米地 謙介 先生の過去の回答履歴一覧
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こんにちは。
現状では体力回復のために症状に合わせた支持療法を受けるのが良いと思います。点滴は欠かさない方がよいと思います。問題はまだほとんど診断がついていない事です。点滴などで体力をつけてから積極的に原因究明しないと症状を繰り返すことにもなりかねません。
膵炎かどうかは血液検査で分かります。「猫膵特異的リパーゼ」という項目です。
脳症状の原因は肝臓だと思いますが肝臓病の診断には超音波検査、CT、組織診断などの方法が有ります。高タンパク食や強制給餌によって脳症状が悪化したことを考えると門脈体循環シャントという先天性の病気の可能性もあると思います。この病気の診断には手術もしくはCTが必要です。しらたまちゃんの状況でしたら手術よりもCTが勧められます。肝硬変や脂肪肝との鑑別もある程度つきます。ですがまずはCT検査が出来るだけの体力に戻すことでしょう。
担当の先生と家族の力で乗り切ってくれる...2010/11/23 11:00 -
こんにちは。
9歳の女の子でしたら乳腺腫瘍が出来てもおかしくない年齢です。腫瘍であれば放置するのはお勧めできません。もし乳がんであった場合には肺に転移することがあります。一度病院に連れて行ってみてもらった方が良いと思います。2010/10/05 09:05 -
こんにちは。
ネコちゃんの便秘は腎臓病が原因だったり、巨大結腸症という腸の病気だったりするので放置することはお勧めできません。もう一度病院に行ってレントゲン写真と血液検査を受けられてはいかがでしょうか。2010/10/05 09:01 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
レントゲン写真で異常があるのでしたらなんらかの病気と考えて間違いないと思います。肺がんがあっても初期には肺炎と同じように見えますのでレントゲン写真でははっきりしないことは少なくありません。
お近くにCTを持っている動物病院があればCT撮影によって胸の中のどの部分でどのような異常があるかはっきりします。異常部位がはっきりすればそこを針で刺して腫瘍なのか膿が溜まっているのかなど分かるかもしれません。もしくは胸腔鏡検査でも分かると思いますが胸腔鏡はあまり普及が進んでいないのでお近くには無いかも知れません。いずれの検査機も無いのであれば開胸手術も仕方がないかも知れません。
担当の先生とよく話し合ってみてください。2010/06/28 17:37 -
こんにちは。
熱心に歯のケアをしていても歯が悪くなる子がいますね。口の中の環境はワンちゃんによって様々ですから同じケアをしていてぴかぴかの子と悪くなっていく子があります。
前歯は小さくて歯ぐきや歯を支える骨(歯槽骨)も悪くなりやすく、歯槽骨が溶けてきて歯がぐらぐらしているようであれば抜いてあげるのが良いと思います。抜く方がよいのかまだ温存して歯科治療を受けるのが良いか分かりにくい時は獣医歯科を得意としている先生に診察の上、歯科用レントゲン写真を撮影してもらえばはっきりします。どの病院でもやっているわけではありませんがホームページなどで掲載されていることも多いので一度探されてはいかがでしょうか。2010/06/10 16:18 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
椎間板ヘルニアでは神経の障害によって麻痺がおこるのですが、その治癒過程ではさまざまな程度の後遺症が残ることがあります。神経細胞は再生能力が低く一般的には症状の回復は傷害された神経の周りの神経が神経伝達を補うことによってなされていると考えられています。ライトちゃんの場合、恐らくは適切な治療によってかなりの改善がみられているのですが、一部の神経だけ完全に補われることなく「しびれ」として症状が残っているのではないかと思われます。
術後半年くらいまではリハビリで改善が見込めるとおっしゃる大学の先生もいます。歩けるようになったライトちゃんにとってのリハビリとは「歩かせること」です。まだ諦める時期ではありませんので期待を込めてたくさん運動させてください。2010/06/07 16:55 -
こんにちは。
自己免疫介在溶血性貧血はあっさりと治ってしまう子もいれば治療の甲斐なく死亡する子もいる難治な病気の一つです。担当の先生は輸血を三回もしてくれてガンマガードまで使ってくれているのであればかなり内科治療に優れた獣医師だと推測します。内科治療に反応しない時は脾臓摘出で良化する症例もありますが、これはリスクもありますし術前に十分な評価が必要です。内科に秀でた担当の先生から話が出ないのであれば適応症例ではないのかもしれません。
毎日が心配だと存じますが担当の先生を信じてなんでも相談するようにしてください。2010/05/21 13:45 -
こんにちは。
ACTH刺激試験でこのような高値が出るのであればクッシング症候群と考えてまず間違いないと思います。ACTH刺激試験の特徴として、クッシング症候群のワンちゃんで正常値が出ることはあってもクッシングでない子でここまでの異常値がでることはほとんどありません。検査の「特異性」という考え方です。臨床症状を考えても非常に疑わしいと思います。血液検査でALPが上がっていない理由はよく分りませんが症状とACTHで判断されるのが通常です。もう一度ALPを計り直してもらってはいかがでしょうか。ALPがやはり低ければ今度は低用量デキサメタゾン刺激試験という感度、特異性ともに高い検査もあります。主治医の先生としっかり話し合ってください。
甲状腺ホルモンのお薬はまだ必要でしょうか。直接は関与しませんがクッシングの治療をするのであればその前に甲状腺ホルモンの必要性を先生に相談されることをお勧めします。
2010/05/19 13:07 -
こんにちは。
文章で拝見する限りミニマムちゃんの症状は脳の症状だと思います。門脈シャントの手術はお腹の手術ですので手術中に何かあったというよりは門脈シャントの治療経過の中の症状と考えた方がよさそうです。ネコちゃんの門脈シャントではワンちゃんと比べて脳神経の症状が強く出る傾向があります。特にシャント血管が太い場合は術後に神経症状が出たりします。術後に痙攣発作が出ていませんので手術自体は非常にうまくいったと思います。だとすると問題は手術するまでに脳に与えられた障害による後遺症です。これは術前にCTやMRIを撮影しても予測ことはできません。残念ながら効果的な治療法は見つかっておらず症状を抑えるお薬を使いながら少しでも肝臓の発育を促す内科治療を続けることだと思います。ミニマムちゃんはまだ若いので肝臓の発育とともに脳もダメージから回復してくる可能性が十分あります。回復するまでの期間に体力を消耗しないよ...2010/03/27 16:40 -
下痢→抗生物質服用→回復→薬をやめる→下痢再発・・が続いています
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードプードル / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
慢性の下痢症については対症療法をとるのが一般的です。これは食事療法や抗生物質などがそれに当ります。一方、対症療法をしても改善しない、もしくは再発を繰り返す場合には原因をつ追求する必要もあります。腸の癌や免疫性腸炎などは対症療法だけで治らないことがあるからです。癌や免疫の病気を調べるためにはCTやバイオプシー検査が必要となります。内視鏡があれば手術を受けなくても診断できることもあります。今後の精密検査について直接担当の先生に聞いてみてください。恐らくは先生も精密検査について切り出すタイミングを計っていると思います。2010/02/13 14:47