今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|13ページ目
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症状が出ている部位は疥癬と非常に類似します。
ただ、稀に痒みのないときもあるようですが、一般的に疥癬の痒みはかなり強いです。
また、肘は毛が薄くなりやすい部位でもあり、疥癬との区別は慎重に進めるほうがよいでしょう。
しかし、心配であれば疥癬の検査や治療を受けるのも良いかもしれません。
ただ、耳先の状態をより詳しく見てもらって、他の病気がないかどうかも調べてもらいましょう。2007/04/07 19:16 -
腫瘍なども考えないといけないでしょうが、文面からは痒くて掻いているうちに顔の炎症がひどくなったようにも思えます。
お薬を与えて元通りになるという点からも痒みを適切に抑えて、二次感染を抑えることで改善するようにも思えます。
細胞診などから腫瘍や二次感染あるいは寄生虫感染などを実施して診断をつけるところから始めてみるとよいと思われます。
もちろん、症状がはっきりわかりませんので私の見解が間違っているかもしれません。
2007/04/07 19:09 -
耳の後ろを掻くときは、外耳炎について調べてもらいましょう。
プードルの外耳炎は耳垢がほとんどなく、ただ赤くなったり痒くなるだけのことがありますので注意して下さい。
また、腰の症状からノミアレルギーは必ず考えるべきでしょう。しかし、同じような症状を示す皮膚疾患はいくつもありますので獣医師に見てもらいましょう。
また、この部位を掻くことはできないかもしれませんが、咬んだり舐めたりすることはできます。
このような行動があるとき、痒みがあると考えて下さい。
しかし、たとえ痒みがなくても明らかな病変があるので、一度診察を受けておきましょうね。2007/04/02 14:08 -
生後3ヶ月のワンちゃんをお家に迎えたとき、1ヶ月たってもなかなか1人でいることに慣れないワンちゃんは少なくありません。
この時点で分離不安と診断するには少々早すぎて、相談にあるような行動は、”まだ1人でいることに慣れていないための行動” と考える方がいいのかもしれません。
ただ、1人でいることに慣れるための訓練、あるいは接し方を考えずにこのままの状態を放置しておくと、分離不安症になる可能性は十分にあるということは考えておかないといけないでしょう。
今は分離不安症の治療、あるいは1人に慣れさせるための多くの訓練法があると思います。トレーナーによる訓練も1つの方法ですし、分離不安症の治療は獣医学の中でも広まっています。
多くの獣医師でされている治療は、行動療法が中心になるのはもちろんですが、行動療法の開始時期に起こりがちな問題を和らげるためにお薬で補助してあげることができるのが大きなメリッ...2007/04/02 14:00 -
フードアレルギーのあるコのストラバイト結晶とシュウ酸カルシウム結晶の対処法
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
フードアレルギーと、泌尿器トラブルを併発しているワンちゃんは時折見かけます。
これまでに私が実施した治療では、1つの処方食ではなく複数の処方食を混ぜて与えるというのも効果的でした。
結石形成を抑えるフードとアレルゲンを含まない栄養バランスのとれたフードの組み合わせをよく使います。
この場合、食物アレルゲンの特定は非常に重要です。
血液検査でアレルゲンを調べるのではなく、除去食試験と食事の負荷試験で確実にアレルギー症状を悪化させている食材を確定しておきましょう。この過程は非常に重要で、欠かせません。
文面にオートミールなどに対するアレルギーがあるということですが、これは血液検査で調べた結果ではないでしょうか?
あるいは、これまでに食べたフードの原材料と症状の悪化に関係がないか記録しておくこともアレルゲンの確認に役立ちます。
そして、アレルゲンとなる食材が確定されれば、あとは数...2007/04/02 10:24 -
象の皮膚のようになって黒くという症状から、苔癬化してしまった皮膚が思い浮かびます。
苔癬化は慢性皮膚炎によるものが多いのですが、皮膚が肥厚して皮膚のしわが鮮明に見える状態と思って下さい。
苔癬化した皮膚を元通りにするには相当な努力が必要です。
しかし、治療によって完治するかどうかはどのような病気があったのか、あるいはどのくらいの期間がたったのかなどで変ってきます。
様々なお薬で治療されているようですが、肥厚してしまった皮膚を薄くするには塗り薬が必要と思われます。
そして、この塗り薬を使うときは舐めないように工夫する必要があります。
また、苔癬化の範囲があまりにも広いときは、塗り薬は使用できないことが多々あります。
確かに苔癬化した皮膚にマラセチアが増えることはよくあります。この点については検査ですぐにわかりますので調べて、発見されたら治療をしてあげて下さい。2007/03/31 00:50 -
この年齢で耳がひどく汚れているネコちゃんと聞くと、真っ先に考えるのが耳ダニ感染です。
この病気は非常に多く、黒くて比較的乾燥した耳垢が大量に出て、激しい痒みを伴います。
もし、ミーちゃんの症状と一致するなら、必ず病院へ行きましょう。
耳ダニをお薬で治療しなければ、完治することは期待できません。
それぞれの病院で治療は異なりますが、治療には注射やスポット製剤が使用されています。
通院できるかどうか、あるいは費用の問題等を考慮して治療法を選択してもらいましょう。2007/03/29 13:46 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
アカラスの治療を成功させるには全身状態が大きく影響します。
体内でアカラスが増える原因は何らかの病気があったり、免疫機能の問題であったりと様々です。
まずは血液検査、尿検査、糞便検査、レントゲンなどで異常がないかどうかを確認してもらいましょう。
異常があれば、アカラスの治療を成功させるために、その問題を治療する必要があるかどうか判断してもらいましょう。
生後8ヶ月のコーギーで全身状態が良好で検査で問題がなければ、適切な治療をすることで十分に完治が期待できます。
また、痩せすぎていないかどうかも絶対に担当の先生に判断してもらって下さい。
各種の検査では問題はないけど、極端に痩せていて栄養状態が悪いアカラス症にかかった幼犬を時折診察することがあります。
この場合はアカラスの治療と同時に体重増加をはかる必要があります。
2007/03/29 13:40 -
指間皮膚炎を含め足先を舐めるプードルを診察する機会はよくあります。
一般的に指間や肉球に炎症を認めるときに考えられる病気として、外傷(バリカンまけも含めて)、細菌やマラセチアなどの微生物感染、アカラスなどの寄生虫感染、アレルギー性疾患などが考えられます。
しかし、プードルを診察していると、マラセチアなどが検出されることはあるけど、その他の病気は考えにくいという状況になることがあります。
このような時は一時的に入院してどのような行動をとるのかを観察してもらうことは非常に有意義です。
入院中に何を見るかというと、もともと普段から指先や後足全体あるいはその他の部分を長い時間をかけてグルーミングしていないかどうかを見たいのです。
そして、過剰なグルーミングをするワンちゃんで、たまたま何らかの刺激が加わってマラセチアが増加し痒みが強くなったというような印象を受けたときは、行動療法を加えて治...2007/03/28 10:06 -
激しい皮膚炎が主な症状のようですね。
最初に考えることは、皮膚の深いところで起こった膿皮症、アカラス、真菌感染などの感染症がないかどうかを検査で調べておきましょう。また、同時に外傷や褥創についても病歴や症状から判断できると思われます。
ここまでで原因がわかれば治療を始めて下さい。
しかし、原因がわからないときは症状に関する詳細な情報、血液検査や尿検査あるいはレントゲンなどを含めて全身状態を検査する必要があると思われます。
また、皮膚病変からは細胞診なども追加する必要があるでしょう。
天疱瘡を初めとする免疫疾患、腫瘍、薬疹、引っ掻きなど原因は様々で検査や症状から区別するべき病気を絞り込んでいきましょう。2007/03/28 09:44