栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|106ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
同居猫にほぼ同時期にトラブルがあったときに考えることが2つあります。
①血縁関係はあるのか?
血縁関係があれば、遺伝的な問題がもしかしたらあるのかもしれません。例えばスコティッシュフォールドにおける骨軟骨異形成症というものが知られています。血縁的に骨格の異常があらわれる要素があるのかもしれません。若いというのも疑うべき要素の一つです。多くの遺伝病は若齢で発症します。ただ、そのような場合は治療のすべがありませんが。
②感染性の可能性はないか?
感染の場合は血縁などは関係ありません。同居のペットに連続してトラブルが起こったときにはまずは疑うべきです。しかし、一方で、歩行状態に異常が出てくる感染症というのはあまり一般的ではありません。活気がなくなるというのはいろんな感染症で起こりえますが。若齢期はワクチン接種などが十分でなかったりで、免疫力が弱いため、感染症のリ...2020/11/07 10:40 -
獣医師の栗尾と申します。
高血圧と高アンモニアというに関しますと、
高血圧に対しては内服薬、高アンモニアについては専用の点滴や浣腸をすることがあります。
心筋症ということですので、すでに飲み薬はされているのではないでしょうか?飲み薬での対策ができていればひとまずは問題ありません。
点滴で対処することもありますが、心筋症であればやはり飲み薬が優先にはなります。
高アンモニアについても浣腸をしたというお話があったので、ひとまずそれで対応はできています。静脈点滴をうつ場合もありますが、一般的には肝臓を問題としているときに静脈点滴が適応になるかもしれません。点滴をうたなくても浣腸をしていれば、徐々にアンモニアは下がっていく可能性があります。
また、マロピタントとファモチジンの同時投与は問題ありません。一般的な処置の範囲内です。副作用として食欲減退が可能性としてありますが、あくまで長期投与を...2020/11/05 14:34 -
獣医師の栗尾です。
ずっとエリザベスカラーというのはきついお話ですね。
やむを得ない場合もあるかもしれませんが。
尿失禁の原因にもよりますが、例えばフェニルプロパノールアミンという薬剤が尿失禁には効果を示すことがあります。
国内では販売されていないので、海外から取り寄せる必要があるというのが難点ですが、処方はできるかと思います。
試してみる価値はあるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
htt...2020/11/05 14:22 -
獣医師の栗尾と申します。
注射などをする際に空気がある程度入ることは仕方ありません。
皮膚がはち切れそうになるくらい空気が混入すれば問題があるかもしれませんが、ほとんど問題となることはありません。
音がなるのも次第になくなります。
安心して点滴をしてあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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http...2020/11/04 10:54 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 女の子 / 4歳 8ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
添付いただいている写真を拝見いたしました。
見たことのない立ち方ですね。
今のところは問題ないという表現が正しいかと思います。
なので、今後、症状が進行し、骨の湾曲や肉球の肥厚などが目立ってくる可能性があります。
そうしたときに何か対処できることがあるかどうか、正直、わかりませんが。
とりあえず悪化したりしないかみておくしかないような気がします。
そのままであれば、ただの変なクセととらえるしかありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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獣医師の栗尾と申します。
浸潤性というお話であれば、頸部や脇、肋骨など前胸部などでのお話でしょうか。
そもそも浸潤性かどうかを深く考える必要がどの程度あるのか、個人的には疑問ではありますが。
肥大化がどんどん進み、運動や呼吸を圧迫するようなレベルになりそうであれば摘出をすればよいのではないでしょうか。
浸潤性であれば少し、面倒ではありますが、しょせん、脂肪腫なので手術は問題なくできると思います。
手術の難しさや再発率の違いという問題なだけで、寿命等にはかかわらないはずです。
CT検査をしてある程度、浸潤性かどうかは判定できるかもしれませんが、、、仮に浸潤性でなかったとしても、今後、手術しなくて良いという話ではないのではないかと思います。もちろん浸潤性であれば手術と言われてしまうのだろうとは思いますが。
浸潤性=悪性という訳ではありません。悪性かどうかはCTではわかりません。浸潤...2020/11/03 18:45 -
内服で抑えられない状態というのは、それだけわがままになっている、分離不安が進んでいる、痛い苦しいなどが悪化しているなどの意味です。
単純に投薬量を増やしていく必要があるのかもしれません。
ただ、申し上げたようにフェノバールは肝臓への負担を考慮する必要があります。
高齢になってくると、鳴く回数が増えたりは多くの子で見受けられます。
自然な流れといえば自然な流れなのです。
年をとると赤ちゃんにもどっていくといわれますが、ペットも同じです。
赤ちゃんにもどって、よく鳴くようになってしまいます。
食欲などがあればおそらく病気などではないと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/11/02 11:12 -
獣医師の栗尾と申します。
まずお伝えしたいのは、フードに関する質問はフードメーカーに問い合わせるのが一番確実であるということです。
正直なことを申しますと、獣医学の分野には栄養学に関する学びはほとんど含まれていないので、確実なことはお伝えしづらい部分があります。
一応、私も手元にて確認をいたしました。(もちろん、栄養成分まではさすがに記憶はしていないので)
ユリナリーSOオルファクトリー:100kcalあたり カルシウム 0.2g リン 0.22g マグネシウム 0.02g
消化器サポート可溶性繊維:100kcalあたり カルシウム 0.3g リン 0.25g マグネシウム 0.02g
となっています。
やはりカロリーあたりで考えると消化器サポート可溶性繊維の方がミネラルが豊富で、結石ができやすいかもしれません。
便か固い場合は理想的には結石用のフードを食べながら、水分をたくさんとること、または結石用のフードをウエットタイプに変え...2020/11/02 11:06 -
こちらこそよろしくお願いいたします。
2020/11/01 18:47 -
獣医師の栗尾です。
なんとも不運な事故ですね。
毛についた範囲が広い場合は(腹部や背中の全体など)、シャンプーをするべきだと思います。
範囲が小さければ(足先だけなど)、なめてとったり、拭いてあげるのもありだと思います。
ただ、獣医師として注意したいことがあります。
それは一般的に猫はシャンプーを嫌い、本当に嫌がりすぎた場合はショック死するような子もいるということです。
たくさん汚れた時はシャンプーするべきですが、注意が必要です。
あとは、はっきり言ってしまえば毛を切るのが一番確実ではないかという考え方です。
コットンで拭いてとれないというときは、シャンプーでもとれない可能性が高いです。
なので、毛を切っても問題ないようであれば切るのをおススメします。
ただし、ハサミで切れるのは毛先だけです。毛の根本まで色がついてしまっている場合はバリカンを使わないといけません。
それはかなり慎重...2020/11/01 18:46