今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|9ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
アドバイスしたいことはたくさんありますね。
ここでは次の点について考えてみました。
・今の外耳炎の状態
・耳掃除の方法
・耳掃除を嫌がるときは
・外耳炎の原因
1つの参考になさってくだされば幸いです。
まず、今の外耳炎の状態をしっかりと把握しましょう。
耳をこすったり、臭いがするなら完治していないかもしれません。特に綿棒に耳垢がつくときは要注意です。綿棒を嫌うこともありますが綿棒を入れられると耳が痛いのかもしれません。というのは、もし外耳炎を起こしていれば、耳は中は赤く腫れあがっています。こんなところに綿棒を入れるとやはり痛くて我慢ができないでしょう。この点をしっかりと再チェックして下さい。
では、耳掃除の方法についてお教えします。
大原則は痛みがあって嫌がるときは耳掃除をしないこと。まずは飲み薬で痛みをとってから耳掃除をしましょう。
もちろん、綿棒で耳掃除はしません。痛いし、...2007/08/20 02:08 -
時にプードルの手足をなめるという行動に悩まされます。
かゆみで舐めているのか、あるいは精神的な問題があるのか、あるいは正常なグルーミングなのか...
診断手順は、おおまかに
①手足に感染症がないか
②アレルギー性疾患の可能性はないか
③行動学的な要因なのかどうか
私が診断を求められた場合、入院して行動をみています。そこから診断に役立つ多くの情報が得られます。2007/08/19 01:33 -
尻尾を追い回すのは病気と行動学的な面から診断を進める必要がありそうです。かゆみがあるのか、それともないのか。
何も異常がないと判断されれば、行動学的な側面から診断を進める必要があるかもしれませんね。2007/08/19 01:23 -
- 質問カテゴリ:
- ペットトラブル
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
前の胸毛部分がごっそり抜けてしまうというのは気になる所見ではないでしょうか?M.ダックスには様々な毛の病気が見られます。毛がどういう状態かを見ることは重要です。
また、かゆみがあるときはアレルギー検査も考えますが、文面からはアレルギー以外の要因も疑えるように思えます。
まずは院内検査に重点を置いてください。2007/08/19 01:19 -
抜け毛が異常か正常範囲内なのかという絶対的な判断基準を挙げるとすると、脱毛斑があるとそれは問題があると判断します。
亜鉛欠乏症はそんなに簡単に起こる病気ではないと思うし、症状も違うように思えます。
皮膚疾患の治療にサプリメントやシャンプーを中軸に置くといい結果は得られにくいというのが私の印象です。
皮膚疾患は診断の絞込みと、それに応じた治療が何よりも大切です。まずは診断に重点をおきましょう。2007/08/19 01:11 -
おとなしくさせてくれることもありますが、確かに多くのネコちゃんでは耳掃除が大変です。
しかし、ワンちゃんとは違って耳垢がたまったり、外耳炎がおこったりすることは多くありません。
この年齢で黒い耳垢が減らないようであれば、耳ダニの診断はもう1度してもらいましょう。また、耳ダニ感染で見られる耳垢は特徴的ですので、耳ダニが見つからなくても疑わしいときは耳ダニの治療をするのも1つの方法です。
2007/08/18 15:45 -
アカラスの診断は難しいものではないと考えています。
セロテープにしろ皮膚を削っての検査にしろ、あるいは毛を抜いて検査してもかまいません。
アカラスの虫体がたくさん見つかれば確定し、必要なら治療を始めるべきだと考えています。
また、アカラスが生きているか死んでいるかは治療効果の判定には少しだけ重要でしょうが、診断には重要ではありません。
アカラスの虫体を間違って診断するとは考えにくいでしょうね。
ただ、寄生しているアカラスが少ないなどアカラスを見つけるのが困難なケースは確かにあります。
このようにアカラスは確定するのはそれほど困難ではないけど、除外するのが難しい病気です。2007/08/18 01:48 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
症状が悪化したときはすぐに受診することは大切です。
シャンプーが原因かどうかはわかりませんが、もう1度同じことがあればシャンプーが原因かもしれませんね。
たしかに、シャンプーも原因になっているかもしれませんが、シャンプーを使用する前から症状があるなら、その他にも原因がありそうです。私はウェルメイトは抗生剤の中でも強力なものと思っています。そのお薬を使って改善したかどうかは診断する際に非常に重要な病歴となります。
緊急を要しないかもしれませんが、シャンプーも含めこれまでの治療効果を再確認して皮膚疾患の原因を追求する時期でしょうね。2007/08/16 02:21 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 性別不明 / 年齢不明
やはり、少なくともT4(甲状腺ホルモン)は測定しておく方がよいと思います。
ちなみに私はFT4という甲状腺ホルモンと一緒に測定しています。
しかし、甲状腺機能低下症の診断はホルモン濃度だけでは確定しにくいと思っています。
というのも様々な原因で甲状腺ホルモン値が低くなり、甲状腺機能低下症の有無に関らず甲状腺ホルモンを投与すると症状が回復することがあります。
ですから、生命に関るような場合にはしませんが、確定診断のために私は一旦症状が消えた後に甲状腺ホルモンのお薬を中断しています。
そして、中断することで元の症状が再発した場合は甲状腺機能低下症と診断し、甲状腺ホルモンの投与が必要だと判断します。
逆に、ホルモン投与を中止しても悪化することがなければ、甲状腺ホルモンは中止できるかもしれませんね。
言えば簡単なように思えますが、症状の変化は微妙なものです。必ず獣医師に判断してもらいましょう。2007/08/16 02:01 -
痒がっていないときは、ノミアレルギー以外の病気も考えておく方がよいと思われます。
ノミの予防は徹底しながら、しっかりと検査を進めて診断を確実なものにしましょう。
ちなみにノミアレルギーの治療は症状がなくなるまでステロイド剤や必要なら抗生物質などでしっかりと完治させ、その後は文面にあるフロントラインやシャンプーなどで予防することが大切です。2007/08/15 01:28