中川 俊樹 先生の過去の回答履歴一覧|9ページ目
全122件中 81 ~ 90 件目を表示
-
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
体を舐めて起こす皮膚炎を舐性皮膚炎と言います。
3年以上前から舐め続けていると言う事なのでかなり皮膚の肥厚も激しいのだろうと思います。
原因はアレルギーや感染症(細菌やかび、ダニ等)が殆どですが
まれに腫瘍が原因のこともあります。
そういう意味では一度病理検査を受ける必要があるかもしれません。
検査方法はパンチ生検といって2~5mm程度の皮膚を器具を使って切り取り縫合を行う物でそんなに大きな傷にはなりません。
まず感染が無いことを確認してから、生検を行えばよいのでは無いのでしょうか。
レトリバー種は比較的アレルギーが多いのでアレルギー検査も受けると良いでしょう。
どちらにせよ舐めることを防ぐ事が治療の第一歩ですのでカラーをつけたり包帯をしたりして舐められない様にして下さい。2005/10/23 20:32 -
ようさん、ナオちゃんのことは残念だったですね。
救急病院のことは我々獣医師も考えなければいけないと思っています。
ただようさんも診てくれてた先生も最善のことをされたと思います。
ナオちゃんは楽しい思い出を残してくれたと思いますのでその思い出を大事にして下さい。2005/10/23 20:18 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
紅茶色の尿で鉄分の臭いがするということなのでおそらく血色素尿だと思います。
血色素尿とは赤血球が壊れてその色素(ヘモグロビン)が血液の液体部分(血漿)中に溶け出してそれが尿中に濃縮されて出てくる状態を言います。
赤血球が壊れる原因は薬物や玉ねぎまたチョコレート(カカオ中毒)によっても起こります。
採血をしてその血液が溶血(血液の液体部分が赤くなる)していれば判定できます。
原因に思い当たる事があるようであれば早めに病院で診察を受けて下さい。2005/10/23 20:11 -
メルちゃんの症状は前庭疾患と言って三半規管の異常に起因する病気のようです。
脳腫瘍や神経炎によって起こることもありますが多くは中耳炎や
内耳炎によって起こる症状のように思えます。
首を傾けたり同じ方向に旋回したりしている様ならおそらく前庭疾患です。
脳腫瘍などはCTやMRIなどの検査をしないと診断することは難しいですが、三半規管の異常に起因する前庭疾患なら抗生物質やステロイド剤の投与で充分回復するでしょう。
とにかく、今の先生とよく相談して治療を続けてみることでしょう。2005/10/23 19:55 -
ナオちゃんの検査の中に尿検査は含まれているのでしょうか?
膀胱結石の場合出てきた石を分析すればどんな結石かはわかります。尿検査のなかでも顕微鏡で結晶成分を比べれば大体の結石の分類はできます。
尿は基本的に弱酸性ですが尿のphによって出来る結石は変わってきます。
まず大事なことは結石の種類を見極めてそれに対する食事療法を開始することです。
食欲不振、嘔吐があることから血液検査で腎臓の状態を把握することが大事です。
頻繁にトイレにいってあまりおしっこが出ない時は膀胱に尿がたまっていないことが多くあります。
尿路閉塞の場合は早急に閉塞を取り除かないと危険ですが尿がたまっていない場合は膀胱炎の治療と食事療法で治療します。
療法食にも色々な種類がありますのでその症状、結石の種類にあった食事を与えなければなりません。
抗生物質については難治性の膀胱炎の場合は比較的長期にわたっての抗生物質投与...2005/10/21 22:44 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
切除した腫瘍はどの様な腫瘍だったのでしょう。
腫瘍によって後の治療が変わってくるので何とも言えませんが、良く水を飲んでおしっこをしたがるのはおそらく薬の中にステロイド剤が入っているのではないでしょうか。
ステロイド剤は抗炎症作用や抗腫瘍があるので比較的良く使う薬です。
腫瘍の病理検査をして悪性な物であれば抗がん剤の治療を始めますが先生はどの様におっしゃっているのでしょうか?
できれば今の疑問点を手術された先生に質問してみてはいかがでしょう。2005/10/21 22:13 -
尾の付け根を触られると嫌がると言うことなので、尾そのものに炎症や骨折等の異常があるか、肛門の両サイドにある肛門嚢(分泌物のたまる袋)の炎症だと思います。
文面から察するとおそらく肛門嚢の炎症や化膿が疑われます。
酷くなると皮膚が破れて排膿することがあります。
肛門嚢は肉食動物みんなが持っている腺組織で怒ったときや排便等で力んだ時に排出しています。
一度炎症を起こすと何度も起こすことがあります。
病院で炎症や化膿があるか診察を受けられることをお勧めします。
一回の治療で治ることもありますし、手術で肛門嚢を除去することも出来ます。2005/10/21 13:18 -
皮膚自体の色が着いてきただけならあまり心配ないと思います。
成長するにしたがって皮膚の色が変化することは珍しくはありません。
皮膚病で色素沈着を起こす時は皮膚の肥厚や発赤、かゆみが見られます。
そういった症状が見られなければ大丈夫では。
乳歯があまりしっかりしているようだと永久歯が変な方向に伸びてくるので早めに対処したほうが良いでしょう。
病院に連れて行って診察を受けてください。2005/10/21 13:03 -
- 質問カテゴリ:
- 意識に障害がおこる / せきやたんが出る / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
症状を読ませていただくと、ジステンパーの疑いが濃いと思います。
神経症状はケイレンやチック(顔や手足の筋肉がピクピク動く)
が主です。
ウィルスは最初鼻や口の粘膜から侵入するので、初期にはクシャミや下痢・吐き気等の症状を示しますが、神経細胞にウィルスが集まって来るので上記のような神経症状が発現します。
子犬の時に神経症状が現れると非常に経過が悪いです。
検査法は血液や脳脊髄液、糞便でウィルス抗原や抗体を検出して調べます。
動物の検査機関に依頼すれば検査は可能です。
一度動物病院で相談してみてはいかがでしょうか?2005/10/20 13:08 -
血液検査の基準値(正常値)は検査機関や検査機器によって若干の差があります。
検査結果を見るとGPT、ALPが少し高いようです。
肝臓検査の項目はもっとありますので他の検査も行えば良いのでは。
肝臓と言う臓器はサイレントオーガン(静かな臓器)といって7~8割悪くならないと症状が現れてきません。
症状の出ていないうちに対処したほうが良いと思います。
そのためにも再検査はしたほうが良いでしょう。
ただ2週間という短い投薬期間は少し短いようです。
検査を短期間の間隔で行ってもあまり意味が無いと私は思います。次の日に検査をすると又違った結果が出る事がよくあるので
数字だけを見て一喜一憂するのはいかがなものでしょう。
良く先生と相談をして今後の治療方針をきめてはいかがでしょう。2005/10/20 12:56