だいじょうぶ?マイペット

今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|10ページ目

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  • アレルギーと、肝臓病の両方の治療について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / シーズー / 性別不明 / 年齢不明

     まずは肝臓病について再検査してみましょう。
    2歳4ヶ月であれば一時的な肝臓酵素の上昇が何らかの原因で起こることも考えておく方がよいでしょう。血液検査で肝臓酵素以外にも異常がないかどうか、あるいは、レントゲンや超音波検査で肝臓に問題が見つからなければ、処方食を見直すことができるかもしれませんね。そうすれば、アトピーの治療に専念でることに。

     2007/08/15 01:06

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  • 毛が薄くなり、肌が以前よりもピンクに

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     漠然とした症状ですので的外れなアドバイスになるかもしれませんが、よろしければ1つの参考にして下さい。

     明らかな脱毛はともかくとして、お腹はなかなか評価しにくいかもしれません。しかし、背中の薄毛は気付きやすいことがあります。
    このとき、かゆみがないかどうか、1部分だけが極端に毛が薄くないかなども見ておきましょう。あるいは毛を引っ張るとゴソッと抜けるという症状があれば明らかに異常です。

     しかし、全体的に背中の毛が薄いというときもしっかりと検査をしてもらうことをお勧めします。
    というのも、発毛周期などに問題があったり、ホルモンの問題あるいは全身の何らかの病気があるときに毛がダメージを受けることがあります。

     4歳というとまだまだ若いですね。
    しかし、以前はなかったのに...ということが気になったら、病院で診察してもらうのが1番です。

     2007/07/31 21:36

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  • 食物アレルギーについて

    質問カテゴリ:
    食事、栄養について

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     確かにワンちゃんの外耳炎の原因として食物アレルギーを考えておく必要はあります。
    でも、もっと大切なことはアトピー性皮膚炎が原因で外耳炎を起こしているかどうかを確認することでしょう。
     というのも、日々の診療でワンちゃんが食物アレルギーだけで外耳炎あるいは皮膚炎を起こしているケースは非常に少ないと感じているからです。
    それよりもよく遭遇するのは、アトピー性皮膚炎の原因アレルゲンの1つとして食べ物も関与しているというワンちゃんです。
    病気の定義は難しいですが、ちなみに、私は食物だけにアレルギー反応を示す病気を食物アレルギー、食物を含めて環境中の物質にアレルギーを示す病気をアトピーと言ってます。

     また、アレルゲンを含まないフードがピックアップされているようですが、私も同意見です。本当に大豆がダメなら大豆油、とうもろこしが本当にダメならコーンスターチ、これらは避けなければいけません。しかし...

     2007/07/31 21:13

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  • 子犬 アレルギーの可能性

    質問カテゴリ:
    目の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / パピヨン / 性別不明 / 年齢不明

     眼の症状は眼瞼炎のように思えるので、この病気について考えてみましょう。

     サプリメントが急に効果を出すとは思えませんので、効果のあったお薬は抗生物質かエンシェントクリームでしょう。
    ということは細菌感染または真菌とくにマラセチア感染を疑う必要がありそうですよ。
    まずはこの点について鑑別しておきましょう。
     眼瞼炎の主な原因はアレルギー性皮膚炎、細菌感染、マラセチア感染、多少少なくなりますが、アカラスなども時折見かけます。
    その点を考えてみると、
    1.食物が原因のかゆみは食物アレルギーと食物不耐性という両側面があります。これらはご飯を変えるだけで症状がなくなる可能性があるのであちゃちゃちゃんが問題なく食べてくれるなら試すことをお勧めします。先にお話しましたが、眼瞼炎の原因でアレルギーは多いと思います。
    2.抗生物質を使った治療で重要なポイントは治るまで続けることです。病気が治りきらな...

     2007/07/10 23:46

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  • 一日中体をかいています。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

     動物病院が遠いので、というお悩みはよく聞きます。
    そのような方はやはり確定診断です。
    とは言っても確定診断ができないこともしばしば...。
     しかし、かゆみがあまりにも強いとき、ほとんどの場合でその原因がつかめるもので、しっかりと検査を受けてみるとよいのではないでしょうか?その際、あらかじめ電話で予約するなど一工夫するとよいでしょう。

     診断がつくと今後の治療の見通しがたつはずです。完治するものもあれば、対症療法が必要なものもあります。
    今ある症状が完治する病気かもしれませんので、まずは診断に時間を費やすことから始めましょう。

     2007/07/10 23:19

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  •  お話から、主な症状はフケと発赤、そして、かゆみと思いましたが、いかがでしょうか?
    このようなときは次の手順で診断を進めていくと原因が判明するかもしれません。

     まずは、寄生虫が感染していないかどうかを調べましょう。
    この中でもノミは要注意です。大阪にお住まいのようなので、かゆみがあるときは少なくともかゆみの診断がつくまで、あるいはかゆみがなくなるまでノミ予防を必ずしておきましょう。
    いろいろ調べてみたけれど、ノミが原因だったということはほんとによくよくありましたね。

     次に細菌感染がないか、マラセチア感染はないかというところをみてもらいしょう。そして、疑わしいときは皮膚糸状菌もしっかりとみてもらいましょう。

     ここまでの検査で何らかの問題点が見つかれば、まず治療をしてみる価値は十分にあります。

     また、フケやカサブタが多く見られるときは、丁寧にシャンプーをしてあげて下さい。皮...

     2007/07/02 20:47

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  • 毛包虫症について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明

     アカラス症に効果的ないくつか治療が論文で発表されています。それぞれの病院で採用されている治療があると思いますので、まずは担当医と相談しましょう。

     私が採用している治療は内服による治療と注射による治療があります。
    どちらかを選んで治療するのですが、その基準となるのが主に通院できるかどうか、費用、副作用を基準に選択しています。
     また、どの治療を選んでも比較的治療期間が長くなり、少なくとも2ヶ月は必要と思っておきましょう。

     チップちゃんは生後4ヶ月になったところですね。
    そうであれば、湿疹が出ているところが1ヶ所に限定しているとき自然に治ることもあります。
    この判断は必ず担当の先生にしてもらいましょう。

     2007/06/30 12:09

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  •  今年1月の血液検査でクレアチニンが2.4と出たようですね。
    最近の検査ではいかがでしょうか?もし、まだしていないならもう1度実施してみてはいかがでしょうか?
    そして、腎臓だけではなくできるだけ多くの項目に付いて血液検査で調べておくとよいでしょう。

     それと同時に病歴や現在の症状をより細かく把握することも大事ですよ。
    食欲はありますか?あるとしても最近減ってきていませんか?
    元気はありますか?あるとしても最近散歩の距離が少なくなったりしていませんか?
    以前から時々でも手や足を引きずることはありませんでしたか?
    手足の関節の痛みはどうでしょう?
    下痢や軟便になることが月に1回でもないでしょうか?
    嘔吐は?咳は?くしゃみは?体重は減っていませんか?

    など家庭で観察できる症状は正確に把握しておきましょう。

     また、6月14日のパニック状態の際、意識があったかどうかも大事と思われます。
    椎間板ヘル...

     2007/06/27 17:33

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  • 天疱瘡と診断されて1年が経ちます。

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     天疱瘡は治療が困難な皮膚疾患の1つといわれています。
    また、天疱瘡にはいくつか種類があります。
    ワンちゃんでもっともよく見られる天疱瘡は落葉状天疱瘡といい、この病気は口内炎や肛門周囲に病変を作ることはあまりありません。
     そして、口内炎や肛門周囲に病変を作る天疱瘡を考えるなら、尋常性天疱瘡など非常に稀な病気と思われます。
    尋常性天疱瘡は非常に治療は困難だと聞いていますが、私はみたことがありませんので、アドバイスは避けさせて下さいね。

     落葉状天疱瘡は高用量のステロイドが効果を示すことが少なくありません。この病気の治療では症状が緩和できないというよりも、症状を無くすために必要なステロイドの副作用に悩まされます。
    しかし、ニモちゃんの症状だけから判断すると落葉状天疱瘡は考えにくいようにも...

     メール相談ではなかなか不備も多く、現在までの経過で不明なこともたくさん出てくるのは仕方ないで...

     2007/06/10 20:59

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  • 膿皮症

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

     脂漏症とは皮脂の分泌やフケが多い状態で、体を撫でていると手がベタッとしたい、大小様々なフケが見られたり、ひどいときは体臭を伴うこともあります。
     この状態は皮膚の角質層に問題があるために見られる症状で、その問題の根幹は、肌の細胞のターンオーバー、要するに古い肌細胞から新しい肌細胞へ入れ替わるのが極端に早くなっていることにあるようです。

     この脂漏症には1つ大きな問題がありまして、それは細菌やマラセチアという真菌に対する感染防御能が弱く、何らかの要因で肌トラブルが起こると簡単にこれらの微生物感染を許してしまいます。
    そして、この細菌が皮膚に感染した状態を膿皮症といいます。

     このように脂漏症と膿皮症は全く別の状態を言いますので、両者の治療は異なってきます。
    第1に膿皮症が見られるときは、何よりも膿皮症の治療を優先しましょう。治療は抗生物質の飲み薬を基本として、シャンプー療法で治療を補...

     2007/06/10 20:21

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