だいじょうぶ?マイペット

今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|12ページ目

542件中 111 ~ 120 件目を表示

  • 細菌性皮膚炎????

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / 吐き気

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     かゆみを示す皮膚疾患の診断は手順をおって進めないとなかなか改善しません。

     特に、ノミ、アカラス、疥癬などの外部寄生虫は検査や症状からしっかりと評価しておきましょう。
    また、細菌、マラセチア、糸状菌といった微生物の感染がないかどうかも調べておかないといけません。
    そして、同時にアレルギー性皮膚炎なども視野に入れて検査や診断を進めて下さい。

     かゆみを示す皮膚疾患の多くはこの段階で何らかの問題が見つかります。
    問題が見つかったら、必ず適切に治療しましょう。
    特に範囲が広かったり、たとえ、範囲が狭いように見えても皮膚病の治療において塗り薬は補助的な治療と位置づけておきましょう。
    やはり主体は飲み薬や注射です。その方が治癒率は圧倒的に高いと思われます。

     2007/04/14 21:59

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  • 耳の先がかさぶたになっています。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

     耳の縁に皮膚病変を作る皮膚疾患はいくつかあります。
    細菌や疥癬あるいは糸状菌などの感染症は常に調べておく必要があります。
    さらに、M.ダックスでは耳辺縁の脂漏症やパターン脱毛なども含めて考えていく必要があります。

     耳辺縁の脂漏症は、症状がある部位の毛が簡単に抜けてしかも一緒にフケのようなものがたくさん取れがちです。
    一方でパターン脱毛では大きな鱗屑はあまりみられません。

     また、疥癬はかゆみが強いのが大きな特徴です。
    糸状菌も明らかな症状があるときは、顕微鏡の検査で毛の中の胞子を確認してもらいましょう。培養だけでは見落とすことがあります。
    細菌感染については抗生物質の治療に対する反応で評価をするとよいでしょう。

     このように1つ1つ確認していくと診断がつくことが多いです。
    しかし、これら以外の疾患もあります。
    上記の手順では診断がつかないときはさらに検査が求められます。

     2007/04/14 21:48

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  • 急性湿疹

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

     患部の状態が湿疹による皮膚炎であれば、乾かすあるいは湿らすという治療よりも舐めなければ内服薬等で改善すると思います。
    舐めないようにするには、エリザベスカラーやオムツなどを利用するとよいでしょう。

     しかし、湿疹ではなく傷であれば話は違ってきます。
    傷の治療は、感染がない限り、乾かすというよりも潤しながら治す方が明らかに痛みが少なく、しかも早く改善します。
    もし、傷に直接包帯を巻いているのであれば、これはあまり勧められません。
    包帯を直接傷に当てると、これをはがすときに痛みを伴うし、感染の危険も高まります。
    そして、何よりも明らかに傷の治りを遅らせてしまいます。

     あるいは湿疹がびらんとなり、さらに感染を起こしていることも考えなければいけません。

     これら3つの状態に対する治療は全く異なりますので、今の状況をよく調べてもらいましょう。

     2007/04/13 00:40

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  • 寒冷凝集素症について

    質問カテゴリ:
    耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     耳介病変を起こす病気は稀なものを含めると多数ありますが、簡単に診断あるいは除外できる病気から調べて、寒冷凝集素疾患が強く疑われる場合は、確定を待たずにこの治療に入ることもあります。

    治療はステロイドなどの免疫抑制剤を主軸にして、ビタミン剤や外用薬を併用します。
     気になる効果ですが、利用できるお薬によって差が出るように思えますが、何よりも症状の激しさによって治療効果が変ります。

     2007/04/13 00:28

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  • 無菌性

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

     この病気は高用量のステロイド療法とステロイドと免疫抑制剤の併用療法が一般的にされています。
    まず、高用量のステロイド療法で結節を消失させた後、少しずつステロイドの量を減らしていきます。
    投与量を減らしていく過程で再発したときは、免疫抑制剤と併用して治療しなければ再発を防ぐことは難しいです。

     どうしても、再発をしてしまう、あるいはステロイドの副作用が出てしまうときは他にも治療法が発表されています。
    最近の論文でテトラサイクリンとニコチン酸アミドの併用療法で脂肪織炎が治療されたケースを見ました。
     私はこの治療法を別の免疫疾患で使用していますが、今のところこれといった副作用もなく症状が悪化することもなくなかなか適用しやすい治療だという実感があります。
    しかし、ニコチン酸アミドによって下痢が起こるというふにも聞いています。

     この病気は免疫異常だと考えられていて、何らかの刺激に対して...

     2007/04/12 19:21

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  • 留守番が 出来ない

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / パグ / 性別不明 / 年齢不明

     生後9ヶ月のワンちゃんが留守番をしているときや、ある特定の人や動物がいなくなると鳴いたりさびそうにするときは2つのことをまず考えてみましょう。
     1つ目は1人になることに慣れていないだけのケース。このときは1人に慣れさせるための訓練がありますので、その方法に従って訓練すると徐々に慣れてくると思われます。
     
     他方で分離不安症も考えていかないといけません。
    分離不安症とはある特定の人や動物がいなくなると不安感や恐怖感を覚えるという精神性疾患の1種です。
     これは本人にとっては非常に大きな悩みであって、人の立場から ”分離不安症”、”留守番のストレス” と一言で片付けてしまうのは少々荒っぽすぎて、ワンちゃんにとっては一種の恐怖症でありすごく深刻に悩んでいると考えてあげて欲しいです。

     今は分離不安症の治療、あるいは1人に慣れさせるための多くの訓練法があると思います。トレーナーによる訓練も1つの方法...

     2007/04/11 15:56

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  • 皮膚に穴が何ヶ所もあいてます

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     このような病変を示すときは病理検査が診断を補助してくれると思われます。
    同じような病変が再発するなら、確実に診断し、診断に従って正しく治療しないと繰り返すことは十分に予想されます。
     
     たとえば、このような病変を示す病気の1つに無菌性結節性皮下脂肪織炎があります。
    この病気が多発するときは、手術や創傷治療ではなく原因の除去やお薬を中心とした治療が欠かせません。
     また、他の病気であっても同じように手術などによる治療ではなくもっと効果的な治療法がある病気かもしれません。

    ここは確定診断が求められるケースです。

     2007/04/11 15:28

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  • ダニの卵に農薬?

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     皮膚疾患でよく見つかるダニにはいくつかの種類があり、ダニの種類によっては他の動物に感染するものもあります。
    まずはダニの種類を聞いておきましょう。
    ダニの種類がわかると適切な治療法や隔離の重要性などがもっと明確になります。

     2007/04/10 19:59

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  • フケが凄いんです。。。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     毛をかき分けなくても体にフケがついているのが見えるなら、フケが多いと判断できるでしょう。
    この場合はなぜフケが増えているのかを考えておくのがよいでしょう。
    病気はないか?過剰に乾燥しているのか?あるいはフケが多い体質(角化異常)などについてよく調べておくと今

     ただ、毛をかき分けてよく肌を見ると非常に細かいフケのようなものが肌に付着しているというのは、それほど気にすることはないように思えます。

     2007/04/08 20:15

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  •  病院によって治療法は異なりますが、クラミジアを含めネコちゃんの呼吸器感染症は正しく治療すると改善すると思います。
    目やにやくしゃみなどの症状が改善しているなら、それほど心配は要らないようにも思えます。
    ただ、他のネコちゃんに感染しやすいので他にもネコちゃんを飼っているときはワクチンを接種してあげましょう。

     次に手術後に短くした毛が生えてこない点ですが、このようなことは稀にありますが多くは2ヶ月くらいたつと徐々に発毛してくると思います。
    栄養状態、精神状態などは発毛に影響しますので、これらの点について一度担当の先生に聞いてみるとよいでしょう。

     最後に下あごの脱毛班ですが、ここにできる脱毛を診断するとき、かゆみや傷がないかよく見てあげましょう。
    ネコちゃんの痒みは顎や首に見られることがよくあり、掻いて傷をつけてしまうことがあります。
    しかし、痒みも傷もないようであれば、糸状菌、アカ...

     2007/04/07 19:35

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