是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|63ページ目
全1055件中 621 ~ 630 件目を表示
-
こんにちは、たくきちさん
さて、マックス君の運動ですが、お話を聞く限りでは、柵の中でぴょんぴょんと跳ねるという事を除けば、庭を走り回る事、一日2回の散歩など、理想的な環境なのではないかなと思います。
パテラというのは、膝蓋骨の事で、たくきちさんのおっしゃっているのは、膝蓋骨脱臼(patellar luxation)の事だと思いますが、犬種によっては、その遺伝性や、環境による発症率の高い病気になります。
日本の家屋に比較的多い、フローリングや畳や板張りの廊下といった、足元の滑りやすい環境でバタバタと足を滑らせながら走る事は膝蓋骨脱臼の最も発生しやすい環境ですので、それらの環境をなるべく回避していただくように普段から飼主さんにはお願いしていますが、たくきちさんのケースのように、広い庭などで遊んでいるのであれば、問題は無いと思います。
パピヨンは身体に似合わず運動量の豊富な犬種ですので、少なくとも、筋肉骨格...2007/05/23 16:32 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、あきこ225さん
様々な薬の名前を挙げていただいていますが、現在これらの薬をすべて併用しているのでしょうか?
眼房水の生成を抑える薬、排出をうながす薬、角膜再生を助ける薬、抗炎症剤などがありますが、それぞれの薬に副作用があり、それぞれ併用に気をつける組み合わせ、点眼の順番を必ず最後になるようにしなくてはいけない点眼薬等もあります。
これだけの種類の点眼薬の組み合わせだと、さまざまな副作用も予想されるため、特に獣医師との相談は大切な事と思うので、どうか処方をされた先生とよく話をされた方がいいということは、念頭において、お話をさせてくださいね。
まず、続発性の緑内障は、原発症治療がうまくいっていない場合には、その経過は大変難しくなります。確かに眼圧に関しては、現状の維持が精いっぱいになってしまうかもしれません。
このまま眼圧の上がった状態が続けば、網膜変性も進みますので、...2007/05/23 11:07 -
こんにちは、RUMさん。
さて、避妊手術後3日ほど経ってからの食欲不振ですが、一時的なものであれば、手術のストレスなどの可能性もあり、様子を見ていただいてもいいと思いますが、食欲不振が続くようであれば、術後感染症の可能性もまったく無いわけではありませんので、体温の上昇がないか、腸管の蠕動運動などに異常がないかの聴診等をしながら注意深く診察する必要があると思います。
元気も、若干落ちている(横になっている事が多い)との事ですので、心配なようであれば、一度病院での診察をお勧めします。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください。
2007/05/22 16:41 -
こんにちは、美名子さん。
生まれつき前脚の親指にあたる第一指(爪)はある子とない子がいます。プードルをはじめ、犬種により、いわゆるスタンダードと呼ばれるタイプとして、無い方が望ましいとされていたため、生後間もない時期に(通常1週間以内)に切除する事が多いのです。後肢の第一趾も同様です。ただ、ブリーダーさんによっては、切除しない主義の人がいたり、切除の事を知らない普通の方のところで生まれた際には、切除されないまま残る事があります。
同じような理由で、プードルは、断尾をします。こちらに関しては、されない方は少ないようですが、たまにコーギーなどは、断尾されずに長いままにされる方もいらっしゃるようです。私も、ロングテールのコーギーはなかなか可愛いので、好きだったりします(^^)
狼爪の切除も、断尾も処理していないからといって、特に生活に支障はきたしません。ただ、比較的一番内側の爪(狼爪)はいろ...2007/05/20 22:52 -
こんにちは、DOGママさん。
体重の増えないおちびさん、心配ですね。
今回のようにお腹が空いているようにして、なく時間が長く、身体が小さい子の場合、上手にお乳が吸えていない可能性を一番に考えます。
また、腸管などに先天的な異常があり、消化吸収が上手くいっていない場合もあります。
いずれにせよ、診察を受けてもらうのが一番だと思いますが、体重80グラム前後では、採血や、その他映像的な検査も難しいかもしれませんね。
ただ、生まれて間も無いので、病気に感染したら怖いので連れて行く踏ん切りがつかないというお話ですが、実は生後間も無い子は母親からの母子免疫力により、病気に対する抵抗力は強いのです。
ですので、あまり心配される事なく、病院で診察をうけてあげてくださいね。
どうぞお大事になさってください2007/05/18 10:16 -
こんにちは、aicoさん。
ビーグルの永遠くんの突然の発作、そして運動障害、とても驚かれ、また悲しい思いをされている事と思います。
早速ですが、ご質問にお答えしますね。
今回治療前から治療後、特に16日の朝方は「てんかんの重積」というてんかん発作が何度も続けて起きる状態が永遠くんに起きていたようですね。
てんかんの発作は単発的に起きている場合はさほど後遺症の心配はいらないのですが、「てんかんの重積」という状態になると、永久的な神経障害を引き起こす可能性が高くなるため、大変危険です。
日頃より、てんかん治療にあたる獣医師は、ひたすらこの重積状態を回避する事が何よりも優先されます。
今回、残念ながら永遠くんの歩行困難や、舌の運動神経の麻痺は病院で起きた意識障害の後遺症ではないかと推察されます。
今後の経過としては、麻痺そのものへの治療は基本的にリハビリとして、身体を支えるなどの補助をしてあ...2007/05/18 09:44 -
こんにちは、syupoiさん
抱くと痛がるという事ですが、身体のリンパ節が炎症を起こしているのかもしれませんね。目も、結膜炎ではなく、それらのリンパ節炎の症状の一つとして、今回眼の周りがただれてきているのかもしれません。
単純な結膜炎で今回のような全身症状になる事はあまりありませんので、何らかの免疫異常が起きていると考えられます。
また、まれに薬に対してのアレルギー反応から全身性のリンパ節炎を起こしたり、肉芽腫様病変を起こしたりする事もあります。
今回処方された薬を持参して、もう一度病院で診察を受けていただいた方がいいと思います
どうぞお大事になさってください2007/05/17 17:44 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、松元さん。
タマネギ中毒というのは、やや名前がひとり歩きしてしまった感があるのですが、さほど怖い病気ではありません。
症状としては、ハインツ小体性溶血性貧血と呼ばれる貧血症状があげられますが、一度くらいタマネギをかじった程度では心配ありません。
食用油と一緒にタマネギを継続的に与えられていたケンネルでの原因不明の貧血が見られた事から、調査の結果、タマネギ中毒であると判明したのが最初の報告だったかと思います。
このように継続的に与えているのでなければ貧血の症状は出ませんし、特に今回のような吐き気等の急激な中毒症状というのは現れませんので、今回の嘔吐は、また別の原因かもしれませんね。
もしかしたら、ヴェルデちゃんも、松元さんがあまり驚かれたので、少し精神的に緊張もあったのかもしれません。
様子を見て、嘔吐が続くようであれば、診察を受けていただいた方がいいとおもいますが、落ち...2007/05/17 17:34 -
こんにちは、chashiroazukiさん
さて、高齢猫さんへのレボリューションの使用ですが、レボリューションの主成分のセラメクチンは一時は副作用のレポートが集中して多く上がった時期がありましたが、現在は特に心配するほどのものは無いのではないかなという感触があります。
もちろん薬剤(化学物質)ですので、腎機能に問題のある子に使用する場合には注意が必要だと思いますが、クレアチニン値の値を把握されている獣医師が特に問題ないと判断されているのであれば大丈夫だと思います。
用量、用法を守っていただければ、レボリューションの使用により腎機能不全が進行したりするような事はないと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2007/05/16 17:00 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、こういさん
今回の出血が手術の際に残った卵巣による出血か、それとも膀胱炎や尿道炎等による出血なのかの判定ですが、ある程度は可能です。
といっても、血液検査によるホルモン検査ではなく、膣の粘膜を取って、染色して顕微鏡で調べる「スメア検査」と呼ばれるものになります。
もともとは膣の入り口の細胞を滅菌してあるきれいな綿棒で少量採取し、その中に含まれる粘膜細胞の状態を観察する事により、排卵日を判定する手技ですが、この手技を応用していただければ、今回の出血が生理出血であるかどうかがわかりますので、調べてもらうといいと思います。
検査の手技としては簡単な部類なのですが、獣医師によってはスメア検査の後の顕微鏡での細胞判定に慣れていない方もいらっしゃるようですので、診察を受ける前によく確認しておいていただいた方がいいと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください
...2007/05/16 11:14