伊東 彰仁 先生の過去の回答履歴一覧
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年齢的なリスクはあるとしても、やはり手術がベストチョイスです。それよりも、いたずらに時間が経過するほうが、大きなリスクとなります。敗血症や、腎不全に至りますと、麻酔リスクも大きくなりますし、何よりも命が危険にさらされます。
内服は、食欲がないときは注射に切り替えてもらうべきですが、何よりも早い処置が望まれます。2008/08/26 09:15 -
13歳初発ということは、真性癲癇の可能性は低いと思われます。症候性癲癇、すなわち他の疾病からくる癲癇様発作ということになります。先生の仰るとおり、CT、MRIは必要だと思います。主要を否定できない限り、今後の治療に大きく影響すると思われます。
肝酵素が高いようですが、NH3は量りましたか?血中アンモニアが高くても、癲癇様発作は起きます。
またクッシングの疑いがあるなら、検査で分かるのですから、検査をすべきではないでしょうか?血液検査でできます。2007/07/28 11:00 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
充分な検査が必要ですが、特発性前庭疾患症候群の可能性も、否定できません。
現在検査等行っていないのであれば、血液検査、レントゲン、神経学的検査、眼底検査などは、最低限必要かと思います。これなら、たいていの病院で受けられるはずです。2007/07/28 10:52 -
アトピーやアレルギーを含む、免疫性の疾患か、真菌などの感染の疑いがあります。
何かする前に、皮膚に詳しい先生の診察を受けるべきかと思います。2007/07/28 10:47 -
現在日本で販売されているワクチンの能書には、半年~1年のものだけではないでしょうか。
ワクチンアレルギーのある特殊なケース以外、毎月うっても問題はありません。2007/07/28 10:43 -
- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
1に関してですが、基礎疾患があって、抵抗性がかなり低下していないと、犬はパスツレラで余病が発生することは少ないと思われます。なぜなら、75%ぐらいの犬の口腔内にはパスツレラは常在しているからです。おそらく咬傷などで感染した局所の化膿などのほかは、単独疾病で症状が出てくるのは難しいと考えられます。
2に関しては、前述の通り常在菌なので、感染経路はありません。ほかの犬への感染も、特に考えなくてもいいのですが、人は感染すると(日和見感染ですが)呼吸器系の症状が出て、肺炎に移行することが分かっています。
大半の抗生物質に感受性がありますし、耐性も出来にくいので、パスツレラだけなら、抗生剤投与で改善します。しかし今回の場合おそらく基礎疾患として何かあるのか、逆くしゃみのような、病気ではない症状なのか分かりません。
たまたま鼻水に常在菌が入っていただけなのかもしれません。
パスツレラと別な観点から...2007/07/28 10:38 -
マイクロチップは麻酔などしませんし、皮下注射の要領ですぐにすることが出来ます。
装着の日に狂犬病ワクチンを接種することには、特に問題はありません。(マイクロチップは、鳥や熱帯魚にも入っているのです)
装着前のワクチンは記録的には無効ですから、装着日かそれ以降のワクチンから有効となります。
日本に戻られるかあるは日本に連れてくる可能性があるなら、最初の接種から1ヵ月後に2回目の接種、更にその2週間以降に抗体検査を行い、陽性である証明書を必ず持っていましょう。
そこまで過程の中で、一度も日本から出ていないことを証明する(検疫での証明書のコピー)ことが出来れば、アメリカからつれてくることは出来ますが、ここまでの事を行っていなかったり、書類に不備があれば、抗体検査の日から180日間国内には入れません。注意してください。2007/07/02 11:56 -
まず皮膚病がアレルギー性のものか、またそうであれば何がアレルゲンになっているのか突き止めるのが先決です。推測の上に推測で積み重ねていくのは、本来の疾病からかけ離れてしまうこともあります。
食餌性のアレルギーを疑っているのでしたら、一度ちゃんと検査して確定し、更に口に出来るものと出来ないものの取り捨てをはっきりすべきです。
皮膚病の検査は、病院により異なっていると思いますが、うちでは次のようなスケジュールで行っています。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
現在のところ、1~4まではルーチンで行っている検査で、必要に応じて5以降の検査をしています。
しかし、以降の治療...2007/07/02 11:46 -
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
ストラバイド(燐酸アンモンマグネシウム)結石の場合、基本的にはpHを下げて、核となるマグネシウムを取らないようにするのが基本です。別なものを与える弊害は次の2点です。
栄養素のバランスが悪くなる。本来与えられていた食事を食べなくなる。
そのため、指定したもの意外は与えないほうがいいと思われます。それと、体格的に太ってはいませんか?もしそうであれば嗜好性の高いものを与えるのは感心できません。2007/07/02 11:41 -
加齢からくる僧帽弁閉鎖不全症の場合、手術の適応はまずないと考えられます。犬の後天性心疾患の中では、きわめて多い類の病気です。初期には、食事体重の管理と、運動制限。次に薬物療法が基本です。最近では、比較的初期の段階から投薬治療することが奨励されているようです。
薬物は、様々なものが使われますが、一般にはACE阻害薬が主流になっています。2007/07/02 11:35