栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|86ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
手のサイズと比べるとかなり大きな腫瘍にみえます。
切除というのは、まず難しいと思います。
発生部位的に厳しいはずです。
多くの場合は、断脚という方法をとります。
腕を切るということですね。
かわいそうに思えますが、意外と切っても動けたり、元気さは維持できることが多いです。
骨折の際にはよく断脚手術をします。
年齢的には少し不安もありますが、ハムスターの手術というのはかなり短時間で終わることがほとんどなので、トラブルになることは少ないように思えます。
とはいえ、絶対に大丈夫という訳ではないので、飼い主様の意向や判断が重要となります。
私であれば断脚をおすすめしますが、その前段階として、病理組織検査だけでもしておくもの悪くはありません。
それも麻酔が必要とはなりますが、肢は切らずに、腫瘍の一部分だけを切るだけで済みます。
悪性で...2021/04/24 21:23 -
獣医師の栗尾と申します。
手術にあたって異常値があれば、手術を見送るという方針は正しいと思います。
ただ、腫瘍の拡大が顕著であれば、リスクを考慮したうえで、手術するという選択も検討しないといけません。大きくなっている場合は悪性の場合も多々ありますので。
歯茎の腫瘍であれば、多くの場合は短時間での切除ができるはずです。
(歯をまきこんでいたり、色が歯肉より赤くはれていたりしたら、面倒なこともありますが)
こればかりは直接みてみないとなんとも言いづらいところですが、短時間(30分以内)で終わるようなものであれば手術するのはありかなと思います。LIPが高いのは気にはなりますが、嘔吐などの症状が出ていなければ、トラブルにはなりにくいだろうと判断できます。よく、脂質の代謝が悪いときにLIPが高くなることがあります。特段、ひどい病気ではないのかなと思ったりはするのですが、、、高齢というのもあるので...2021/04/20 10:00 -
獣医師の栗尾と申します。
高齢のウサギは軟便になることがよくあります。なぜかと言われれば原因は様々かと思いますが、ウサギに関していえば仕方のない症状のひとつかもしれません。食べてくれていれば良しとすることが多いような気がします。ウサギは食事療法や有効な下痢止めなどがないこと、使用できる抗菌薬などが限られることなどがあり、よっぽどのことがない限り、積極的な治療は行わないかもしれません。
もちろん、別の病院で、治療をためしてみるのも一つの方法かと思います。なかなか治りにくい年齢と症状かもしれませんが、まったく治療法がないという訳ではないと思いますので。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッ...2021/04/18 22:19 -
獣医師の栗尾と申します。
出産後に頻尿になったり、オリモノが出たりすることは一般的なことです。産後のそういう問題は改善させるのがやや難しいかと思います。
ただ、膀胱炎や膣炎などの病気がないとは言えません。そのあたりは動物病院で超音波検査などしてみないとわかりません。なので、あまりに症状が長く続いてしまったり、体調が悪くなるようなことがあれば検査する必要がありそうです。
おそらくは産後の問題のない症状ではないかなとは思いますが、心配であれば上記のような検査をしてみるとよさそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://se...2021/04/18 22:12 -
獣医師の栗尾と申します。
リングは装着後、外すことは基本的にないと思いますが、その点は手術をする先生に聞いていただくのが正しいかと思います。
手術のやり方や、術後管理などは先生によって異なりますので。
(手術の方法や、その後の管理がドクターによって違ってくるのは一般的であり、仕方ありません。施術する側も個性をもった人間ですので)
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeB...2021/04/17 10:24 -
獣医師の栗尾と申します。
爪の色は、毛の色と同じで、個性豊かというか、個体ごとに、爪ごとにバラバラという感じですね。
根本が黒くみえることはよくあります。
内出血ではおそらくないと思いますが、何なのか?と問われるとよくわかりません。
そういう色の爪であり、そういう子なんだと思って接してあげてください。
特に問題はありませんよ。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeB...2021/04/15 19:26 -
獣医師の栗尾と申します。
無気肺だった肺は通常の肺より弱いものなのか?ということですが、
弱いものと考えていいかと思います。
なので、それが原因で呼吸状態が完全に回復しない場合は、ダメージを受けた肺を摘出することも検討する必要があります。
(実際に摘出することは少ないですが)
気を付けることはやはり過度の運動を控えるということかと思います。
酸素の利用能力は低くなっていると考えれるので、仕方ありません。
それでも生きていくには十分な程度ではないでしょうか。
譲渡については譲渡される側がどう感じるか次第です。
あまり激しい運動をすると息が切れやすいということを伝えれば十分かと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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可...2021/04/15 19:23 -
獣医師の栗尾と申します。
クレアチニン値の上昇は腎機能を直接評価しても問題ありません。
ただ、食事などの影響もなくはないという感じですね。
あくまで「腎不全の疑い」です。断定されたわけではありません。
通常クレアチニンは犬の場合、1.4までというのが一般的かもしれません。
1.6であれば再検査が必要なレベルです。
腑に落ちないのは分かりますが、腎機能が低下している可能性はないとはいえません。
そこを信じられないとなると、検査の意味が無くなってしまいます。
もう一度ですが、現状は「腎不全の疑い」です。
案内があったかもしれませんが、今後、再検査をして、1.6以上になる場合は決定的と言わざるを得ません。
一方で、再検査で数値が下がれば問題ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄...2021/04/13 12:03 -
獣医師の栗尾と申します。
ビルデンタマイシン(クリンダマイシン)はおっしゃられるように薬用量は5mg/kgとなっています。
なので、7.6kgに対して1錠は多いように思えるかもしれません。
ただ、ビルデンタマイシンのような抗菌薬は比較的安全域の広い薬です。10倍量与えても害はほとんどありません。
なので1錠与えても、まず問題ありません。
逆に半錠では若干、量が少ないということになります。
ここは獣医師により、意見が分かれたりする部分ですが、私は量が少ないよりはしっかり量を与えるべきかと思います。
イメージとしては、細身の犬ほど量は多めに、肥えている犬は少なめにするように調整しています。
もし、愛犬の体格が細身であれば、より何も問題ありません。
心配であれば3/4錠でも良いかと思います。
、、、ただ、そこまで気にされる場合は飲ませない方がいいかもしれません。これはあくまで飼い主様の気持ちの問題...2021/04/09 11:34 -
連絡ありがとうございます。
N.C Finch, H.M Syme, and J.Elliot 2014
というのは筆者の名前ですね。
おそらくは『Journal of Veterinary Internal Medicine』という雑誌に掲載された
「Risk Factors for Development of Chronic Kidney Disease in Cats(慢性腎臓病のリスク要因について)」というタイトルの文献かと思います。
2016年に発表された学術論文なので、比較的新しい知見ですね。
恥ずかしながら私もはじめて拝見しました。
でも、非常に興味深い内容です。一言でいえば「良い論文」です。
その中で、ワクチン接種によって腎臓へのダメージが考えられるという記述が確かにあります。
ワクチン製剤の中に含まれるタンパク質が関係しているかもという考察となっていました。
その考察を裏付けるものは見出せていませんでしたが、腎臓病に関していえば、ワクチン接種による影響はないとは言い難い内容ですね。
「ワクチン接種...2021/04/09 11:17