是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、にゃんころもちべいさん
ゆにちゃんの様子読ませていただきました。
今回、ゆにちゃんの腎不全ですが、僧帽弁閉鎖不全という心臓の異常があったため、進行も通常よりも早く、また、出来る治療も限られてきていたため精いっぱいの治療が間に合わなかったのでしょう。
腎臓は普段から体の中でも血流量の多い臓器で、常に血液をろ過しながら尿を作っていますが、心臓が悪い子では、その血液の流れが滞りがちになり、腎臓がわるくなると、その進行が早いと言われます。
一度詰まった腎臓のフィルターはなかなか元に戻りません。
場合によっては、一晩で亡くなってしまうこともあると思います。
亡くなる２週間前に起きた眼球振盪と腎不全の関連については、はっきりしたことは分かりません。ただ、眼球振盪やてんかんを起こし、心臓に負担がかかったのなら、それが腎不全の引き金になった可能性はあると思います。
しかしながら、その予測は困難だったと思います。
最期まで精いっぱい手を尽くした飼い主さん、そして獣医師の努力がすこしの小康状態を取り戻せたのだと思います。また、なによりゆにちゃんも精いっぱいがんばったと思います。
今はおつらいと思いますが、少しずつゆにちゃんとの楽しい思い出を笑って話せる日が来ることを信じております。
参考になれば幸いです。
ゆにちゃんのご冥福をお祈りいたします。
2011/03/10 10:13 参考になった！ 0
腎不全について
はじめまして。ご意見をお聞かせ頂ければと思い質問させていただきました。キャバリア１４歳半オスです。
既往歴 僧帽弁閉鎖不全で３年前より薬を服用。ベトメディン、アーチスト、ペルサンチン、エナカルド また股関節形成不全のため、痛みのひどい時のみリマダイルを服用。
２月２０日の日中に眼振を起こし、病院にててんかんを抑える点滴をしました。眼振は初めての事です。首が右に曲がり、眼は横に振っていました。
血液検査の結果は普段と同じでした。少し貧血ぎみなのと、ＢＵＮが５３でした。クレアチニンは１．３。２年位前からＢＵＮは４０～５０程度です。
夕方、大分よくなった為帰宅。病院から新たに眼圧を下げる薬を服用するよう言わ、１日２回飲ませていました。
その後しばらく調子がよかったのですが、２４日、２５日頃から後ろ足がもつれるようになりました。ただ以前から足が大分悪くなってましたので、足が痛い程度にしか考えていませんでした。
２月２８日から突然食欲がなくなりました。元気も少しありません。ただ好きなおやつは食べるので、様子をみました。翌日も同じ症状でした。普段から時々食べない事があったので、いつもの事かと考えていたのですが、３月２日には好きな物も食べなくなり嘔吐した為、病院へ連れて行きました。診断は腎不全でした。ＢＵＮは１２０。クレアチニンは４を超えていたと思います。即入院となり点滴を始めました。
翌日３日には、少し元気になって食欲も少しありましたので、安心してました。しかし４日に会いに行ってみると、ぐったりとしてうつろな感じでした。帰りがけにすこし痙攣を起こしていましたが、すぐにおさまった為、心配になりましたが帰宅しました。その日の夜中に病院から電話があり、大きな発作を起こしたと連絡を受け、翌日５日の朝から付きっ切りで看病しました。尿毒症を起こしており、呼吸も荒く意識も混濁して、つい最近までの姿とは全く違ってました。心臓が悪く、点滴を大量に出来ない為、腎不全が改善されなかったのだ思います。最期は尿も止まり、夜苦しみながら亡くなりました。
あの苦しんだ姿を思い出すとかわいそうでなりません。
どうして、こんな短期間で腎不全を起こしてしまったのでしょうか。
眼振は腎不全から来ていたのでしょうか。
何でも構いません、ご意見頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。