。
診察なしでは処方ではなく販売になってしまい、これは動物病院においては法律で禁止されております。
通院困難で良かれと思って処方しても、場合によっては罰せられることもございます。
ただし、一回の診察で処方できる日数に関しては明確な規定がございません。人医療に準じて概ね1か月くらいを基準に考えられておりますが、そのへんは主治医と相談してみてください。
また、我々も話を聞きながら動物の状態を観察し視診や聴診など5感を使った検査をしております。
例えば、粘膜の色はどうか・黄疸がないかどうかなど・・・
動物を目の前にすると長年の間も働きます。それによって飼い主が反対しても検査を提案する事がございます。
出来れば最低でも一度は血中濃度や副作用の有無を血液検査で調べる事をお勧めいたします。
薬が合わなければ別の薬剤に変更する事を考...2018/07/27 02:09 -
水カビは表面に胞子を作りますが甲羅の奥に菌糸が深くはびこるため、歯ブラシで除去する事は無理です。
かえって甲羅の表面の被膜を傷つけ、細菌感染や各種原虫類の温床になってしまいますので、止めましょう。
治療法としてはマラカイトグリーンによる薬浴がございます。ただしこれは原末の毒性がかなり強いので動物病院で調整したものを処方してもらってください。
なお、食用の水生動物には使用禁止になっておりますので、取扱には注意が必要です。つい最近まで中国では鰻の殺菌に使われていましたので、薬浴液の濃度ではそれほど過敏になる必要はございません。
放置すると甲羅が解けて穴が開く事もございます。
お近くのハチュウ類や両生類に詳しい動物病院に受診してください。お大事にしてください。2018/07/27 01:54 -
熱射病(熱中症)は重症だと死に至る恐ろしい病気です。
おそらく犬の死亡率は人間の数倍に達すると思います。
ただし、100%予防できる病気であり、100%人間の責任である病気です。
気をつけて頑張ってお互いにこの夏を乗り切りましょう。
水を置いて出かけるときには、愛犬がこぼしてもスペアがあるように複数個の水の器を置いておきましょう。
停電でクーラーが停止しているかもしれません。
雷の後は確認のために自宅に戻るか近隣の友人に電話をして停電にならなかったかどうか聞きましょう。
どうしても暑い時間に散歩に行かざるを得ない時には、被毛に霧吹きなどで水を吹き付けて排泄が済み次第すぐに家に戻りましょう。
動物病院に行くときにも時間をよく考えて、日中を避けて行きましょう。
では、お大事にしてください。2018/07/20 21:34 -
今晩は。
一回だけではなく7月16日にも起きたことを、かかりつけの先生に相談してみましょう。
出来ればその時すぐに診察して頂くのが良かったのですがそれはさて置き、原因を究明しなければ心配です。
どのような病態でこのような事が起きえるか・・・
循環器疾患・熱射病・何らかの原因により運動不耐性が起きている・てんかん発作の一形態(焦点型発作)などが思い当ります。
可能であれば携帯などで動画を撮っておけると良いでしょう。
聴診や視診の他に胸部レントゲン・心電図・エコー検査・血液検査などから探っていかなければ診断がつかないかもしれませんが、一番重要なのは飼い主の方がその状況をいかに正確に説明できるかです。
お大事にしてください。2018/07/18 00:06 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ノルウェージャンフォレストキャット / 女の子 / 4歳 0ヵ月
今年の二月に避妊手術をされたのですね。
だとすると乳腺腫瘍の発生を阻止する事は残念ながらできません。
生後半年くらいで避妊手術をするとざっくりですが90%位発生を抑えられますが、猫の場合はもともと避妊手術による乳腺腫瘍防御は犬ほど高くございません。
ですので予想からすると卵巣の遺残が原因ではないと思われます。
ただ、こればかりは手術した先生に聞くのが一番ですが・・・血液検査の結果を待ちましょう。
どちらにせよ猫の場合には悪性の確率が非常に高いのでお考えの全摘を支持いたします。
お大事にしてください。2018/07/16 23:33 -
鼠径ヘルニアは死に直結は致しません。
しかし、一定の確率で腸閉塞や膀胱の陥頓が起こり、突然死を起こすことがございます。
ただ、この時に症状を見逃さず直ちに手術を行えば助けることが出来ます。
私としては現在の体調を慎重に考慮して問題がなければ、いつ起きるかわからない緊急事態を回避するために手術を受けた方が安心できると思います。
血液検査・エコー検査やレントゲン・心電図などから評価して危険性が高ければ順延すべきかもしれませんが、こればかりは拝見していない獣医師には判断できません。
主治医の先生と十分に話し合って決めてください。
一つ気がかりなのは子宮の状態です。子宮が大きくなってきているのであれば手術が必要なのかもしれませんが子宮蓄膿症や子宮水腫とは言われてませんでしたか?
これだと話は別です。主治医の先生の指示に従いましょう。
お大事にしてください。2018/07/15 00:19 -
鼻から出た血液?が肺や気管からの出血したものなのか、副鼻腔からの物なのか、鼻腔の粘膜の炎症や潰瘍からなのかは判りません。
出たものを細胞診する事が必要になります。2018/07/11 21:32 -
今晩は。誠にお気の毒な事と存じます。
経過を拝読いたします所、誤嚥性肺炎の進行状況として疑いのある所見は見受けられません。
医療を施さなければ数日のうちに心肺停止に陥るところを延命が出来た様子だと思われます。
老化と言う事は筋力低下・内臓の機能低下・各種感覚の能力低下が起こるのみならず、一番の問題点は免疫力の低下です。色々な感染症になる事も癌になる事も免疫力の低下が原因です。
肺炎の原因はたくさんございまして、ウィルス感染が原因だったり誤嚥だったり肺水腫が原因だったり癌が原因だったりします。そこにどこにでもいるブドウ球菌や連鎖球菌や緑膿菌などが二次的に感染して肺炎になるわけです。体の免疫機構が働いて細菌と戦い、白血球と最近の戦った残骸が膿として排出されます。
白血球が兵隊だとすると抗生物質は戦う武器の一つにすぎません。高齢になり免疫機構が低下あるいは破綻すると残念ながら一般的な肺炎...2018/07/11 00:49 -
- 質問カテゴリ:
- 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(スムース) / 男の子 / 4歳 2ヵ月
往診での加療はあくまでも応急処置と考えてください。
薬が途切れる事が無い様に継続して治療を受ける病院を決めなければいけません。
手術が必要なのか内科的に治療を継続すべきなのか判断しなければいけません。
雄犬の場合には特に排尿の問題を正確に評価しなければいけません。
圧迫排尿を指導の上で行うのか一時的にカテーテル化必要なのか膀胱炎になっていないかどうか・・・
またステロイドは突然止めるのではなく漸減すべきはずですので、投薬の継続も重要です。
診察なしにネット上の指導で様子を見てはいけません。何とかして治療を再開してください。
お大事にしてください。2018/07/05 00:10 -
我々獣医療の従事者としては、高温多湿のこの時期に短頭種とくにフレンチブルドッグの様子がおかしいと聞きますと非常に心配になります。
ペットはしゃべることが出来ません。精神的なものとは考えずにまずは動物病院で健康上の問題がないかどうか診察を受けましょう。
動物行動学的な問題はそれから考える事をお勧めいたします。
お大事にしてください。2018/06/28 23:07