樋口 高裕 先生の過去の回答履歴一覧|4ページ目
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まろさんへ
初めての手術で、さぞご心配でしょう。
手術前に、血液検査はやられたでしょうか?通常、麻酔前検査で実施する病院が多いのですが、ーー。
血小板数などに異常はなかったでしょうか?
わんちゃんの去勢手術で、通常、一週間以上も出血が認められるのはおかしいです。
手術そのものに問題がないのであれば、わんちゃんに何らかの問題があると考えられます。
このばあい、止血機構が異常な場合が最も疑わしいです。
血小板数、血液凝固時間などを早急に検査する必要があります。
緊急的に、数日間プレドニンなどのステロイドや止血剤(トランサミン、アドナなど)を使用するのは、たとえ原因が不明な場合でも、特に問題はありません。まして適切な量を使用すればほとんど副作用の心配はないでしょう。ただ、こまねいているよりは実施するべきです。
セカンドオピニオン、サードオピニオンなどをご利用して、早急に対処してほしいです。
...2016/05/01 19:02 -
Namunyakさんへ
猫の口内炎は、猫エイズウィルスやカリシウィルス以外では、未だ原因不明です。
ですから、完璧な治療ができないのが現状です。
経験的には、成長期の免疫獲得に問題がある(初乳を十分飲めていないとか、栄養不足であったとか)のではーーと思ってはおりますが。
口腔内の免疫を調節管理することが治療上重要ではないかと思っております。
アガリスクなどのサプリメントも効果的ですが、重症の時にはやはりインターフェロンやステロイドが欠かせませんね。
ストレスのない生活環境も整えて、末長い診療が必要となりますので、どうかくれぐれもお大事にしてくださいませ。
2014/11/06 22:36 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
レオン&ランママさんへ
しこりの増大の速度は良性悪性に関係ありません。
小さいからと良性とも言えません。大きいからと悪性でもありません。
病理鑑定をしない限りは、良性悪性の評価は不可能です。だから、最悪のことを考えて、しこりの周辺は大きく切除する必要があるのです。悪性細胞が一つでも残った場合には何回でも再発します。肉眼でわかる範囲で切除しても安心できません。
また、乳腺組織そのものが少しでも残っている限り、何回も新たに乳がんはできるのです。ですから、獣医の中には、この状態で片側全乳腺切除も行う先生もいるのです。
主治医の先生と今後のことも含めて、徹底的にご相談されてください。
どうかくれぐれもお大事に。2014/11/06 22:15 -
ニコリさんへ
最も心配なのは、子宮蓄膿症です。
血液検査、エコーなどの検査で確定診断出来ます。
速やかに受診されてください。
場合によっては緊急手術になります。お早めに行動してください。
おだいじに。2014/08/29 19:53 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / 熱が出る / 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
hanamonahinaさんへ
お腹が弱い、痩せ気味ー腸のリンパ腫大ー背腰部の痛みー発熱ー背腰部の膿皮症という時系列でしょうか。
まず、膿皮症で発熱は考えられません。発熱の原因は、抗生物質や消炎剤の反応からなんらかの細菌感染があったのでしょう。これらはよくあることで、あまり心配ではないでしょう。
やはり気になるのは、腸のリンパの腫大と痩せ気味、お腹が弱いことでしょう。大型犬に多い症例として、リンパ管拡張症があり、これが心配ですね。すぐにどうのこうのというものではありませんが、定期的検診が必要だと思います。まだ、若いのにご心配でしょうが、注意深く見守ってあげてください。
お大事にしてください。2014/08/10 23:24 -
めいママさんへ
失礼ですが、この子は避妊してあるのでしょうか?
未避妊の子場合、真っ先に子宮蓄膿症が最も疑われるからです。
その他疑わしいのは、単なる胃炎(タガメットによく反応)、膵炎(リパーゼの測定が必要です)、通常のレントゲンに映らない異物誤飲(プラスチック、ゴム、布など)、脳神経疾患(三半規管の異常)などです。
食欲増進のためのステロイドはナンセンスです。胃炎、子宮蓄膿症の場合にはよけい悪化します。
1ヶ月もこのような状態は異常ですし、可哀想です。早急に的確な診断に基づく治療をして欲しいです。
セカンドオピニオンもどんどん利用してください。どうか行動してくださいませ。2014/08/08 00:31 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
盲導犬使用者さんへ
ラブラドールの10歳ともなれば、立派なお婆ちゃん犬ですので、いわゆるイボはいたるところに出来やすく、その原因は詳細にはわかっておりませんが、遺伝子の老化によるものと推察されており、ごく自然な現象です。
ただ、それがイボ(良性)なのか悪性の腫瘤(癌)なのかは、経験的診断だけでは誤診することも多く、現在では、まだ小さなうちに一般的には全摘
してしまうことが多いです。
摘出した組織の病理組織検査で、確定診断をするのです。
良性なら、安心ですし、悪性なら、その後の抗がん剤療法や放射線治療などを検討していくことになります。
最悪のことも考慮して、年齢的にも麻酔が十分安全な早期なうちに実施してしまうのです。
この場合、様子を見ましょうが一番無責任なものと、当院などでは認識しています。
速やかに、適切な処置をお願いいたします。後悔先に立たずです。
2014/07/29 16:30 -
ゆうvvさんへ
経過観察してる場合ではないと思います。
まだ、元気なうちに、まだcrea2.7ほどなら、ぜひ手術を早急にすべきでしす。手術に長けた先生なら、なんら支障にはならないでしょう。
悪性であっても、まだ小さいなら、拡大浸潤しないうちなら、手術も容易であるはずです。
ぜひ、腫瘍にくわしい先生のセカンドオピニオンを早急にうけるべきです。経過観察と称して、放っておくことの方が無責任だし、可哀想だし、罪だと思いますよ。
2014/05/12 14:09 -
amahimeさんへ
下半身全体が浮腫んでいるのですね。通常ではあり得ないことです!
下半身のリンパ管や静脈系での問題(狭窄、血栓など)、全身性であれば心不全、腎不全などの疑いもあります。
いずれにせよ、マッサージどころではありません。まだ、食欲のあるうちに、早急に受診してください
14歳にもなれば、なんら症状がなくても、年に2回は少なくとも検診が必要です。どうか、くれぐれもお大事にしてください。
2014/05/12 13:56 -
みいとのんさんへ
朝晩の寒暖の差が激しいこの時期、お腹が冷えたり、ストレスから胃腸炎になる子が多いのです。下痢、食欲不振、嘔吐の症状がある場合、お早めに受診されてください。最も心配なのは急性膵炎です。血液検査で分かります。
どうかくれぐれもお大事にしてください。2014/05/12 11:35