栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|105ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
回答していきます。
①CTで見つからないということはほとんど無いかとは思いますが、通常は触診で分からなければ、腹腔内にあると断定して問題ありません。
②事前に見つける方法はあとは超音波検査でしょうか。かなり分かりにくいかもしれませんが。しかし、これも一般的ではありません。なぜなら上記の通りで、触診で見つからなければ、まず間違いなく腹腔内にあるからです。仮にCTやエコーで見つからなかった場合に、腹腔内に存在しないと断定する方が無理があります。
③開腹してから探すのは非常に容易です。膀胱のすぐそばにだいたいあります。避妊手術をされたことのある先生であれば、まず間違いなく見つけられると思います。年齢的なことを不安要素にあげられていましたが、元気・食欲があればまず問題はありません。何より停留精巣による腫瘍のリスクとありますが、停留精巣を摘出しないと話になりません。外に...2020/11/09 17:08 -
獣医師の栗尾と申します。
歯が折れると、出血があります。これは当然のことで、仕方ありません。
ただ、口腔内の出血は比較的早く止まります。
(一方で、鼻からの出血はなかなか止まりません。)
ましてや、今回は乳歯ということなので、何も問題ありません。いずれは抜け落ちる歯なので。
どのように対応すればよいか、ということですが、何もしなくて大丈夫です。
どれだけ遅くても1日以内に出血はとまり、痛みもなくなるはずです。
食事がちゃんとできているかみてあげてください。
(ごく稀に血友病のような出血が止まりにくい子もいますが、、、そこまでは考える必要はないと思います。1日以上たっても出血がある場合は受診いただければよいかと思います。)
おそらくこのメッセージをご覧になっているころには出血はなくなっているのではないでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
***************...2020/11/09 16:57 -
脂肪腫が呼吸器系の器官を圧迫することは十分に考えられます。
その確認はレントゲンが最適だと思います。エコーでは空気が反射してしまうので、呼吸器系の判定には向いていません。
あとは数回に分けた方が負担が少ないというのは、正しいのか良くわかりません。
場合にもよるのでしょうが、かかりつけの先生の話だと、歯石除去+CT検査+脂肪腫の摘出で3回麻酔をかけるという話になりそうです。
もしかしたら、麻酔前の検査も3回必要ということでしょうか。。
一般的に麻酔の回数は少ない方が良いとされるので、私なら歯石と脂肪腫の切除は同時に行い、検査も麻酔も1回で済ましますが、先生それぞれの考え方ということになります。石橋を叩いて渡るタイプの先生なのかもしれません。悪いことではないのですが、とうしても時間と費用がかかりますね。
検査するべきというのは分かっても、浸潤性であったら手術をしないのかというのがポイン...2020/11/08 19:41 -
飼い主様のお気持ちにこたえることができて、何よりうれしく思います。
2020/11/08 18:53 -
獣医師の栗尾と申します。
お尻を拭くような歩き方ということで、とりあえず3つ候補があります。
①肛門腺の問題
肛門の両脇にある肛門嚢と呼ばれる袋に液体がたまりすぎると、かゆみをもたらすことがあります。
おどろいたときや、おしりを舐めたりしたとき、排便時などに自然に排出されることが多いのですが、もしかしたら液体がたまってきているのかもしれません。この問題に対しては動物病院などで肛門腺絞りをしていただくのが良いかと思います。
②毛並みの問題
短毛の場合などでは特に毛がチクチクしてお尻周りをしきりに気にする子がいます。こればっかりは毛が伸びたり、逆に短くしたりするしかありません。塗り薬などでも対処がしにくいので、どうしようもないかもしれませんが、反対に悪い病気などでもありません。
③瓜実条虫の問題
いわゆるサナダムシと呼ばれる寄生虫の問題です。幼い猫ということなので、これが一番可能性があ...2020/11/08 18:47 -
念のために隔離はありかと思います。幼弱な場合は、致命的な感染症を患っている可能性は否定できません。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/11/07 19:27 -
朝、夜で半量づつ混ぜたら良いのか、朝、夜でわけたら良いのか
ということですが、前者の方が良いような気がします。
後者だと食べムラがでると対処が難しくなりそうなので。
どうぞ宜しくお願い致します。2020/11/07 11:12 -
そうですね。試せるものがあれば試してみるのがよいかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。2020/11/07 11:10 -
獣医師の栗尾と申します。
正直に申し上げて、なめくじを食べる犬というのは初めてききました。
、、、でも、ほとんど問題はないかと思います。
あらゆる昆虫は食べても問題ありませんし、栄養価もバツグンです。
なめくじは貝類の系統になってきますが、、、
しかし、ごく稀に、なめくじは寄生虫を保有していることがあるみたいなので、用心するに越したことはありません。
一般的な寄生虫検査で検出することは非常に困難だと思われるので、検査の意義はほとんどなさそうです。
問題はやめさせる方法です。
非常に難しい問題ですが、わざとマズイなめくじを用意するのが手っ取り早い気がします。
犬はニガイものが苦手です。カライものも苦手ですが、カライものは体調を崩してしまう可能性があるので、ニガイなめくじを用意するのがよさそうに思えます。
例えばニガイお茶を用意して、なめくじに少しかけて、ペットに食べてもらう。苦味...2020/11/07 11:08 -
獣医師の栗尾と申します。
腎不全は治りにくい病気であり、さらに悪性リンパ腫というと、それも致命的な疾患です。
2つの重大な病気をかかえると、状態は何倍にも悪くなっていきます。
10月の頭ということなので、すでに1か月は経過しているという話になります。
悪性リンパ腫であれば1か月で限界がくることは一般的です。
さらに若い子ほど、ガンの進行は非常に早く、悪化のペースに歯止めがききません。
何かできることはないかということですが、食欲がなければ、静脈点滴をうったり、皮下補液をしたりでしょうか。
しかし、それも延命といえば延命です。
延命をしないつもりであれば、今のままミルクなどを与えるしかないのではないでしょうか?
あとは、できるだけ寄り添ってあげたり、声をかけてあげたりして、勇気づけたり、寂しくないようにしてあげることを心がけてあげてください。
吐血のようなものをしていれば、もう長くない...2020/11/07 10:52