樋口 高裕 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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まほさんへ
大泉門開存は、成長に伴い、閉じていきます。
また、完全に閉じなくても小さな穴であれば、健康上それほど心配入りません。
穴の大きさによっては、ストレスに弱い虚弱体質、水頭症などの原因となることがあります。
良質な食餌を与え、希望を持って、成長を見守ってあげてくださいませ。
お大事に。2022/05/20 10:58 -
あんりんママさんへ
さぞご心配のことでしょう。
門脈シャントの場合、代謝毒物の胆汁酸やアンモニアの生成を減らすには食餌中のタンパク質を減らせば良いのです。野菜や果物は、ワンちゃんに毒なネギ類やブドウ以外なら与えてもいいです。糖分は問題ありません。一番よくないのは、肉です。
タンパク質含量を制限している腎臓疾患用処方食がベストです。副食としての前述のものは
いいです。ただ、アミノ酸バランスを考慮すると、BCAAアミノ酸を多く含むサプリ(肝臓に良いカボチャの皮、ブロッコリー、しいたけなどを配合)を与えると、さらに栄養的に肝臓への配慮ができます。血中肝臓数値はまだまだ問題あるものでありませんから、食餌やサプリ を上手く組み合わせれば、健康維持を持続できるでしょう。主治医の先生とよくご相談されて、頑張ってくださいませ。2022/04/14 17:46 -
- 質問カテゴリ:
- その他 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / カニンヘンダックスフンド(ロング) / 男の子 / 12歳 6ヵ月
めめさんへ
通常の甘いチョコは、1g当たり1-5mgほどのテオブロミンを含んでいます。テオブロミンは犬では分解できないので、摂取して36時間程度の間、中毒となるのです。致死量は、体重1kgで100〜200mgほどなので、体重4キロ程なら、チョコ80gから400g近い量を食べない限り、大丈夫でしょうが、症状が出るでしょう。心臓の興奮、頻尿、嘔吐、下痢、震え、けいれんなどです。三日目になれば、毒が排出されますから、それまで特別な症状がないなら問題ないでしょう。ただ、高齢でもあるので、ご心配なら早めの受診をおすすめします。
大したことにならないのをお祈り致します。お大事にしてくださいませ。2022/04/14 11:39 -
ちゃちゃ丸さんへ
口内の腫瘍は比較的悪いものが多いので、ぜひ腫瘍にあかるい先生に診察してもらって欲しいです。
メラノーマ、扁平上皮癌、繊維肉腫などです。周囲に炎症も見られるので、そのうち痛がる様になるでしょう。
顎の骨への浸潤(レントゲンでわかります)によっては腫瘍だけでなく、命を救うには顎の切除も必要になってくる場合もあるのです。また、とんでもないところに遠隔転移することも否定できません。
是非早急に、腫瘍に詳しい先生にどうか受診させてあげて下さい。お願いします。杞憂に終わればいいのですがーーー2021/10/02 15:58 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / お父さん犬はチワワ、お母さん犬はヨーキーです。 / 女の子 / 3歳 5ヵ月
でこぽんさんへ
さぞご心配なことでしょう。
繰り返す下痢の原因がはっきりしないので、対症療法にとどまってしまうこともあります。
抗生剤を長く飲ませていると、確かに耐性菌の発生も危惧しないといけません。
若い小型室内犬で下痢症状を呈する厄介なものに、「門脈シャント」があります。
詳細な血液検査はやられた事ありますでしょうか? 先天的な肝臓循環の異常で、消化器症状などが繰り返し、やがて肝臓が小さくなって
肝硬変になってしまうこともあります。当医院でも繰り返す下痢の子に、この様な症例があり、勉強させられた経験があります。
主治医の先生でもセカンドオピニオンの先生でも、率直にご相談され、どうか原因の究明を今一度お願いしてほしいです。
全く、的外れな事を言っているかもしれませんが、ご検討くださいませ。お大事に。2021/09/13 18:41 -
いいと思います。ある子には紹介したら、かなり病状が改善したことがあります。
そういった努力で末永く健やかでありますようお祈り申し上げます。2019/11/04 09:51 -
当院でクッシングの場合、AHCCやハッピーポーズなどのサプリメントも処方しています。
その子その子で病状も異なるので何とも言えませんが、残念ながら原因療法(手術)でない限りは完治することはありえません。
ただし、痛い、辛いと言った病状でもないので、病気と折り合いながら、ほぼほぼ寿命に近い年まで、比較的穏やかに生活することは可能だと思います。定期的に検診を受け、主治医の先生とトコトンご検討して、納得のいく手当てをしてあげて下さい。2019/11/03 15:38 -
かおりんさんへ
さぞご心配のことでしょう。血中ALPの上昇は、泥胆症だけでなく、クッシング症候群の疑いもあります。
低脂肪食や肝臓サプリなどを与えることは、いずれにせよ良いことです。
エコーを見られる先生なら副腎を診てもらったり、ALPアイソエンザイム検査などにより、類症鑑別ができるでしょう。(既に色々とやられているのであれば釈迦に説法で、すみませんがーー)
ALP数値がびっくりする程高くても、意外と長命でいてくれる子もいるので、どうか頑張って欲しいです。
お大事にして下さい。2019/11/03 09:31 -
さぞご心配でしょう。
まず、中性脂肪が顕著に高い場合、甲状腺機能低下症も疑います。血液検査で確認してほしいです。
この場合、甲状腺ホルモンを補ってあげれば、だいぶ改善するでしょう。ただし、中性脂肪が正常値になって来ないなら、脂肪肝になってしまった恐れもあるので、その場合、中性脂肪を下げる薬も必要となるでしょう。
甲状腺機能が問題ない場合には、体質的な高脂血症でしょうから、やはり中性脂肪を下げる薬が必要となります。
ALPの著しい上昇は、脂肪肝と関係するもの、胆嚢胆管に問題のあるもの、副腎に問題のあるものなどが考えられます。上記の処置にウルソ(胆嚢胆管に効果的)も必須なのので、クスリを併用しつつ、これらの詳細な検討も必要です。
これらの病気は残念ながら治るものではありません。生涯にわたり投薬や処方食(低脂肪食)と定期検診が必要です。また、心不全などの深刻な合併症も考慮していく必要があるので、専門...2019/07/11 16:04 -
数時間経っているので、すでに吸収され、充分効果があると思います。
ご安心ください。また、一ヶ月後で良いでしょう。2019/06/21 15:25