是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、幸さん
ダックスフンドの直腸ポリープですが、確かに犬種的に直腸ポリープが多く見られますね。処置としては外科的切除が多いのですが、多発性ポリープで全部とりきれない場合には内科的療法を併用することになります。
今回のちょこたん君のケースでも、病理組織検査の結果が良性ということであり、ポリープで間違いないと思いますので、方法としては腸粘膜の引き抜き切除で対処することになるのではないかと思います。
ただこれらも一般論で、ちょこたん君のポリープの状態を実際に診察してみないと判断できない部分もありますので、手術に踏み切るのがまだ不安であれば、セカンドオピニオンとして他の獣医師の診察を受けるのがいいと思います。
基本的には良性の腫瘍で、手術も一刻を争うようなものではありませんので、よく検討して納得してから手術を受けてあげてくださいね
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/12/15 18:01 参考になった! 1
投稿者 幸 さん からの返答
是松先生
早々のご回答ありがとうございました。
効かない薬を飲み続けている現状が不安で、
早々の決断をしなければならないのでは?
しかし手術を受けるメリットが少ないとおっしゃいいてるように聞こえる?
などと、前進することが出来ず悩んでおりました。
セカンドオピニオンという行為に後ろめたい気持ちもあったのですが、まず私本人の納得のゆく方法を見出さなければ前進できませんね。
参考どころか、優しく丁寧な回等に気持ちも落ち着きました!
本当にありがとうございました。
犬共々頑張ります。
2010/12/22 06:01
ダックスの直腸ポリープ
いつもた大変参考にさせていただいております。
1年ほど前から血便が見え始め、
先月9月に内視鏡検査を行い結果ポリープが発見されました。
当初のは、癌ではなく炎症性のポリープとう病理検査の結果でした。
その1ヶ月前に去勢手術をし、食の細かった犬が、とたんに食欲旺盛になり、腸が着いてゆけないだけかなぁ。
などと勝手に想像していましたが、
そうではなく、ダックスに多い病気だということを知りました。
そこで、ダックスの大腸ポリープに効果があるという非ステロイド炎症止め(白い粉薬)のお薬を1ヶ月。
効果が見れず、10月からはステロイド(オレンジの錠剤)を投薬してみましたが、昨日行った2回目の内視鏡検査で快方に向かっている形跡が見えない旨を伝えられました。
現在の症状としましては、
当初透明の粘膜のようなものが便と一緒に出ていましたが、それが無くなり、
下痢は血便がみられた当初から殆ど無く、
形のある便に鮮血が付き、最後に2・3滴鮮血が滴るような状態です。
かかりつけの獣医さんの話をまとめると、
①患部の腸の上層部を1枚剥がす外科手術
→これは全部撮り切れない可能性が大きい
→場所柄、感染症にかかる可能性がある
②大腸を患部から取り除き、肛門とくっつける
→術後肛門が正常に機能しなくなる可能性がある
との理由で手術をしても今より悪くなるかもしれない。とのことでした。
とはいいつつも、効果があるという2種の薬も使い果たし、他に試す薬も無いとの事。。。
そして癌に発祥したら、進行は早いとも言っていました。
一番怖いのは、癌になってしまうこと。
なにかよい方法はないものなのでしょうか?