伊東 彰仁 先生の過去の回答履歴一覧|7ページ目
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咳の出る原因は多岐に及びますので、これだけで病気の判断は出来ませんが、咳の原因は少なくとも喉(喉頭)から肺、あるいは心臓にあるはずです。この原因を突き止めることが病気治療の近道だと思います。
おそらくと咳と口腔内疼痛に関しては同じ原因ではないと思います。(腫瘍の転移や、全身生感染症などは別)2006/12/07 09:47 -
メラノーマは癌中の癌と呼ばれるほど、悪性度の高い腫瘍のひとつです。小さくても、大きく取り除けても、転移するという恐ろしい腫瘍です。今回はリンパ節転移が見られているので、全身転移の可能性が強いのではと思われます。
実際に免疫療法といっても、民間療法から医師や獣医師のみが行えるものまで様々ですが、うちでは、治験薬として患者さんとよく相談の上で、こういった免疫療法剤を使用しています。(申し訳ありませんが、治験薬なので、名称は伏せさせていただきます)
31年間にわたり人の世界では治験の状態を脱していませんが、現在でも26万人ほど使用している薬ですが、犬猫のデータはあまりありません。メラノーマにはまだ使用したことはありませんが、効果的だったのは、肝細胞癌、リンパ腫、扁平上皮癌(人では子宮頸癌などに効果的)などで、無効、または無効の可能性が高いものでは、肥満細胞腫、骨肉腫などです。
メリットは、化...2006/12/05 18:49 -
年齢からすれば、僧帽弁閉鎖不全症かと思われますが、特にグレードの記載がないので、一般論としてお答えします。
まずは寒冷刺激による抹消血管の収縮から、血圧が上昇するので、心臓喘息は出やすくなります。これは運動によっても同様なことがいえます。
飲ませているお薬は分かりませんが、これも程度により異なりますが、肺内高血圧による、心臓性肺水腫などが伴う場合、降圧性離尿剤を用いることがあります。脱水とKの低下による、後肢の震えが出ることがあります。食欲も落ちる場合もあります。
見分けは、飲水量が多くなりそれに伴って尿量が増加します。
もしそうであれば、血中Kと、脱水の状態も診ていただきましょう。2006/12/05 18:28 -
初めの仔の場合、陰部が大きくなっていますか?陰部が大きくなっているようならば、ほぼ生理だと思います。そうでなければ、膀胱炎や膣炎などによる出血も考えられます。その場合、陰部の大きさは元のままです。
これで病院に行くかどうか決めてはいかがですか?
4歳の仔の場合、股関節の疾患(股関節形成不全や、レッグペルテスなど)や、椎間板疾患(椎間板ヘルニアなど)が考えられます。この仔に関しては、病院に行き診察されたほうがよさそうですね。2006/12/05 18:08 -
キャバリアは、将来的に心疾患がほとんどの子に見られる犬種です。生後2ヶ月では、先天的異常も、一般検査では見つけづらいと思います。今後何か出る可能性は(生後半年ぐらいまでの間)あるかもしれません。
先天性肺動脈狭窄ですか?なかなか生後2ヶ月ではレントゲン上も読みにくいでしょうね。
動脈管開存症を、他の先天性心疾患と取り違うケースはよくみられるのですが・・・・・
現時点で心疾患が見られたとすれば、そのほとんどが先天性のもので、突発的な病気ではありません。2006/12/05 18:02 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 背中・腰を痛がる / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
診察していないので、一概にはいえませんが、脳に炎症があるとはこの検査結果では言えないのではないでしょうか。
もし水頭症であれば、やはり確定診断はMRI、CTなどで行いますが、この症状からすると、脊髄~股関節に病変が有るような気がします。
食欲が落ちたのはステロイドを切ったせいだと思いますが、成長が止まったためかもしれません。
ミニピンの8ヶ月ならもう成長は止まっていますし、MRI、CTなどで、水頭症か否かはっきりして、その上で確定診断に臨まれてはいかがでしょうか。2006/12/05 17:52 -
回数が増えて、一回の尿量が低下している状態を頻尿といいます。これは膀胱炎の症状のひとつですから、膀胱炎の可能性は高いと思われます。膀胱炎の原因は様々で、これは病院に行かなければ特定できませんし、場合により、結石性の膀胱炎の場合などは、尿が出にくくなっていることも考えられます。
この場合は早急に処置しなければ、圧迫性腎不全を引き起こし、数日で命の危険が出てきます。2006/12/05 17:38 -
年齢とともに、冬に向けての皮下脂肪の付き方や、寒さに対しての基礎代謝などがだんだん低下してきます。
そのため去年まで何事もなかったというのは、あてになりません。年齢からしても、もう夜中外では無理なのではないかと思います。
下痢の要因は寒さだけではないので、病院で診察を受けて、他の要因が見つからず、また一旦下痢を止める治療をした後で、寒さ対策を講じてください。2006/12/05 17:33 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
去勢は睾丸の摘出のみですから、手術による俊秀度も、避妊に比較してかなり低いと思います。それと睾丸のふくらみというのは、睾丸にできる腫瘍を意味したものだと考えられます。
急ぐ必要はないかもしれませんが、一旦発情が着たら、おうちの中に入れておけない事態になるかもしれません。
それはマーキングと、泣き声です。去勢してもしばらく続きますから、発情が来る前にすることをお勧めします。2006/12/05 17:28 -
症状を聞いただけで皮膚疾患の診断は難しいと思います。皮膚糸状菌などでしたら人にうつる可能性も十分に考えられます。
皮膚病の検査は、病院により異なっていると思いますが、うちでは次のようなスケジュールで行っています。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
現在のところ、1~4まではルーチンで行っている検査で、必要に応じて5以降の検査をしています。
しかし、以降の治療や誤診を防ぐためにも、5~7はルーチン化しようと考えています。
皮膚病は、獣医師でも見た目診断は避けるべきです。
むしろ経験上分かったという場合は、改めて検査をして裏づけを取るべきです。
乳幼児の感染は成人...2006/12/05 17:23