井上 平太 先生からの回答
今晩は。
たとえビタミンD不足が遠因で膝蓋骨脱臼が起きたとしても、ビタミンDで改善する可能性は低いと思われます。
また、猫はおっしゃる通り紫外線照射で皮膚でビタミンDを作ることが不得意です。
その代わり魚(特に内臓)を食べればかなり効率的にビタミンDを摂取することが出来ます。
市販の猫缶にもかなりビタミンDは含有されておりますので、これを利用しても良いでしょう。
サプリメントや食事療法で改善されない場合には、手術を検討して見てはいかがでしょうか。
ただ、たとえば高血糖で歩けなくなるケースもあります。
他の疾患がないかどうか慎重に判断しなければなりません。
お大事にしてください。
2019/03/16 22:17 参考になった! 0
投稿者 みゐ さん からの返答
井上先生
お忙しい中、回答ありがとうございます。
では、直射日光が入らなくとも、明るい部屋での飼育については、食事でビタミンDを摂取すれば大丈夫と言う認識でよろしいでしょうか。
現在生後7カ月の仔猫も居ますが、
日光不足で二日も日当たりが無いと、くる病の心配はしなくて大丈夫なのですね。
血液検査は異常は認めずでした。
手術をしたら、高血糖になるという可能性があるのですか。重ね重ね申し訳ございませんが、再び回答の程お願い致します。
2019/03/17 00:39
再び 井上 平太 先生 からの回答
膝蓋骨脱臼の手術をしたら高血糖になるという話は聞いたことがございません。
飼い主の方がなぜその可能性の心配をしていらっしゃるのかが判りませんが、あり得ないことです。
二日間日光に当たらないだけでくる病になるとは考えられません。
そもそも猫は皮膚でのビタミンD合成に頼る動物ではございません。
ご安心ください。
ただ、猫は日だまりでごろ寝をするのが大好きな生き物です。
それを否定しているわけではないので、是非やらせてあげてください。
2019/03/17 20:48
投稿者 みゐ さん からの返答
井上先生
ご多忙の折、再び回答を頂きましてありがとうございます。今回の診察では、同時に心臓に雑音があり、心筋症との事もあり、心配が祟り、もしや、直射日光が当たらない環境のせいかも!とネットで調べては、真逆な説もあったりで、土日とあり、病院が休みで、不安でこちらに質問させて頂きました。
ご丁寧な回答を頂き安心しました。
本当にありがとうございました。
2019/03/17 21:16
再び 井上 平太 先生 からの回答
心臓病を患っているのでは話が別です。
心臓の状態をしっかりと評価しておくことが重要です。
状況によっては手術のリスクを考慮し膝蓋骨の外科的治療を断念することの方が得策なのかもしれません。
こればかりは実際に診察をしている獣医師以外には判断できません。
お大事にしてください。
2019/03/18 00:09
投稿者 みゐ さん からの返答
井上先生
ご親切にありがとうございます。
心臓については、年に一度の検診を受診してみますね。
いつになく、ご丁寧な回答をありがとうございました。
2019/03/18 00:21
日照時間とサプリについて
去勢済み、体重7.5キロとなりましたが、先日急にびっこを引いて、病院に行くと、膝蓋骨脱臼との診断を受けました。手術については対応をしていない為、今のところ、コンドロイチン、グルゴサミンサプリを与えて様子を見ている現状です。
1.太陽光不足が今回招いた症状が大きな原因ではないかと言われました。部屋は明るいのですが直射日光のない飼育環境なので、ビタミンD5000IUを一日二回 合計10000IUの摂取を推奨されたのですが、過剰ではないでしょうか。
2.犬猫は、紫外線を浴びてもビタミンDが作れないかと思うのですが、紫外線ライトを購入するように勧められたので、一日1時間程度照射しておりますが、1時間では少ないから6時間照射するように改善を勧められました。紫外線ライトは主に爬虫類などに使用されるようなライトですが効果はありますか。また、仔猫ですと二日も日当たりが無いと、くる病になると聞いたのですが、梅雨場が心配でなりません。