だいじょうぶ?マイペット

インスリン抵抗性とクッシング症候群

質問カテゴリ:
体重の異常 / 食欲の異常 / その他

対象ペット:
/ ボーダーコリー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
神奈川県 / makironさん (この方の過去の質問 2件)

 
2012/01/25 23:08

よろしくお願いします。
来月10歳になるボーダーコリー(去勢オス)です。
気がつけば多飲多尿、食欲増進が目立ち始めました。
どちらかといえば太っていたのですが、痩せてしまい、
半年前と比べ体重が5キロ落ちていました。
もしかして糖尿病では?と思い、1/11に尿を人間用の試験紙で
計ってみたところ、尿糖(2+ほど)が出ました。
何日か糖質をセーブしていましたが、尿糖は変わらず、
下痢をしてぱたりと元気も食欲もなくなったので、
1/14、病院に連れて行きました。
血液検査をしたところ、
GLU346、ALT141、AST88、ALP2706、CHOL438、Alb43、TP7.8
と高い数値が出ました。
(BUN、CRE、CBC検査の値は正常でした)

その日は血液検査だけで獣医さんから帰ったのですが、
何度も胃液や胆汁などを吐いたため、また病院に戻り、
ケトアシドーシスの治療を受けました。
2日間で吐き気も止まり食欲や元気を取り戻して、その後も3日ほど病院でインスリンと輸液の治療を受け、
今は自宅でインスリンの注射(5単位を日に2回)をしています。

ただ、インスリンの検査をすると、成績値が0.65ng/ml(16.9μU/ml)で、膵臓からインスリンは出ているとのことでした。

先生はインスリン抵抗性の原因はクッシング症候群ではないかと
おっしゃり(おなかの張り出しや脱毛などはありません)
1/21にインスリンを打たない状態でACTH試験を行いました。
検査前4.4 検査後18.98でした。
基準値以内だがグレーゾーンと言われました。

私は血液検査の肝臓の数値が気になり(そのあたりに炎症があってインスリン抵抗性になっているのではないかと考えました)、
腹部のエコーもお願いしたのですが、犬が診察台の上でおとなしく横になれず、立たせたまま軽く観察するにとどまりました。

胆嚢と肝臓の左葉くらいしか見えませんでしたが、とりあえずここには異常がないと言われました。

その先生は、肝臓の血液検査の結果が悪いのはグレーゾーンであるクッシングのせいではないかとおっしゃり、あまり積極的に他の原因を探ることをなさらないようなのですが…、クッシングとなると難病です。そう簡単に受け入れられません。

私はしつこいと思われてももっと詳しく検査をお願いしようかとも考えているのですが。
(例えば軽い鎮静剤を使えばおとなしくエコーを受けられるとも
聞いています。今回のエコーでも聞いてみましたがそこまでするほどではないと立たせたまま保定して行いました。)

クッシングと判断することに対してのご意見、
インスリン抵抗性に対する検査方法についてなど、
何かご助言頂けないでしょうか。

makironさん こんにちわ。
茨城県のうめぞの動物病院 竹口です。

nico君のご質問に対して回答させていただきます。

糖尿病に対してのインスリン療法を行っていらっしゃいますが、0.65ng/ml(16.9μU/ml)だったインスリン濃度はインスリン療法を始める前の値でしょうか?

インスリン抵抗性を引き起こす病気には、今回調べていらっしゃるクッシング症候群は挙げられます。
クッシング症候群に対する検査としては、すでに実施されているACTH刺激試験と同時に副腎のサイズを確認できるエコーがかかりつけの先生の病院にあるのであれば、左右の副腎をチェックして脳の中の腫瘍による下垂体性の副腎皮質機能亢進症なのか、副腎そのものが腫瘍になっているのかを確認するのが理想的ではあります。
ただし、大人しくエコーを当てさせてもらえない場合には、鎮静をかけてエコーを当てる必要が出てきます。
飼い主様によっては、鎮静をかけてまでのエコー検査は希望されないこともあります。
makironさんの場合、ご質問の内容からすると鎮静をかけてでもちゃんと検査を受けたいようなので、副腎に対するエコー検査について再度かかりつけの先生に確認なさってみてはどうでしょうか?
インスリン抵抗性があるのか、また、インスリン抵抗性を引き起こしているのがクッシング症候群なのかわかればいいですね。
nico君の糖尿病が今後も上手くコントロールできることを願っています。
お大事になさってくださいね。

投稿者 makiron さん からの返答

竹口先生、お忙しい中ご回答いただきまして
ありがとうございます。

インスリン濃度はインスリン療法を始める前の数値です。
今のところインスリン注射での血糖値のコントロールは良好といわれております。
クッシング症候群のことを考えると
毎日心配が尽きず、
気持ちが落ち込むばかりでした。

知りたい、知るのが怖い、と両方の思いが
交錯しておりますが、アドバイスいただいた通り、もう一度エコーをお願いしてみようかと思います。

本当にありがとうございました。

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