だいじょうぶ?マイペット

首を痛がり、心配です。

質問カテゴリ:
首・肩を痛がる / 背中・腰を痛がる

対象ペット:
/ ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
神奈川県 / たかしさん (この方の過去の質問 5件)

 
2006/05/29 00:04

お世話になります。

私の犬なのですが、5日前の散歩中うなだれて歩行の速度がゆっくりになりました。引っ張っても歩こうとしないのでおかしいと思い抱いて帰ったところ、帰り着いたとたんにキャンキャンとものすごい声で鳴きました。病院に連れて行ったところ、異常に痛がっていたので一日入院となりました。

次の日、迎えに行くとケロッとしており、お話を伺ったところ痛み止めとステロイドを何本も打ったとのことでした。また、レントゲンの予約をするよう勧められたため、次の日に予約をしました。この日は家でも痛がることはなく元気にしていました。

翌日、レントゲンを撮りました。その結果、痛がっているのは頚椎か脊椎のヘルニアかもしれないといわれました。また、石灰化も進んで骨がもろくなり、多少変形もしているとのことです。そのため、外科治療で骨を削ってアーチをかけたとしても、残りの骨がグシャッとつぶれかねないといわれました。でも、おそらくヘルニアで、まだ症状がそんなに悪くないので内科療法で行こうと決定しました。いただいた薬はビタミン剤、消炎剤、ステロイドです。この日はレントゲン撮影時の鎮静剤のためかふらふらしていたのですが、痛がる様子はありませんでした。

翌日、右後ろ足を引きずっているように見えたので、再度病院に行きました。しかし、院内で見ていただいたときは正常で、普通に歩いていたので、見間違いかと思い、帰宅し安静にしていました。

しかし今日起きると、突然痛がりキャンキャンと鳴きました。病院に電話したところ、半日様子を見ましょうといわれたので、半日様子を見ました。しかし良くなったようには見えず、病院に行くと再度入院となりました。

おそらく痛み止め、ステロイドを注射していただき、明日・明後日には退院となると思います。しかし根本的な治療とは思えず、今朝のように突然痛がり出すのではないかと思うと怖くてたまりません。安静にしていたにもかかわらず本日痛がっていたため、私はどうすればよいかわからなくなってしまいました。またケージに閉じ込めているため、排泄がほとんど出来ず、電話ではもう麻痺が始まっているのかもしれないといわれました。また、それによる新たな病気も心配です。

私の疑問点は、
1ヘルニアは薬を飲んで安静にしていても突然痛くなる、あるいはまっ
 たく痛くない日があるのか
2安静にしている日は排泄はどうすればいいのか
3ヘルニアは安静にしていても激痛が走るのか
4内科療法だけ(病院では痛み止めとステロイド、家では消炎剤、ステロイド、ビタミン剤)で治療できるのか
5痛みで苦しいようだったらすぐに病院に連れて行ったほうがいいのか(行く度に痛み止め とステロイドを大量に投与されるため、副作用が心配です。)
6いつまで安静にしていればいいのか

です。

また、世話をしていて多少特徴が分かりました。症状の特徴としては、
・首はうつむいており、名前を呼んでもチラッと上目でこちらを見る
・いつも正面か左を向いており、決して右側を見ない・見ようとしない
・座る、立つ、寝るなど体勢を変えるときに特に痛がる
・触るだけで痛がることは無い
ことがあげられます。
非常に長い文章になってしまい、申し訳ございません。しかし、私は自分が散歩中強く引っ張ってしまったためだと思い、悔やんでも悔やみきれません。また、キャンキャン鳴くところがかわいそうで、早く痛みを取り除いてあげたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

頚部のヘルニアは大変痛いのが特徴で、多くの飼い主さんが悲鳴が耐えられないと言われます。私はこの部位のヘルニアについてはまず内科療法を試みます。基本は安静ですが、痛みは安静にしていても首の位置によって突然発現するので治療中に鳴くことはあると思います。悲鳴がなくなるまでの期間はおおよそ2~3週間と長いですが、大切なことは治療をしていく過程で激痛の頻度が少なくなっているかどうかだと思います。しかし、激痛が全く変らないものや肢の麻痺までおこすものは手術が必要なこともあります。この場合には場所確認やヘルニアの程度、もしくは本当にヘルニアかどうか脊髄造影などの検査を行う必要があります。


さらに回答させていただきます。
MRIの麻酔は低濃度で維持します。すなわち強い刺激が加わると目が覚めてしまうくらいの軽い麻酔です。もちろん事前に血液検査など必要です。脳の病気や脊髄の病気は10歳超えたりする子も多いものです。MRIでは脊髄造影は必要ありません。一度御相談なさったほうが良いでしょう。
入院はこの子次第です。寂しがって動き回ればかえってよくありません。




さらに回答させていただきます。
頸部椎間板ヘルニアの手術は一般にベントラルスロットという喉側からアプローチする方法を取ります。すなわちヘルニアの底から摘出を試みます。確かにハンセンⅡ型であると少し固い感触がありますが、仮に脊髄が元の位置に戻るのが今ひとつしっくり行かなくても、減圧という点で十分意味があります。


セカンド・オピニオンについては治癒経過が悪いと感じられる場合、主治医と相談されると良いと思います。
針治療については私はあまりよく分かりません。治療方法には利点欠点がどうしてもあると思いますが、私はヘルニアの内科治療にレーザーを併用して幾分かの効果を確認しています。針も効果があるかもしれません。
 比較検討したことが無いのではっきりとお答えできず申し訳ございません。


投稿者 たかし さん からの返答

野口先生、お忙しい中時間を割いていただき本当にありがとうございます。

MIRは全身麻酔が必要と聞いていたので、そのまま起きないこともあるのではないかと、非常に不安でした。
でも、軽い麻酔と教えていただき本当に安心しました。

私は心配でウェブを調べたのですが、私の犬はおそらく頚椎ヘルニアのハンセンⅡ型であると思います。しかし、治療法としては主にハンセンⅠ型しか載っておらず、調べることが出来ませんでした。

ハンセンⅠ,Ⅱ型とも治療方法は同じなのでしょうか?また、ハンセンⅡ型も外科手術を行うことは可能なのでしょうか?






野口先生ありがとうございました。

本日主治医の先生とお話をしました。
一番痛みが強かったときに病院へ連れて行ったのですが、痛みを和らげるためその時は減圧を目的として薬を静脈に点滴したようです。

現在もまだ入院しており、ステロイドの投与とケージレストが主な治療です。
主治医の先生からは、手術を行わず絶対安静にして症状が和らいだら体力・筋力をつけていくという方針であるとの説明を受けました。

セカンド・オピニオンの必要はあるでしょうか?
また、知り合いに同じ種類の犬を飼っている人がおり、半身不随だったのですが針治療により歩けるようになったという話を聞きました。私の犬の現状で、針治療は有効でしょうか?

ありがとうございました。とりあえず内科療法で頑張ることになりました。その結果を見て効果が期待できないときはセカンドオピニオンの相談をしたいと思います。
何度もアドバイスを頂き、ありがとうございました。
 また、先生にアドバイスを頂く時が来ると思います。その際はよろしくお願いします。

獣医師への質問はこちらから

獣医師に質問する(無料)
回答獣医師

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
ミテミテ みんなのペットコミュニティ
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
クチコミ・施設写真投稿でポイントプレゼント
会員メニュー
会員登録(無料)
サービス
はじめての方へ
質問と回答
回答獣医師への質問者からの声
動物病院を検索
登録獣医師のご紹介
登録獣医師からのお知らせ・コラム
動物病院の求人情報
サイトについて
会社概要
当サイトへのリンクについて
利用規約・会員規約
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
インターネットにおける情報収集に関するポリシー
よくある質問
お問い合わせ
サイトマップ

グループサイト