中津 賞 先生の過去の回答履歴一覧|84ページ目
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手術はその獣医師が出来ないのでしょうか,それとも手術しても視力の回復が期待できない症例なのでしょうか。
眼内炎から続発した白内障では,既に網膜が変性して視力の回復が期待できない場合があります。網膜電位図等で網膜の機能を調べてからになります。加齢に伴う白内障では手術は可能です。眼科専門医あるいは白内障を手術している病院での診察をお勧めします。また最近,OCULVETという点眼液で、レンズ内の白濁したタンパク質が少しずつ消えてゆく点眼液が外国で売り出され,私どもの症例でもかなり視力が回復した犬がいて、期待できる薬物です。2006/07/04 18:38 -
血液が便に混ざるときは,単純な原因として、体を洗った時に、体が冷えたあるいは恐怖を長い間感じていた時によく起こります。また慢性の重金属中毒、原虫を含めた寄生虫、ウイルス/細菌感染、直腸の炎症・潰瘍/腫瘍性変化、腸重責、吸収不良症候群等、原因はいろいろあげられます。一つ一つチェックしていくことが大切です。腎不全の進行した末期の状態では血液の凝固不全が起こり出血傾向が見られます。
2006/07/04 11:14 -
まず,病院で健康診断を受けてください。痛み等に反応してこのような行動をとることもあります。そして検査で原因疾患が見つかるときがあります。
何も疾患が見つからないときは,心理的な問題として解決する必要があります。いわゆる分離不安症で,飼い主から離れると不安が強くなる症状です。飼い主がお出かけになるときは,犬に悟れらないように,犬はケージに入れるか、部屋に閉じ込めて、犬の見えないところで着替えをして,犬に声をかけずに、黙って出て行きます。またお帰りになったときも,すぐに犬のところに行かずに,いつの間にか帰っているというように犬に感じさせてください。犬がお留守番をするところには長くかめるオヤツやお気に入りのおもちゃは必ずおいてください。さらに生活の音例えば,テレビやラジオをつけたままにしておいてください。そして最初は5分くらいで戻ってきて,だんだん延ばしてゆきます。
日常で犬が不安な様子を見...2006/07/04 11:00 -
尿を漏らしているのでしょうか。
その場合は膀胱炎が疑われます。排尿直後の尿をプラスチックの器(お寿司についている醤油入れ等)に少量採取して,動物と一緒に診察を受けてください。2006/07/04 10:21 -
頸椎か、脳自体に問題があるようです。鳴き声を上げるのは痛いからか、神経症状として鳴き声を上げているのかを区別する必要があります。確実な診断がまだついていませんから、レントゲン写真の精査やCTやMRIによる検査も必要でしょう。病気が治るには正確な診断(病変がどの器官にあって、どの程度進んでいるかを把握すること)が出れば、治療は自ずと決定されます。
それから,薬物に対する反応や経過観察も重要な情報になります。あまり病院をかえずに,継続して通院されることをお勧めいたします。2006/07/04 10:09 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
イヌの発情は発情前期、発情期、発情後期、発情休止期とわかれます。排卵のおこる発情期は一般的には、出血があった日から10日目から20日目で、特に10日目から16日目が妊娠する可能性が高くなっています。この時期は、雄犬がにおいをかぎにきたり、ヒトが腰にふれると尾を横にたおし、足を踏ん張るようなポーズをします。
出血があってから20日くらいは他のイヌとの接触を避けたほうがよいでしょう。
ただ、発情出血はわんちゃんが自分でなめとってしまうことがありますし、出血量が少ないこともあり、飼い主さんが気がつかないこともあります。
望まない妊娠をさけるためにも、病気の予防のためにも、将来子供を産ませる気がないなら避妊手術をすることをお勧めします。2006/07/03 18:46 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
注射器での哺乳は鼻炎や誤嚥性肺炎をおこす原因となります。
注射器の先にチューブをとりつけて、胃の中に直接ミルクを入れてあげる方法があります。病院でおしえてもらってください。
体重は毎日はかって増えている事を確認してください。
口蓋裂は手術で直すことができます。手術を行う時期は半年までの間のほうが、治りがよいようですが、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。2006/07/03 15:12 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
抗癌剤治療を、オペ後積極的に考えてみてもいいかもしれない、とおっしゃっているのですが13歳ということを考えると、副作用で最悪の結果になってしまうのではと不安でなりません。このガンはあまり大きな効果は望めないともありましたが・
通常は副作用が発現しないように、治療を勧めていきます。外科療法と化学療法を併用するのも良いと思います。2006/07/03 12:43 -
心臓の音を聞くと雑音が入っているようですが、まずどんな変化が心臓に起こっているかを突き止める必要があります。心臓に起こっている変化の診断つけば,麻酔の安全性/危険性がもっとはっきりと判ると思います。
麻酔は通常は病気の動物を外科治療するのに必要で,しかも通常は安全な技術です。病態をうまく把握できていたなら通常は麻酔は問題がありません。高齢だから麻酔をかけられないことはありません。2006/07/03 12:39 -
眼が青白く濁った色になる眼の疾患に、角膜炎、虹彩炎、白内障(レンズの白濁)、緑内障(眼圧の亢進)等があります。角膜炎が多いのですが、緑内障による場合は救急疾患です。その日のうちに治療を開始しないと失明する可能性もあります。早速獣医師の診察を受けてください。
2006/07/03 12:28