村山 敦浩 先生からの回答
はじめまして。
爪の外傷は、爪が抜けても芯が残っていて、衛生的に過度な刺激(過剰になめるなど)が無ければ元通りに再生します。
シュナウザーは糖尿病や高脂血症の好発犬種で、傷が治りにくい子は基礎疾患としてもっている場合があります。
ノアちゃんはお水をたくさん飲んで、たくさんおしっこをすることはないでしょうか?
症状が無ければいいのですが、一度爪が安定しないのであれば、血液検査をおすすめします。
どちらにしても、動物の場合、傷口を異常になめたりする子がいます。
場合によっては化膿や爪の変形が見られることがあります。
かかりつけの先生とよく相談して、治療にあたってください。
お大事に。
2012/09/27 18:36 参考になった! 0
投稿者 kaetaku さん からの返答
村山先生、
丁寧な回答をありがとうございました。
糖尿病や高脂血症で、爪にトラブルが起きることがある、と理解してもよろしいでしょうか?
4月にフィラリアの血液検査のついでに、8歳という年齢もあり、健康診断を兼ねて血液検査をしました。
その時の結果は中性脂肪の数値が294mg/dlと高く、体重も記載のとおりベスト体重から1キロほど太っています。
お水はどちらかというと飲む量がすくなく、おしっこもたくさんすることはありませんが。。。
抜けた爪の後からは新しい爪が出てきてるのですが、一度ひどく舐めてまた血がうっすらと出てきたので舐めないようにするため、家の中では靴下をはかせています。
先生からのアドバイスを元に主治医の先生にも相談して、またトラブルが続くようであれば、糖尿病と高脂血症の血液検査をしていただきます。
生活習慣病の可能性があるとのことですので、そちらも心配ですが、インターネットではあまり爪のトラブルの情報がなく、爪の付け根にできる癌がある、などと読むのも怖い記載ばかりが目につき、とても不安に思っておりましたので少し気持ちが楽になりました。
本当にありがとうございました。
2012/10/04 06:36
爪の異常
はじめまして。8才のMシュナウザー、去勢済みのオスの爪の異常の件で相談させていただきます。
まず、8月20日頃、突然右前足をあげるように歩き出しました。小指の辺りを触ると唸って痛がったので、翌日かかりつけの獣医さんを受診したところ「小指の付け根が赤く腫れ炎症を起こしてる。」とのことで抗生物質を5日程飲ませたところ、完治しました。
ところが、8月26日、お散歩から帰ってきて足を拭いていると突然今度は左前足小指の爪がポロッと取れてしまいました。出血は少なかったものの、すぐに病院へ。消毒の処置と抗生剤を処方していただき、その後は4~5日に1回位の頻度で病院での処置と毎日の自宅での消毒をしてきました。
新しい爪が9月の初旬頃に生えてきて、9月14日頃には薄皮が張ってきたので9月20日を最後に通院の必要はなくなりました。すっかり普通に歩けるようになりました。原因は何かにひっかけたのでしょう、とのことでした。
ところが、17日頃から今度は右前足を執拗に舐めるようになりました。
20日に病院で相談したところ、爪を切ってくださったのですが、「右前脚の一番内側の爪が元気がない。また取れるかもしれない。連続して爪が取れるとなるとひっかけたのではないでしょうね・・・」と言われました。
こんなに連続して爪がポロポロと取れるものでしょうか?先生に聞いてみると、「あまり聞いたことがない。」とおっしゃられたのですが・・・
さらに、病院から帰った日から右後ろ足の爪の付け根辺りを触ると痛がります。「また、この爪も取れるの?」と思うと不安です。
既往歴は6歳のお正月にてんかんを発症し、抗てんかん薬を飲ませてます。
去年の10月に抗てんかん薬の投薬を一時中断しても発作はしばらくなかったのですが、今年の2月に再発作が起きてしまい、以来ずっとお薬を飲ませてます。他に気になるといえば、半年ほど前から太ってきました。現在はベスト体重と比べると1キロプラスです。
食欲はあり、お散歩にも行きたがります。
ちなみに最初にトラブルに見舞われた8月20日頃には足をしつこく舐めるようなことはありませんでした。
何か変な病気ではないでしょうか?アドバイス、お願いいたします。