石本 浩 先生の過去の回答履歴一覧
全98件中 1 ~ 10 件目を表示
-
急性膵炎発症時には絶食・絶水を基本に輸液薬物療法(蛋白分解酵素阻害剤・・)にて回復に向けての治療を直ちに開始します
検査においてアミラーゼなど酵素反応が低下し始めたら少量の
流動食を開始します
その後経過を見ながら徐々に量を増やし硬さも加えていきます
処方から胃鼓腸症、胃アトニー、肝機能など合併問題が有るのでしょうか
検査データが無いので粗筋ですが2011/09/15 17:52 -
質問の検査数字だけでは診断は出来かねますが
この検査数字から言えることは胆管炎それもこの短期間に
これだけの数値の異常な上昇を示す事から考えれば劇症型の
閉塞性胆嚢・胆管炎、またはそれに伴う腹膜炎が疑われます。
まずはビリルビン値、アンモニア値の測定をしてください。
それによっては痙攣の原因がつかめるかも知れません。(例えば肝性脳症等・・・)
但し、胆嚢管閉塞の場合はビリルビンの上昇は見られない場合もありえるので今回提示してない血液データを確認のうえ必要な血液検査をお勧めします。
検査項目を広範囲に行いながら、エコー、レントゲン、状態が
許すなら消化器造影など綿密な検査が必要かと思われます。
追)白血病の否定はこの質問内のデータだけではできないので
精査をしてください。この意見を参考に主治医とご相談下さい。
2008/02/24 23:17 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
診断名?
・副甲状腺機能低下症:PTHホルモン作用が不全で低CA血症をきたしている病態
・副甲状腺機能亢進症:PTHホルモンの慢性的分泌亢進で起きている病態。原発性は腫瘍、過形成で高CAが主な病態、続発性は血清Ca低下あるいはPの上昇によりPTH分泌亢進に生じ腎不全が代表的です
・アジソン病は何らかの原因で副腎組織が破壊されるとホルモン分泌が障害され副腎機能低下症の病態となる
(血中コルチゾールの低値)
検査、診断、治療の再考察をお願いしてはどうでしょう
お大事に2007/11/06 08:57 -
結膜炎・角膜炎が単純性のものか付随性なのか特定を急ぎましょう。耳、口腔、眼、頭部内・・・。
充血し疼痛があるのであれば眼圧検査、眼底検査を急いで下さい
前ぶどう膜炎、後ぶどう膜炎、緑内障・・。
単純角膜潰瘍は完治しやすいと思います。
結膜炎から角膜炎?充血が止まらず角膜潰瘍が起きていると成れば進行に伴う悪化が疑われます。
専門医又は得意とする病院へのセカンドオピニオンを求めてはどうでしょうか
お大事に
2007/10/20 20:19 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
ヘルニアの場所が関係するか判りませんが、下痢、良便にしろ便に血液が付着すると有れば先ず付着血液の細胞診(抹消血含め)検査をして下さい。
長期にわたる血液付着便は隠されている病気が有るかもしれません。
例えば腫瘍、潰瘍、粘膜問題・・・など、検査・診断が出来れば適切な治療により改善・治癒が望めるものと思います。
お大事に
2007/10/20 19:52 -
炎症を伴う又腸内細菌が多ければ抗生剤か抗菌剤、輸液療法は必要かと思われます。
下痢は良く診られる症状ですが診断の考察には食物性、消化ー消化器能力、環境性ーストレス(生理、子宮病変・・)、血液性由来(リンパ、好酸球性・・・)、寄生虫症、消化器粘膜状態ー器質変化(癒着、閉塞、カントン・・)、細菌ー真菌ーウイルス起因、腫瘍性、アレルギー(多種)・・・
維持療法は原因(胃腸炎の)を特定するまで行うものです。
絶食絶水がどの位続けていられるか不明ですが、少しでも「吸収能力が存在する可能性」が有るとすれば食事療法と飲水のバランスを考えた治療を考慮してもらって下さい。
2007/08/19 20:25 -
高熱食欲不振の症例が来院したらどう検査対処するかを考えてみました。
1血液検査で反応したWBC中の細胞診をしてみます
(感染症、免疫系、炎症性、必要となれば骨髄細胞検査も)
2単純~造影剤によるレントゲン(消化管通過障害の有無)
3心電図検査
4腹水があれば検査(細胞診・・)
5血液検査で腹膜炎ウイルス検査、血液中の菌培養検査・・
6アミラーゼ、ALP、クレアチニン、アルブミンなどを生化学検査に含め行い、ビリルビンの高値は溶血?胆道系?と疑いました(検査は1~数日内に変化する事もあるので血液検査はこまめに行います)
検査結果がでるまでは単に抗生剤を中止せず他の抗生剤又は抗菌剤を考えた投与(大量投与も含め)と輸液療法を行います。又高熱での食欲不振では解熱座薬も考慮します。
生体防御反応を超えた症状ですので何らかの原因が必ず存在すると思います。
私は「原因なくして症状無し」の気持ちを持ち続けてい...2007/08/19 18:54 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
白い便の排泄は胆道閉塞が考えられます。
膵胆管合流部より十二指腸開口部側の異常または閉塞により膵炎を併発したように思われます。まず血中ビリルビン値の測定をしてください。それが高値であればまず閉塞の原因検索、解除が必要です。完全閉塞でなければ膵炎の基本治療として絶食、絶水、安静、分泌抑制剤(膵炎専門薬)輸液療法、症状にて抗生剤などで集中治療します。
肝機能、胆嚢機能、腎機能を含めた検査を12~24時間毎に行い状態が回復し始めたら流動食を少量日に2~3回に分け与え嘔吐症状
腹痛の有無で消化器能力の回復度を確認します。
エコー検査を薦めます。
お大事に
2007/05/30 20:49 -
- 質問カテゴリ:
- 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
先ずは腰椎椎間板ヘルニア?の確定診断(レントゲン、CT、造影他)をしましょう。
確定診断後、維持療法で限界(良くも、悪くも)がくるまで投薬を続けるか、外科を行い再発防止に勤めるかを選択すると良いと思います。
活気ある6歳で運動抑制をし投薬毎日、何時悪化するか回復の望みは有るか、悪化した時その対処はどうするかが計画されていないから心配なのだと思います。
主治医と治療計画を立て直すか、専門医の診断を仰いではいかがでしょうか。
2007/05/27 21:47 -
この質問で答えにくい点が多々あり詳細は控えます、出来れば専門医又は皮膚を得意とする病院へ受診されてくだい。
ダニ(アカラスならば)は治りにくいと思いますが適切な治療を行えば良い結果は期待できると思います。
2007/04/10 19:18