だいじょうぶ?マイペット

今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|16ページ目

542件中 151 ~ 160 件目を表示

  • 全身の皮膚の赤み

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     まずは痒みの原因を見つけていくことが大切です。
    FIV感染ということなので、どうしてもステロイドによる痒み止めは制限されてしまいます。

     ネコちゃんの痒みで最初に考えなければいけない原因として、ノミ、疥癬などの寄生虫感染、糸状菌などの微生物感染があります。
    特にFIV感染によって免疫力が低下すると糸状菌症を発症することがあります。
    しかし、糸状菌症の診断は困難なことがありますので、繰り返し検査をしてあげましょう。
    もちろん、ノミの予防は必ずしてあげて下さい。

     ここまでの検査で異常がないとき、明らかな皮膚炎があって、顔、首、お腹に集中した痒みを示しているようですので、アレルギー性疾患について調べる必要が出てきます。
    食物アレルギーも考えて除去食試験(方法は担当の先生に聞いて下さいね。)や血液検査も確定診断や鑑別診断から除外するには有効です。

     そして、診断がついた時点で適切な治療を実...

     2007/02/05 20:06

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  • 目の周りが赤くなってます。

    質問カテゴリ:
    目の異常

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

     眼の周囲が赤くなる原因はいくつかあります。
    まずは、痒みがあるのかどうかで鑑別診断が分かれてくるかもしれません。痒みの有無についてしっかりと把握しておきましょう。また、眼以外にも皮膚炎や外耳炎あるいは痒みなどの症状がないかどうかもよく見てあげましょう。
     
     文面からは眼瞼炎のように思えますが、その原因として最低限考慮したいのは、寄生虫によるもの、細菌性や真菌によるものあるいは虫刺され、アレルギーなどではないでしょうか?


     2007/02/05 19:52

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  • 皮膚を痒がります。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / スタンダードプードル / 性別不明 / 年齢不明

     アレルギー検査の結果でアレルゲンが見つかりましたか?
    確かにアレルギー検査の結果だけを見て、アトピー性皮膚炎の診断や原因物質を特定すると誤った診断を下すかもしれません。

     アレルゲンとされた物質に実際に接しているのか? あるいはアレルゲンと接触する時期に症状が悪化するかなど、病歴と検査結果を比較して正しい結果が得られているかを検討する過程が欠かせません。
     たとえば、これまでに食べたことのない食べ物がアレルゲンであったり、これまでに触れたことがない物質がアレルゲンであったりするときは、それらがアレルギーの原因になっている可能性は低いと判断します。
     この解釈が適切にされたとき、アレルギー検査は有効に活用できます。アレルゲンが確定しないとできない治療もあるのですが、この治療をする際はアレルギー検査の解釈が治療結果を左右します。
    ですから、私達は結果と症状を比較することの大切さを実感し...

     2007/02/05 19:43

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  • 体の数箇所に水疱

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

     ワンちゃんでは大きな水疱はあまりできません。
    というのは、ほとんど必ず大きくなる前に水疱は破れるからです。

     ただ、嚢腫といって中に水が溜まる腫瘍があります。
    また、一見中に水が入っているようであっても、内容が血液であったり、腫瘍であったりします。

     大きくなっているということですから、自分で破ることはせずに病院へ行くようにしましょう。

     2007/02/04 15:53

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  • (皮膚病)アレルギー?・・・で困っています。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / トイプードル / 性別不明 / 年齢不明

     痒みの問題に対処するには、どのような症状あるいはその他の問題があるのかをしっかりと整理して必要な検査を実施しなければいけません。
    これほど明らかな痒みや湿疹があるなら鑑別診断はある程度絞れるようにも思えます。

     私の経験上、痒みを主症状とする皮膚疾患を考える場合、最初は以下の疾患に絞って検査を進めると、随分と的確に診断ができるという印象を持っています。

     外部寄生虫 : ノミ、アカラス、疥癬
     微生物感染 : 膿皮症、マラセチア、糸状菌
     アレルギー性疾患 : アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
     脂漏症
     ホルモン性疾患 : 甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症

     さらにこの疾患リストを絞るなら、年齢、ワンちゃんの種類、症状とその分布についての情報、これまでの病歴やお薬の効果などを加味することで、一層診断が絞り込まれます。
     文面から判断すると、もう少し病歴や症状を整理して必要...

     2007/02/03 19:34

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  • 足の脱毛

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     一部に限局された脱毛症にはいくつかの鑑別診断があります。
    さらに痒みがあるときとないときで鑑別診断を絞り込むことができます。
     しかし、最低限の鑑別リストとしてアカラス、糸状菌、膿皮症はチェックしておきたいところです。
     手順として、まずはアカラスと糸状菌の検査あるいは皮膚表面に何らかの微生物がいないかどうかも検査しましょう。
     その結果でも何も異常が見つからなければ、症状に合った検査や治療が必要になります。

     

     2007/01/29 18:29

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  • ツメダニの治療について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ソマリ / 性別不明 / 年齢不明

     ツメダニの治療は病院によっても違いがあるかもしれませんが、当院では主にシャンプーと注射で治療しています。

     しかし、"恐らくツメダニ" だとありますが、それほど症状が激しいのであればツメダニは確定診断が可能だと思います。
    確定する前に治療を始めると、ツメダニの診断は困難になることがあります。
     ツメダニの治療は感染した動物だけではなく同居している動物の治療や自宅の清浄化も必要になります。
    治療には手間がかかりますので、まずは確定診断をして必要なら適切なアドバイスをしてもらいましょう。

     フロントラインによる治療も聞いたことはありますが、残念ながら私は実施したことがありません。

     2007/01/29 18:18

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  • 毛がぬけた

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / 食事、栄養について

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     猫の脱毛症を診断するときはワンちゃんと違う重要な点として、精神的ストレスによる過剰なグルーミングを考える必要があります。

     最初に痒みは強いのか弱いのか、あるいは脱毛部やその他の部位に皮膚炎がないかどうかは最低限評価しなければいけません。
    さらに真菌症や寄生虫などの感染性皮膚疾患も調べておきましょうね。
     そして、忘れてはいけないのが、被毛検査です。
    この検査からは舐めることで脱毛しているのか、あるいは毛包の異常で脱毛しているのかを判断できます。
    ここまでは必ず調べておきましょう。

     また、痒みが強い場合は食物アレルギーやアトピー性皮膚炎も考慮しておく必要があります。
    この2つの診断のためには除去食試験やアレルギー検査がよいでしょう。
     ご質問がありましたが、アレルギー反応と食物の嗜好性とは関連はないと思います。ネコちゃん自身は食物によって症状が悪くなっていることに気付いていないよ...

     2007/01/14 11:28

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  • 脱毛

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / 便・肛門の異常

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     脱毛の原因はいくつかありますが、まずは感染性か、あるいは非感染性かを検査で調べてもらいましょう。
     また、粘膜の蒼白が常時見られるようなときは、できる限り早急に受診してあげましょう。
    また、軟便も気になるところです。

     病院では皮膚疾患だけではなく、まずは全身状態を評価してもらいましょう。

     2007/01/14 11:00

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  • 全身のカサつきと体臭

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / フレンチブルドッグ / 性別不明 / 年齢不明

     ニキビのようなデキモノをもう少し詳しく見てあげると何かの手がかりになるかもしれません。

    フケ、体臭やニキビという症状は細菌感染によるものかどうか確認してもらいましょう。その結果によって、今後の診療方針が決められるかもしれません。
     もし細菌感染によるものであれば、抗生物質で今ある症状はかなり改善すると思われます。
    しかし、細菌感染以外のものであれば、少し改善しても完治するまでに至らないかもしれません。

     まずは今ある症状をしっかりと把握し、そこからどのようなことが考えられるか整理すると診断や治療が一歩進むはずです。

     2007/01/09 10:03

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