伊東 彰仁 先生の過去の回答履歴一覧|5ページ目
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慢性腎性腎不全の根本的治療は、腎移植か人工透析だと考えられます。これは人間でも同じです。腎不全の原因によりますが、腎臓に問題があった場合、お水や薬では治りません。(おそらくTVのケースは腎臓に原因のない、腎前性あるいは腎後性のものだったのでしょう)
ただし腎機能が少しでも残っているのでしたら、静脈からの輸液と、蛋白同化ホルモンと、低蛋白食、蛋白吸着剤などで、延命を図ることはできます。状態と時期によりますが、BUNが100を超えてから3年以上生存した仔もいます。2006/12/09 14:56 -
おそらく何かの菌が感染した化膿巣かと思われますが、場合によっては腫瘍のことも考えられます。何日か抗生物質を使用してみて、変化がないようならば、細胞診をすることをお勧めします。
腹部の舐め壊しは、エリザベスカラーをつけて舐められないようにした上で、数日してから皮膚の検査をしてみてください。2006/12/09 14:42 -
血液検査のことでは、よく困るのですが、病院によって検査項目も、数も違うのです。先日も、「血液検査も全部行って・…」とありましたが、よくよく聞くと簡単な検査5項目のみで、生化学はひとつもやってないというお粗末さでした。まずはやった血液検査とその結果を書き足していただきたいことと、出来ればエコーとレントゲンの単純撮影、聴診結果などが知りたいですね。
特に、血液のCRP、Ht、血液塗抹、GLU,BUN,肝酵素などは絶対知りたいのです。2006/12/09 14:28 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
もちろん犬にも味覚はあります。しかし人とはちょっと違うかもしれません。嗅覚主体の味覚と、舌からは食感のほうが優先していると考えられます。もちろん、味覚は嗅覚と大きなかかわりを持っていますから、それの合わさったものだと考えられます。
そうなると、人より鈍い舌と人より優れた嗅覚の味覚なので、人と少し変わっているとは思います。
ただし今行っている飼い方はあまり感心できません。
吼えて人に命令する行為と、人の食事(おそらく食事中ではありませんか?)を与えることです。
今後更に年齢を重ねてゆくことにより、更にこの傾向は強まりますし、偏食もひどくなってゆくと考えられます。
たとえば、今後何か病気が発生したとき、限定したものしか与えられなくなることもよくあります。そんなときに食べてくれないばかりか、他のものを要求して鳴き続けることも想像してください。2006/12/09 12:08 -
猫の場合、砂の入ったトイレでするのは躾ではありません。猫の習性を利用しているだけです。その場所をトイレと認識しての行為だと思います。発情のスプレーは臭いも強く数箇所にするのが普通です。
しかし、オスでもう9ヶ月でしたら、まず去勢をしてみるのもひとつの方法です。今後発情がくることも考えると、絶対に必要かと思います。
もちろん今からでも遅くはありません。
ただ去勢をしても治らないこともあることを、覚えておいてください。2006/12/09 11:57 -
確かにプードルは抜け毛は少ないとは思いますが、犬であり生きている以上、ぬいぐるみというようなわけには行きません。うちにプードル、マルチーズ、ヨーキー、チワワ、ボルゾイ、シーズーといった犬種を飼っていますが、マルチーズ、ヨーキーとはさほど変わりません。(確かにあまり抜けませんが)
生後3~4ヶ月といえば、幼犬の毛から大人の毛に換わる時期でもあります。そういった関係かもしれませんし、元々毛吹きや毛質がそういった仔なのかもしれません。
皮膚に何もなく症状もないようなら、先生の言うように皮膚病ではないかもしれません。
あと2ヶ月ほどして、あまり毛が無いようでしたら、もう一度病院で診てもらうといいですよ。2006/12/09 11:49 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 尿の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
検査した項目が書いてありませんから、BUNやHtなどは正常値と考えていいのでしょうか?
原発性あるいは仮性の上皮小体機能亢進症などが考えられます。
上皮小体以外の腫瘍系統(骨髄腫や、悪性の骨腫瘍、リンパ腫など)や、ビタミンD過剰症などは、往々にして腎不全を伴いますから、BUN値に変化が見られるはずです。
原発性上皮小体機能亢進症は、上皮小体の腫瘍や過形成、仮性上皮小体機能亢進症は、腫瘍自体がPTHを分泌する疾病です。
専門的検査が必要になりますが、まずは血中の無機リンやPTHを計測してみるといいのでは?2006/12/08 17:30 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
肝不全の状態がかなり悪化しています。TP,ALB,BIL,Htなどの数値も知りたいのですが。また、尿中のレプトスピラの抗原のPCRも調べてもらったほうがいいと思います。これは人獣共通感染症で、人にも感染する病気ですから。念のため。
これらの結果を再度こちらに載せてみてください。2006/12/08 15:11 -
白血病の簡易検査は抗原検査(ウイルスそのものの検出)です。会社によりその精度に差はありますが、当院で使用しているのは、感度100%特異性99%(これだと1%は陰性が陽性と出てしまう)のものです。
仔猫も、13歳の仔も、簡易検査ではなく、検査センターに血液を送り、血清あるいは血漿を用いて、確定検査をすることをお勧めします。
ウイルスが消失すれば抗原はなくなりますが、抗体が上昇します。2006/12/08 12:12 -
やはり皮膚病ですから、それに準じた検査が必要です。皮膚病の検査は、病院により異なっていると思いますが、うちでは次のようなスケジュールで行っています。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
現在のところ、1~4まではルーチンで行っている検査で、必要に応じて5以降の検査をしています。
しかし、以降の治療や誤診を防ぐためにも、5~7はルーチン化しようと考えています。
皮膚病は、獣医師でも見た目診断は避けるべきです。
むしろ経験上分かったという場合は、改めて検査をして裏づけを取るべきです。
それとこの仔はステロイドを常用していますから、検査前の3週~1ヶ月はステロイドを切...2006/12/07 16:19