中津 賞 先生の過去の回答履歴一覧|82ページ目
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股異形成(股関節形成不全)は体重が急に増加し、運動量が増える4~12ヶ月令で正常に座れない等の症状を現して、飼い主が気がつきます。この頃から定期的に診察を受けて、手術の適期の見極めをつけながら経過を観察していきます。
1そして生後1年くらいまでに、通常は股関節が脱臼しないように、骨盤を形成する骨を3カ所切断して、骨盤を回転させて、大腿骨頭窩を深くする手術をします。
2体重が15キロ以下の犬なら、脱臼傾向にある大腿骨の骨頭部を切除する手術法もうまく行きます。
3成犬では人工関節置換手術が適応されます。体重が58キロですと、床擦れの発生等の術後の管理に問題が起こってきます。本手術については、獣医科大学の付属病院等で相談されてはいかがでしょうか。
2006/07/14 10:28 -
単純な膀胱炎のように思いますので、プラスチック容器に採尿をして、犬と一緒に診察を受けて下さい。
2006/07/14 09:58 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャーマンシェパードドッグ / 性別不明 / 年齢不明
好酸球性筋炎といって主に若いジャーマンシェパードがかかり、血液中の好酸球が増加することと、咀嚼に関係する筋肉群が自己免疫性に冒される病気の可能性が高いです。
1両側性に頭の横の筋肉が腫れ、キツネ様の顔つきと眼球突出が現れます。
2この時痛みがありますと開口が不十分になります。
32~3週間この状態が続き、あるいは何回かその後激しく腫れます。この時は開口が困難で、固形物と飲水が困難になります。
4やがてこれらの筋群は薄くなって頭骸骨が妙に目立ってきます。この頃は再び開口が可能となって、正常な状態に戻ります。
5中には四肢の運動にも障害を起こし、跛行や歩行を嫌い、ついには起立不能になることもあります。
6急性期(筋肉が腫れている時期)に副腎皮質ホルモンを中心とした積極療法で軽快するのが普通です。
開口困難の時期は経鼻カテーテルを胃まで設置して、流動食を与えて栄養を保持します。
すぐに治療を始...2006/07/14 09:56 -
今までの治療でかゆみが収まってこないのなら、まず皮膚に何が起こっているかを詳細に診察する必要があります。この年齢でかゆみを起こす皮膚病には、膿皮症と湿疹があります。お薬が異なりますので、これをしっかり区別する必要があります。皮膚科の専門医も今はたくさんいますから、探して受診してみてください。
2006/07/13 18:29 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
特発性咀嚼筋炎といって、自己免疫性にこれらの筋群が炎症を起こし、やがて萎縮して顎関節運動が出来なくなる病気です。あなたが気がついた症状:
瞼や頬(顎の付け根あたり)が腫れていることに気がつき、こちらのサイトで勉強しながら市販の結膜炎の目薬をさしました。
すると、どちらも腫れが引き、匂いのある目ヤニ(膿)もなくなりました。
この時にご自宅で治療をしないで、専門的な積極的な診断と治療を受けるべき病気でした。急性炎症を起こしている時(腫れている時) が治療の絶好のチャンスでした。今からでも免疫抑制剤による計画的な治療を受けるべきです。また栄養の維持の面からも獣医師の指導を受けてください。素人療法は危険です。2006/07/13 18:17 -
脳に問題があるときは眼球が水平に揺れています。頚が傾いている症状を斜頚といいます。年齢はまだ若いのですが、脳血栓や脳出血を起こした可能性があります。最初の7日間が回復のために特に大切で,この間に積極的な治療を受けてください。耳、特に内耳に問題かないかも検査を受けてください。
2006/07/11 18:33 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
単独で発生する乳腺の腫瘤は悪性のものが多いという統計があります。診察を受けて様子を見なさいといわれたなら,他の獣医師の意見も聞いてください。私ならすぐに手術をして摘出し,病理検査で良性なら安心するようにいいます。がんという診断なら、積極的な治療としての制がん剤の投与やアガリクス等の漢方系の穏やかな治療法も次の手段としてあります。ためらっていては事態を悪くするばかりですので,早速診察を受けてください。
2006/07/11 18:27 -
詳しく診察する必要があります。歯科の専門医で診察を受けることをお勧めいたします。
2006/07/11 18:18 -
初めてのウイルス性の鼻気管炎はかなり症状が重いのが特徴です。今しばらくの治療を続けてください。
2006/07/11 18:16 -
咳が長く続く疾患に犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザがあります。熱が出たり,食欲不振、くしゃみ、鼻水,乾いた咳が続き,のどや返答が腫れる場合もあります。他のウイルスや細菌との混合感染でさらに重い症状が長く続くのが特徴です。かなり長引いているようですが,多くの症例で1年を経過する頃より次第に咳の回数が減って、次第に回復していく場合が多いようです。体が冷える機会を出来るだけ減らすためにもシャンプーは控えてください。また雨中の散歩も控えてください。
2006/07/11 18:14