だいじょうぶ?マイペット

今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|11ページ目

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  • アレルギーの検査

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     眼の縁が赤くなるという症状から、私は眼瞼炎を想像しています。ちなみに眼瞼炎とはまぶたの炎症という意味です。。
    あえるちゃんのためには、この眼瞼炎がどうして起こるのかを見つけてあげるのが完治への早道です。

     まず最初にチェックしたい原因は、細菌性、マラセチア、真菌、寄生虫などが感染して眼瞼炎を起こしていないかどうかですね。
     これは何も難しい検査は必要ありません。
    細胞診、スクラッチや被毛検査などで十分に仮診断が可能です。仮診断と言わないといけないわけは、1度の検査で感染が検出されなくても、進行すると感染が検出されることがあるからなのです。
    どんな名医であっても、感染だけは1度の検査で見つけられないことがありますので、治療効果が上がらないときは何度か検査を繰りかえしてあげましょう。
     
     感染がないと思われたときに考えることは、あまり発生はしないけども診断が比較的つきやすい幼年期フレグ...

     2007/05/29 16:31

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  • 何のアレルギーなんでしょうか???

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / シーズー / 性別不明 / 年齢不明

     かゆみや湿疹が見つかったときは、いろいろな病気を考えなければいけません。
    その際は、検査も大事ですが、どのような症状がどこに出ているかを診ること、そして、これまでどのような症状を示してきたかをしっかりと整理することは最も重要になります。

     短い文面からは推測することに少し無理があるとは思いますが、ぺろりちゃんの症状について少し考えてみましょう。

     まず、症状はかゆみと湿疹で、背中、足の側面、顎の下、お尻、指先ですね。
    この時点でノミアレルギーは絶対に考える必要があります。
    この背中が腰から尻尾の付根を言っているのであれば、その可能性はさらに高まります。
    東京ではかゆみの原因で圧倒的に多いのはノミアレルギーです。
    これだけは要注意ですのでくれぐれも気をつけて下さいね。
     また、それとは別に肛門嚢に分泌物が溜まっていないかも見てもらいましょう。

     皮が剥けた感じで毛も薄くなりました...

     2007/05/23 14:26

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  • 脱毛とメラトニンについて

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     チワワによく見られる脱毛症として、毛色に関連した脱毛症、パターン脱毛症があります。
    どちらもメラトニンを中心に治療していきます。
     また、私が知っている限りではメラトニンの副作用は見ませんが、人への投与に関しては、低血圧や睡眠障害などがあるようです。
    念のために気をつけておきましょう。
    これらの脱毛症はシャンプー療法と肌の保湿に気を配って治療するとより効果が上がるように思えます。

     もう1つこのような脱毛症を治療するときの注意点として、他に併発している病気がないかどうかをしっかりと調べてもらうことです。
     特に、毛色に関連した脱毛症は生まれつき毛包の異常があるために発症するのですが、異常のある毛包は細菌感染を起こしやすくなっています。
    細菌感染を起こすとかゆみや湿疹が見られることがありますので、まずはこの点についてチェックしてもらいましょう。
     
     同時にアルコちゃんのアレルギー検査...

     2007/05/23 13:46

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  • 耳の異常についてなのですが・・・

    質問カテゴリ:
    耳の異常

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

     マラセチアとは真菌つまりカビ類の1種です。
    マラセチアは元々ワンちゃんの皮膚や耳の中に少しだけいます。
    しかし、何らかのきっかけで皮膚や耳に炎症が起こるとマラセチアが増殖し、炎症をさらに悪化させます。

     マラセチアを増殖させるきっかけとして、皮膚ではアレルギーや脂漏症が多く、耳ではアレルギーや脂漏症を含めて外耳炎を起こす様々な原因が考えられます。

     特にラブラドール、しかも、4才ということを考えると、耳だけではなく脇やお腹あるいは肉球の間などに皮膚炎がないかどうかよく見てあげましょう。
     もし、これらの部位に皮膚炎が見られたときは、アレルギー性疾患を示唆します。
    そうすると、今ある外耳炎の治療法はもちろん、再発予防の計画を立てる必要があるでしょう。

     外耳炎は再発しやすい病気です。
    外耳炎の治療は今ある外耳炎を治すことはもちろん大切ですが、それと同じくらいに再発予防という考え方も...

     2007/05/12 20:30

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  • 若年性膿皮症のついて

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     一般的に若年性膿皮症、あるいは若年性フレグモーネとも言いますが、症状は顔に見られます。
    文面には背中と左足の太ももに皮膚炎があるとありますが、顔にも皮膚炎などの症状がないか確認しておきましょう。
     しかし、いずれにしても皮膚の寄生虫や皮膚感染症などについての検査はしておくべきです。
     また、舌の色が悪くなったというのはチアノーゼや粘膜の蒼白を言っていると思いますが、このような症状があるときは心臓疾患や肺疾患を含めて全身状態を血液検査やレントゲンあるいはエコー検査でチェックしておきましょう。

     大変重大な症状を持っているようですね。
    それらの問題を解決するには、症状を1つ1つ整理し、それぞれの問題を解決するために必要な検査や治療をしてあげることが大切です。
     特に若年性フレグモーネは治療がうまくいかないと亡くなることもある恐い病気です。
    4月2日のワクチンが原因となれば、1ヶ月も経過してい...

     2007/05/02 16:40

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  • 耳の掃除について

    質問カテゴリ:
    耳の異常

    対象ペット:
    / パグ / 性別不明 / 年齢不明

     私もワンちゃんの耳掃除で綿棒を使用することはありません。
    外耳炎の耳の中を見ると赤く腫れていたり、時にはびらんがあったり、ジクジクしていることがあります。
    特に、耳の分泌物が多いときは、強い炎症があると考えてもよいでしょう。
     
     耳の中も皮膚の一部と考えて下さい。
    皮膚にできた痛々しい傷を強くこすると皮膚炎は悪化します。
    これと同じように、炎症を起こした外耳道を綿棒でこすることはしない方がよいというのが理由です。
    また、綿棒が届くのは狭い範囲であって、耳の奥には絶対に届きません。

     耳掃除は専用の洗浄液を使って正しい方法で実施してあげましょう。
    しかし、まず数日間は病院でしっかりと耳垢を取りきってもらわないと、少しでも耳垢や感染が残っている状態で放置すると、ほとんどの場合で数ヵ月後に悪化あるいは再発します。
     また、一度外耳炎を起こしたワンちゃんは再発することが非常に多いので、そ...

     2007/04/25 17:18

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  • 原因不明の脱毛

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     おそらく毛包形成不全の診断をされているのでしょうね。
    毛包形成不全にはいくつかの種類があり、チワワでは毛色と関連するものが時折見られます。
    この病気は徐々に進行して脱毛範囲が広くなってきます。

     確かにこの脱毛症に効果的な治療はありません。
    しかし、服やシャンプーによる摩擦や物理的な刺激を避けながら、内服で治療すると改善することもありますので、あきらめるには早いように思います。

     2007/04/25 13:17

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  • 耳の脱毛

    質問カテゴリ:
    耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     耳の外側に見られる脱毛症を診断するとき、かゆみ、炎症あるいはカサブタなどどのような症状を示しているかをよく見てあげると診断がある程度絞り込めることが少なくありません。

     しかし、少なくとも真菌症、疥癬などに感染していないかどうかは調べてもらいましょう。
    耳の外側にできる脱毛症は多くが左右対称性を示します。
    体にみる左右対称性脱毛とは診断が異なることが多いです。















     2007/04/25 13:10

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  • フケごと毛が抜けました

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / アメリカンカール / 性別不明 / 年齢不明

     真菌症の治療中なら、フケは検査で調べてもらいましょう。
    もし、真菌が発見されたら治療期間を延長する必要があります。
    真菌症は診断が困難なこともありますが、何よりもいつ治療を終了するかという判断が最も難しいです。
    治療中に真菌が検出されたときは完治していないと判断されますので、まだしばらくの間治療を継続しましょう。

     2007/04/25 13:04

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  • 皮膚秒

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     柴犬で強い痒みがあるときはアトピー性皮膚炎を考慮しながら診断を進めていきます。
    同時に疥癬やノミあるいはアカラスといった外部寄生虫などが関与していないか、またマラセチアや細菌感染によって悪化していないかなども検査で調べてもらいましょう。
    もし、感染が見つかったときはこれらを治療して下さい。

     検査によって感染がないと判断されたときはアトピー性皮膚炎の治療を検討してみましょう。
    アトピーの治療には継続治療が必要です。
    かゆみがあるときだけ抑えるという方法では限界があります。
     継続治療にはシャンプー、食事療法および抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、脂肪酸製剤などの内服薬がよく使用されますが、最近ではアトピカ、インターフェロン、可能であれば減感作療法なども有効だと思います。
     選択する際は、継続しやすさ、効果、犬種、費用、副作用あるいはその他にも様々な要因によって選ばれます。


     2007/04/25 12:56

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