だいじょうぶ?マイペット

変性性脊髄症について

質問カテゴリ:
手・足の異常 / 背中・腰を痛がる

対象ペット:
/ ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 15歳 1ヵ月

質問者:
栃木県 / みどくんさん (この方の過去の質問 7件)

 
2017/03/27 20:54

現在…15歳になるコーギーの女の子がいます。
去年の夏前ごろから足を引きずるようになり…秋ごろには…だんだん歩けなくなりました。
かかりつけの病院では…はっきりとした検査や病名は聞いていません。
が…先日テレビでコーギーの変性性脊髄症について放送されていたのを見たところ…うちの子もこの病気かな?と思いました。
後日…病院で聞いてみると…高齢であるからと詳しい説明はありませんでした。
後ろ足が…プランプランとした感じです。
今は…車イスで散歩に出たりしています。
やはり…変性性脊髄症でしょうか?

この病気は治らないのですよね?
どんなコーギーでもなってしまう病気なのですか?

予防法はありますか?
これから気をつけることはありますか?

よろしくお願いします。

 変性性脊髄症・椎間板ヘルニア・変形性脊椎症などによる神経根の圧迫・脊髄腫瘍・中枢から末梢神経のどこかの血腫による圧迫など色々な原因で同様の症状が起こりえます。希望があれば確定診断を主治医の先生に申し出られると良いと思います。
 遺伝子検査でDMの素因があるかどうかと、陽性だからと言って必ず発症するわけではないので、MRIやCTなどで検査をしていくことになると思います。
 初期のうちであればビタミンB1・2・6・12とビタミンEとステロイドで多少効果があるかもしれませんが何とも言えません。どちらかと言うと車椅子の使用や呼吸運動まで悪化した場合には酸素テントの使用など、生活の補助が治療の主体となります。

 気を付けることは足の甲を傷つけないように靴を履く事・排尿困難により膀胱炎の併発をしやすいので定期的に尿検査を行う・呼吸の異常がないかどうかを見極める・歩けないことがストレスにならない様におもちゃを与えたり十分に遊んであげるようにする・階段などの転落事故に気を付ける等多岐にわたります。

 遺伝子検査で陽性であった場合にアンチエイジング効果のあるビタミン類の栄養成分服用や過度な運動を避けるなどにより進行が遅らせられるという報告もございますが、効果は立証できておりません。
 一番大事な事は今を楽しむことです。ワンちゃんたちは病気の進行を悲観するわけではございませんが、悲しそうにふるまう飼い主を見ることを一番悲しみます。あなたと一緒にいられてよかった。ペットがあなたを選んであなたの家に来てよかったと思えるように楽しく介護をしてあげてください。

 お大事にしてください。

投稿者 みどくん さん からの返答

井上先生へ…。

とても難しい内容をわかりやすく説明していただき勉強になりました。
かかりつけには…CTなどの設備がありません。
高齢でもあるので…検査も…受けるべきか迷っています。

先生がおっしゃるように…今を楽しく過ごすようにしたいと思います。
まだ…前足は動きますので…自身も車イスでの散歩を楽しみにしています。
できるだけ…長生きできるように…サポートしていきたいと思います。

いつか…またコーギーを飼うことがあったら…先生の言葉を思い出し…予防に努めたいと思います。

お忙しいところ…ありがとうございました。

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