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栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|87ページ目

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  • 腎臓病でのワクチン接種につきまして

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / 三毛猫 / 女の子 / 12歳 11ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    ワクチンを打つことで、腎臓や心臓に負担がかかるということであれば大問題と言わざるを得ません。
    可能であれば、「ワクチンを毎年受けていた子ほど、腎臓病になる子が多い論文」というものの出どころを教えていただけないでしょうか?
    今の世の中、フェイクニュースというのが当たり前に出回っています。そういうものでないか確認させてほしいです。

    ※ちなみにですが、ワクチンはワクチンメーカーが製造しています。獣医師がつくっているわけではありません。腎臓や心臓に負担があるかどうかは我々、獣医師にも分かりません。本当のことを知りたければワクチンメーカーに問い合わせるのがベストかもしれません。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/04/08 23:55

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  • 免疫介在性血小板減少症

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ビションフリーゼ / 男の子 / 7歳 8ヵ月

    獣医師の栗尾です。

    連絡が遅くなりました。

    当該疾患に関して、アトピカの併用は一般的といえば一般的ですが、効果が認められないことが多いので、ステロイド単剤ですすめることで落ち着かせることがほとんどです。
    アトピカは嘔吐が副反応として出ることはよく知られている事実ですので、凍結保存を獣医師は推奨しています。凍らせた状態で服用させると、嘔吐はあまり出ません。※製薬会社は推奨していませんが。

    ステロイドの長期服用は副作用を心配しますが、そうこう言ってる余裕のない病気です。
    血小板の数が減るようであれば、ステロイドを多めでも続けるべきかと思います。
    減薬ができないのは仕方ありません。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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    可能であれば...

     2021/04/04 18:53

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  • FIPについて

    質問カテゴリ:
    体重の異常 / 食欲の異常 / 熱が出る

    対象ペット:
    / ソマリ / 男の子 / 0歳 4ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    おっしゃられるようにFIPは猫コロナウイルスの突然変異と考えられています。
    つまりは先天性ではありません。

    先天性というのは、母親猫がFIPを発症したうえで、出産したケースが該当します。
    ただ、FIPを発症した中で妊娠して出産まですることはまず不可能なので、ありえません。

    なお、猫コロナウイルス自体は半数以上の猫が保有しています。
    ただ、これはFIPウイルスではありません。猫コロナウイルスに関して言えば先天性といってもいいのかもしれませんが、FIPは別物です。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/04/03 20:01

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  • しこり

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリバー / 女の子 / 6歳 8ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    しこりがレントゲンにうつらないというのは一般的です。
    特に、肋骨付近という話なので、レントゲンでは肋骨が強調されてわかりにくいかと思います。

    大きくなったらまた受診で基本的には問題ありませんが、
    逆にいえば、サイズに変化がなければ経過観察で、大きくなるような場合は要注意ということになります。

    どうしても気になるということであれば、手術で摘出すればよいかと思います。
    摘出することも方針としては間違ってはいません。
    ただ、手術というのはどんなものでもそうなのですが、絶対に安全というわけではありません。
    なので、こういうしこりができているケースは大きさの変化をみていくというのが基本方針です。
    大きくなっていき、問題がありそうな場合のみ、手術を検討していきます。それば基本的です。

    ちなみに、出来物が何なのか?ということについては分かりません。
    見た目では判断が...

     2021/04/03 19:55

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  • 便の回数

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / バーニーズ・マウンテン・ドッグ / 男の子 / 9歳 6ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    お話の感じでは会陰ヘルニアが関係しているように思えます。
    再発しているのではないでしょうか。
    再発はよくあることです。

    高齢になり便秘になることはありますが、
    何度もトイレをするということはありません。
    あくまでトイレの回数が減って、便秘になるということです。

    なので、少量頻回の排便は会陰ヘルニアが関係していることがほとんどです。
    肛門脇が膨れているかどうか要確認かと思います。
    難しければ動物病院を受診いただくのがよいかと思います。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/04/03 19:18

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  • ブレンダZについて

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 女の子 / 14歳 6ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    ①膵炎治療において、
    嘔吐下痢なし、食欲ありで
    ブレンダZを5日投与するとどうなりますか。

    ということですが、
    おそらく見た目の変化はとくに生じないものと思います。


    ②膵炎でなく、他の病気で投与するとどうなりますか。

    については、比較的新しい治療薬のため、知見が少ないというのが現状です。肺炎の治療などにはよく使われるようになってきましたが、まだまだ研究段階というイメージです。


    5日で血液検査が悪化している理由を知りたいということですが、
    単純に膵炎に対して十分な食事をとっているからという印象があります。
    あとは他に疾病がないか、ステロイドなど使用していないか、というところだと思います。

    獣医師の中でも意見が様々な部分がありますが、ブレンダZは良い治療薬のはずですが、個人的にはあまり明白な効果が出た印象はありません。もちろん、個人の見解なので、他の先生...

     2021/03/31 15:17

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  • 膵炎について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 女の子 / 14歳 6ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    膵炎の治療でステロイドを飲むというのは一般的ではないように思えます。
    重度の膵炎の場合にはステロイドを投与することがありますが、重度の場合には飲み薬はおろか、食事もできない状態となるので、注射での投薬となります。なので、飲み薬でステロイドというのは膵炎の場合には適用外となることが多いです。

    入院の目安についてですが、1日に5回以上の頻回の嘔吐があらわれ、血液検査にてリパーゼの顕著な上昇があり、飲食が困難な状態と認められた場合に、入院管理(=点滴治療管理)を推奨することがあります。
    数値については血液検査の機器により変動しますので、一概にお答えができませんが、顕著に高い場合と考えていただいて構いません。

    下血した場合は、悪玉菌どうこうもありますが、重度の膵炎を伴っているケースにそういう症状が認められます。多量の下血は命にかかわることが多く、年齢が14歳とあり...

     2021/03/29 12:26

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  • ANP値について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 女の子 / 7歳 10ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    ANPが高値なので、心臓のケアのために内服を開始することは間違いではないと思います。
    ただ、心臓であるとすれば、どこがどれくらい悪いのかは確認をしておく方がよいかもしれません。
    心臓病は超音波検査で器質的な変化をとらえることができるかと思います。
    具体的にいえば、ガンなどの腫瘍性疾患がないかどうかは要確認です。
    万が一、ガンであった場合は、抗癌剤まで考慮しないといけません。

    他に病気がある可能性は否定はできませんが、心臓の可能性が高いとは思います。
    他の病気をみるためには、もっと広く血液生化学検査を実施する必要がありそうです。

    あと、心臓の評価はBNPやトロポニンでも確認ができます。ともに特殊な血液検査ですが、確認してみる価値はあるかもしれません。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    ...

     2021/03/28 13:47

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  • 誤飲

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / 柴犬と何か 15キロ / 男の子 / 1歳 10ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    誤飲したのが間違いないのであれば、放置しておくのはよいことではありません。
    理想的にはレントゲンやエコーで胃にあることが確認できることなのですが、シュシュの場合は、その確認が難しい可能性もあるかと思います。

    何をするのが適切かということですが、
    まずはレントゲンなど確認をしてみることだと思います。

    その際に腸に流れていることが判明した場合はどうしようもなくなりますが、胃の中にあれば内視鏡を実施して摘出するべきとなります。

    まとめると方針は以下の3つの可能性となります。

    ①レントゲン・エコーで胃の中にあることを確認できた
     → 内視鏡実施

    ②レントゲン・エコーで腸への移動を確認できた
     → 便で出るのをまつしかない、または、腸閉塞を引き起こしてしまった場合は開腹手術を実施

    ③レントゲン・エコーでもよくわからない
     → できれば内視鏡実施すべき


    どうぞ...

     2021/03/26 17:33

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  • 入院中の犬の様子が心配です

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / チワパグ / 男の子 / 16歳 1ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    初めての入院のストレスというのは個体差があるので、なんともいえませんが、ストレスがあるのは間違いありません。
    しかし、手術なので、入院が必要なのは当たり前ということになります。
    ストレスに関して悩むのであれば手術しない方が良いと思います。

    高齢や気管虚脱のリスクですが、16歳という年齢は相当なリスクにはなります。
    気管虚脱は程度によりますが、そちらはあまり問題ありません。ただ、術後に気管虚脱が悪化することはあります。

    ただ、高齢であっても、持病をもっていても必要な手術というのは確実にあります。
    たとえば、今回でいえば、脾臓の血管肉腫が破裂して、腹腔内出血を起こしているような場合です。
    出血している場合はリスク覚悟で手術に踏み切ることが多くあります。

    私個人の意見としてはまずは経過をみる必要性がありそうです。
    脾臓の腫瘍というのはかならずしも血管肉腫という...

     2021/03/25 21:14

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