栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|86ページ目
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回答いたします。 
 
 ①体重減少や下痢などの症状が甲状腺ホルモン異常から来ているかどうかを選別するという意味かということですが、それもありますが、何よりホルモンの治療において中途半端に行うことは、特別な理由を除いてありえないからです。中途半端に行う理由がどこにもありません。ちなみに特別な理由というのは、飲み薬がどうしても飲めない場合や飲んだら吐いてしまうなどです。腎臓病は関係ありません。
 https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/3663.html
 猫の甲状腺機能亢進症に関するサイトはたくさんありますが、例えば上記のサイトでも症状のひとつとして「下痢」があげられています。なので、まずは甲状腺の治療をしっかりしないと、何も進まないはずです。そして「痩せてくる」とも記載があります。目立った症状がないというのは理解に苦しみます。
 
 ②「本来的にはT4の数値は3ぐらいまで下げるのが理想だけれど、下げすぎると...2021/05/14 10:44
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 順番に回答してまいります。
 
 1.慢性腸症を疑う場合は、まず甲状腺をしっかりコントロールしないといけません。チアマゾールの投薬の目標値はT4が3.0以下となります。なので、目標に達していない状態で、慢性腸症を疑うというのは理にかなっていません。確かにT4が5.4程度では食欲不振や下痢などの症状はそこまで出ないかもしれませんが、確定診断をした以上は、しっかり治療を優先するべきかと思います。それほど症状が出ていないということですが、体重が2kg近く減っていることはかなりの大きな症状と言わざるを得ません。人間で例えると20kgほど低下していることとなりますので。甲状腺機能亢進症を疑うときは「高齢猫・体重減少・慢性的な肝酵素値の上昇・夜鳴きの増加」などでしょうか。早期に疑うかどうかは獣医師次第なところがあります。特有の症状というのが、はっきりしにくいため、検査が遅れることはよくありま...2021/05/13 23:12
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 ドキソルビシンを使用していない理由は3つほど考えられます。
 ①猫の場合、腎臓への負荷が懸念されるものであるため、泌尿器系のトラブルをかかえている場合は敬遠することがあります。
 ②オンコビン(ビンクリスチン)で効果がなければ、ドキソルビシンでも効果がないことが多いということが一般的に多いため、期待値が低いということ。(抗癌剤に対する耐性ができてしまうためです)
 ③血管内に確実に投与しないといけない薬剤であるため、体のどこかで出血などがあるとためらうかもしれません。
 
 以上になりますが、、、おそらくは②ではないかなと思います。投与しても良いが、効かない可能性が高いだろうという判断かと思います。
 
 インターキャット(インターフェロン)についてはまず効かないと考えた方がよさそうです。免疫力を高めるということで、理論的には効果が期待できなくもないのですが、、、その免疫機能...2021/05/13 20:23
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 写真を拝見いたしました。
 手のサイズと比べるとかなり大きな腫瘍にみえます。
 
 切除というのは、まず難しいと思います。
 発生部位的に厳しいはずです。
 
 多くの場合は、断脚という方法をとります。
 腕を切るということですね。
 かわいそうに思えますが、意外と切っても動けたり、元気さは維持できることが多いです。
 骨折の際にはよく断脚手術をします。
 
 年齢的には少し不安もありますが、ハムスターの手術というのはかなり短時間で終わることがほとんどなので、トラブルになることは少ないように思えます。
 とはいえ、絶対に大丈夫という訳ではないので、飼い主様の意向や判断が重要となります。
 
 私であれば断脚をおすすめしますが、その前段階として、病理組織検査だけでもしておくもの悪くはありません。
 それも麻酔が必要とはなりますが、肢は切らずに、腫瘍の一部分だけを切るだけで済みます。
 悪性で...2021/04/24 21:23
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 手術にあたって異常値があれば、手術を見送るという方針は正しいと思います。
 ただ、腫瘍の拡大が顕著であれば、リスクを考慮したうえで、手術するという選択も検討しないといけません。大きくなっている場合は悪性の場合も多々ありますので。
 
 歯茎の腫瘍であれば、多くの場合は短時間での切除ができるはずです。
 (歯をまきこんでいたり、色が歯肉より赤くはれていたりしたら、面倒なこともありますが)
 
 こればかりは直接みてみないとなんとも言いづらいところですが、短時間(30分以内)で終わるようなものであれば手術するのはありかなと思います。LIPが高いのは気にはなりますが、嘔吐などの症状が出ていなければ、トラブルにはなりにくいだろうと判断できます。よく、脂質の代謝が悪いときにLIPが高くなることがあります。特段、ひどい病気ではないのかなと思ったりはするのですが、、、高齢というのもあるので...2021/04/20 10:00
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 高齢のウサギは軟便になることがよくあります。なぜかと言われれば原因は様々かと思いますが、ウサギに関していえば仕方のない症状のひとつかもしれません。食べてくれていれば良しとすることが多いような気がします。ウサギは食事療法や有効な下痢止めなどがないこと、使用できる抗菌薬などが限られることなどがあり、よっぽどのことがない限り、積極的な治療は行わないかもしれません。
 
 もちろん、別の病院で、治療をためしてみるのも一つの方法かと思います。なかなか治りにくい年齢と症状かもしれませんが、まったく治療法がないという訳ではないと思いますので。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
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 konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
 
 アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
 可能であれば以下より評価や感想・応援メッ...2021/04/18 22:19
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 出産後に頻尿になったり、オリモノが出たりすることは一般的なことです。産後のそういう問題は改善させるのがやや難しいかと思います。
 
 ただ、膀胱炎や膣炎などの病気がないとは言えません。そのあたりは動物病院で超音波検査などしてみないとわかりません。なので、あまりに症状が長く続いてしまったり、体調が悪くなるようなことがあれば検査する必要がありそうです。
 
 おそらくは産後の問題のない症状ではないかなとは思いますが、心配であれば上記のような検査をしてみるとよさそうです。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
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 konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
 
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 ■評価をお願いいたします
 https://se...2021/04/18 22:12
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 リングは装着後、外すことは基本的にないと思いますが、その点は手術をする先生に聞いていただくのが正しいかと思います。
 手術のやり方や、術後管理などは先生によって異なりますので。
 (手術の方法や、その後の管理がドクターによって違ってくるのは一般的であり、仕方ありません。施術する側も個性をもった人間ですので)
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
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 konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
 
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 https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
 https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
 https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeB...2021/04/17 10:24
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 爪の色は、毛の色と同じで、個性豊かというか、個体ごとに、爪ごとにバラバラという感じですね。
 根本が黒くみえることはよくあります。
 内出血ではおそらくないと思いますが、何なのか?と問われるとよくわかりません。
 そういう色の爪であり、そういう子なんだと思って接してあげてください。
 
 特に問題はありませんよ。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
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 konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
 
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 https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
 https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeB...2021/04/15 19:26
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獣医師の栗尾と申します。 
 
 無気肺だった肺は通常の肺より弱いものなのか?ということですが、
 弱いものと考えていいかと思います。
 なので、それが原因で呼吸状態が完全に回復しない場合は、ダメージを受けた肺を摘出することも検討する必要があります。
 (実際に摘出することは少ないですが)
 
 気を付けることはやはり過度の運動を控えるということかと思います。
 酸素の利用能力は低くなっていると考えれるので、仕方ありません。
 それでも生きていくには十分な程度ではないでしょうか。
 
 譲渡については譲渡される側がどう感じるか次第です。
 あまり激しい運動をすると息が切れやすいということを伝えれば十分かと思います。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
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 konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
 
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 可...2021/04/15 19:23

 


















 










