栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|107ページ目
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人間もそうですが、ペットにも本当に性格というのが様々にあります。
ストレスを感じやすい子は病院に行くと体調が悪くなるというのも確かにあります。
難しいところですが、飼い主様が近くでしっかりみていただくのが一番大事なことかもしれませんね。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/10/31 16:33 -
獣医師の栗尾です。
高齢になってくると体が不自由になり、鳴いて訴えてくることが多くなります。
時には痛みや苦しみが原因であることがありますが、多くは老齢性のわがままという判断になります。
フェノバールには鎮静効果は確かにあります。
しかし、肝臓への毒性が指摘されていることと、薬が安定して効き始めるまでに2週間ほどかかるというデメリットがあります。
(コストがおさえられるというメリットも一方ではあります)
1日1錠を2回であれば、それなりに効いてもよさそうな量です。
増量するのもひとつの方法ですが、1回あたり2錠以上の内服は規定量を超えてしまい、肝臓への負荷が不安視されます。
フェノバールが合わないということはないと思うのですが、内服でおさえられないくらいの状態と思うべきかもしれません。
ちなみに、
他の薬剤で動物に使用できるものであればガバペンチンが挙げられます。
フェノバールより...2020/10/31 16:30 -
獣医師の栗尾と申します。
時系列での記載をいただいておりますので、非常に経過がわかりやすかったです。
旅行に行ったり、叱ったりでストレスを感じる要因はしっかりありそうです。
ストレスの感じ方は人それぞれであれば、犬もそれぞれです。
傾向としたら若いうちの方がストレスは感じやすく、高齢犬ではわがままになり、ストレスをため込みにくくなります。
1歳3か月の子なので、ストレスは非常に受けやすい時期だとは思います。
精神的苦痛により脱毛がみられるケース、嘔吐、食欲不振などの消化器症状のケース、あとはトイレをいつもの場所と違うところでしたり、膀胱炎になったりする子もいます。
今回は粘膜便ということなので消化器症状にあたります。
ストレスにより大腸炎を引き起こし、軟便になることはよくあります。
時に血が混じる血便が出てくることもあります。
便の状態が良くなったり、食欲があれば、正直、あまり深く...2020/10/30 13:00 -
獣医師の栗尾と申します。
ペットの多くは10歳を超えるとシニアと呼ばれるので、10歳を超えたら療法食をはじめるのもありかもしれません。
予防的な療法食は良いこととは言いづらいですが、悪いことではありません。
費用がかかるというデメリットがあるので、その点だけクリアできるのであれば14歳の猫に腎臓ケアをはじめても良いかもしれませんね。
高齢の猫の多くは腎臓が悪くなりやすいです。
ただ、すべての子がそうなるわけではないので、私個人的には検査結果に異常がなければ腎臓食をスタートする必要はないと思っています。
とはいえ、悪化してからでは手遅れになってしまい、後悔しても遅かったりもあるので、食事の切り替えは全然ありだと思います。
食事の変更は推奨ではないが、容認はできるといった具合です。
飼い主様がどれだけ費用をかけれるか次第ではないでしょうか。
費用をかけても問題なければ、早めに食事の切り替え...2020/10/30 10:59 -
ご納得いただけたようで安心いたしました。
心配事などが出てきたらまた質問投稿お願いいたします。2020/10/29 15:30 -
食事量をメーカー推奨量より数割少なくすることについてのご意見
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 男の子 / 1歳 0ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
まず、はじめに申し上げておきたいのは、ドッグフードの量を数割減らすことが良いかどうかは、個体差だと考えるべきだと思います。
しかし、一方で背景にあることを考慮する必要があります。
例えばロイヤルカナンは本社がフランスにあります。
なので犬に合った栄養などは海外を基準としています。
海外での犬との生活が具体的にどうかまでは把握していませんが、
おそらく日本よりもペットの運動量が多かったり、大型犬が多かったりということはあるのかもしれません。
活発に運動する健康的な犬にとって必要な栄養をもとに、食事の推奨量を記載されているかもしれません。
ちょっと話が違ってきますが、もう少しわかりやすく申し上げると、、、
フランス人男性の平均身長は176cm、一方で日本人男性の平均身長は172cmです。(ちなみにアメリカ人男性の平均身長は175cmみたいです)
身長が4cm違うと消費エネルギ...2020/10/29 11:05 -
獣医師の栗尾と申します。
薬剤には基準となる薬用量というものがあります。
たとえばテリオス錠であれば2分の1錠が基準の量です。
しかし、症状の度合いや体型により3倍程度まで増量することがあります。
体重が軽ければ軽いほど、薬は基準より多めの処方が必要です。
反対に大型の犬になると、体重あたりの投与量は少なく抑えることがあります。
一見、投与量が多かったように思えますが、状況により倍量の処方は全然あり得ます。
実際に。倍量にしないと効果が出てこないケースも多々あります。
そこは診察した獣医師次第かもしれません。
また、さらに言及すると、同時処方されている薬剤があれば、他の薬剤による影響も多少加味されます。
ウルソデオキシコール酸錠については適正な投与量だと思います。
ウルソについては1日2回投与が基準ですが、おそらく大きな問題とはなっていないことから1日1回の投与なのではないでしょう...2020/10/29 10:45 -
セカンドオピニオンは重要とは言いますが、、、、
おそらく大丈夫ではないでしょうか。
元気で食べてくれて、しっかり寝て、大きくなればおさまるような気がします。
人間と同じで、週に数回咳き込むのは問題ないレベルではないでしょうか。
しかし、世の中には心配性な飼い主様もいらっしゃって、少しでも咳き込むのはおかしいと思われる場合もあります。
そのようないろいろな飼い主様と接する中で、できるだけ対策をしておいた方がよいと行動するのが、獣医師の考えでもあります。
元気そうと感じられるなら、飲み薬などは必須ではないかもしれませんね。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■...2020/10/28 17:26 -
獣医師の栗尾と申します。
20歳を超えてくると高齢も高齢で、食べてくれるのが奇跡的なレベルです。
とにかく安定して食べることが重要となります。
なので、塩分などの栄養素はそこまで深く考えずに、食べるものをまずは選択して、
それを毎日決まった時間、決まった量、決まった場所で与えていくことが重要だと思います。
また、ウエットタイプであれば塩分もそれなりに薄まるとは思います。
21歳ということなので、本当に長生きだと思います。
これは猫自身の生命力もありますが、飼育方法が非常に良いということがあげられるのではないでしょうか。
ストレスなく、心地よい、元気をたもてる飼育をされている、すばらしいことだと感心いたします。
年齢とともにドライタイプの食事が難しくなることは仕方ありません。
柔らかいもので十分なので、与えてあげてください。
もちろん、ちゅーるやShebaで問題ありません。
私はよく銀のスプーンや...2020/10/28 14:14 -
獣医師の栗尾と申します。
幼い間の猫風邪は非常に多くあります。
特にワクチン接種が完全でない場合は、可能性が高まります。
動画を拝見しました。
明らかに咳の症状がありますね。
問題はこれをゼロにする必要があるかどうかとなります。
2週間の間に1,2回程度であれば、健康といっても過言ではないような気がします。
例えば内服をやめてみて調子が悪くなったりしないかをみたり、
逆にインターフェロンなどの治療を加えて、さらに良くなるか反応をみたりする必要がありそうです。
同じ薬を2週間以上続けるのは得策ではないような気がします。
食欲はありますでしょうか?
あとはしっかり食べて免疫力をつけることが重要となります。
免疫力がつけば、自然におさまることも十分考えられます。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/10/28 13:43