栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|109ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
尿がほとんどつくられなくなれば、打つ手はないかもしれません。
結石などが関与する場合は可能性がありますが、おそらくそうではないように思えます。
残念ながら治療は非常に困難です。
なお、血液透析という方法もありますが、非常に費用がかかり現実的ではありません。
一方で腹膜透析という手段は簡便に行えます。しかし効果は非常にわずかなものではないかと予想されます。2020/10/26 20:03 -
呼吸が苦しそうな状況が続けば、まずはその原因を探る必要があります。
手術による痛みなどであれば痛みの緩和(注射など)を検討します。
肺炎などになっていれば抗菌薬の投与などを行います。
尿道の手術ということでしたので、食欲が無くなるというのは一般的ではありません。
手術後の痛みも2、3日でおおよそおさまります。
なので最悪、腎臓が悪くなったりしていないかについても注意が必要です。
退院後に食べるようになれば問題ないのですが、退院後も食欲がなければトラブルが起こっている可能性が高いです。
※食欲がなければ基本的に飲み薬はNGです。なので、てんかんや心臓のケアは難しいと思われます。2020/10/26 14:03 -
獣医師の栗尾と申します。
一般的に手術と行うと、痛みが多少でますので、呼吸は荒くなる傾向にあります。
どれだけ健康的な犬でもハアハアすることはあります。ですので呼吸が荒いというだけでは早急な対応は不要です。
また心雑音が無いということなので、必ずしも投薬が必要な状況だとは思えません。
心臓の悪化の程度に応じて、心臓のケアを行いますが、薬が必要でないことも多々あります。
てんかんについては直近1か月で発作がなければ投薬が不要と判断しても問題ありません。
結論を申し上げますと、食欲があり、尿が出ていれば、様子を見るでおそらく問題ありません。
本人の状態をみないとはっきりとは申し上げづらいですが、そのように思えます。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/10/26 11:05 -
獣医師の栗尾と申します。
柔らかく、元気であれば問題ないことが多いですが、ごく稀に悪性腫瘍の場合もあります。
受診はしておいた方がよいかもしれません。2020/10/25 15:09 -
そうですね。それもありかもしれません。レントゲンで異常がなければ、ひとまず問題なしと判断するしかありませんが、確認の必要はありそうです。
2020/10/25 15:07 -
獣医師の栗尾と申します。
そうですね、ステロイドの内服をしている場合は中性脂肪値は高くなることがよくあります。
つまり、中性脂肪を下げるためにはステロイドを休薬するべきという判断になります。
ステロイドをやめてもTGが高ければ、脂質代謝異常などの疾患があるかもしれません。
正確な判断をするためには1か月程度投薬を中止しないといけません。
しかし、かゆみが酷いようなら、プレドニンをやめるわけにもいかないので、経過観察というのもやむを得ない選択肢となります。2020/10/23 17:54 -
獣医師の栗尾と申します。
術後に数日、咳き込んだりすることはあります。しかし、2週間というと長い気がします。
呼吸困難などなっておらず、食欲があればとりあえずは大丈夫なのですが、ちょっと気にはなりますね。
(※稀にですが、手術時に行う気管挿管により気管を傷つけたり、穴をあけてしまう事例があります。穴があいていないかはレントゲンで確認ができるかもしれません。万が一にそなえて症状を動画などで記録しておいた方がよいかもしれません。)2020/10/23 17:50 -
獣医師の栗尾です。
慢性的な下痢とあるので、ショックで食べないという訳ではないのではないでしょうか。
検査結果には大きな問題はないのかもしれませんが、何か病気が潜んでいる気がします。
点滴で良くなるかはわかりませんが、受診なしに健康になるとは考えにくいと思います。
とらえにくい病気として、脳疾患や腫瘍性疾患などがあげられます。
食べないだけならまだ許せますが、飲みもしないのであれば点滴するべきではないでしょうか。2020/10/21 10:37 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常 / 熱が出る
- 対象ペット:
- 犬 / バーニーズ・マウンテン・ドッグ / 女の子 / 7歳 10ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
内視鏡検査というのは主に口腔内から食道、胃や直腸の中を確認する際に使用します。
なので、基本的には消化器症状(嘔吐や下痢)がある際に実施することが多いのですが、なぜ内視鏡なのかはよくわかりません。
呼吸器症状(咳や呼吸困難)の際にも適応にはなりますが、それもないのであれば内視鏡で分かることは少ないのではないかと思います。
発熱と食欲不振で考えられる病気というのはたくさんありすぎて(100種類以上はあると思います)、それだけでは検討がつきません。
あまり深く考えずにステロイドを試すというので良いのではないでしょうか。。
ロベナコキシブは休薬する必要がありますが、ステロイドが効かなかったら、効かなかったで、免疫系の病気は除外できるとも考えられます。
除外診断という方法もありますので、いろいろ試すというのは良いのではないでしょうか。
※ただ、一般的によくわからない症状が...2020/10/19 11:22 -
- 質問カテゴリ:
- ペットトラブル
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(スムース) / 女の子 / 19歳 0ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
脾臓腫瘍にもいろいろタイプがあります。
過形成と呼ばれる腫瘍であれば手術の必要はありませんが、血管肉腫とよばれるものであれば早期の摘出を考慮するべきです。
19歳という高齢であることを考えると、正直、手術はオススメはできません。
手術をしてもしなくても寿命は変わらないのではないかと思います。
ただ、脾臓の摘出自体はかなり簡単な手術の部類になります。
手術後のダメージも少ないことが多いです。
最終的には飼い主様の判断ですが、簡単な手術ですが、寿命を左右しないのであればオススメではありませんね。2020/10/18 11:47