伊東 彰仁 先生の過去の回答履歴一覧|9ページ目
全1207件中 81 ~ 90 件目を表示
-
CTやMRIの検査が必要ですし、決して飼い主の自己満足ではありません。すべての病院で出来るわけではありませんが、脳腫瘍も脊髄の病気も、かなりのレベルまでオペは可能です。
時間経過は重要なファクターとなりえますから、なるべく送球に検査や診断が必要です。2006/12/03 10:22 -
心不全による肺水腫は、心臓、特に左室系の異常から、肺に後負荷がかかり、肺高血圧を引き起こした状態で、かなり危険だと思われます。
単純に、降圧性の利尿剤だけではなく、そのレベルに合わせた薬と組み合わせた治療が必要です。それと利尿がまったく効いていません。少なくとも、1日に数度から十数度の尿が出るはずで、量が足りないか、強心配糖体などの併用が必要かと思われます。
診察していないので、これ以上は分かりませんが、入院し詳しい検査と治療が必要かと思います。
2006/12/03 10:18 -
月齢からすると、そろそろ発情がきてもおかしくないですね。
前発情期であれば、膣垢(スメア)検査で分かります。
血液検査で異常が出る、たとえば子宮蓄膿症などではないと思います。
スメア検査をすれば、膣炎などの診断も可能です。2006/12/03 10:07 -
突発的な斜頚が起こるのは、前庭疾患のことが一番考えられます。脳梗塞の診断はMRIやCTで調べなければ判断が付きません。果たしてどの程度犬で発症するのか分かりません。
特発性前庭疾患症候群が第一に考えられますが、それ以外もやはり前庭疾患の診断が重要かと思います。2006/12/02 17:41 -
病院が年数が経ってゆくと、認知症を初めとした、老齢性の疾患も数多く見るようになります。当院も初代ですが、もう25年近くなりますから、多くの患者さんを診ています。徘徊の場合、どこかに入り込んだり行き止まって鳴くケースが多く、そういったケースでは、サークルをなるべく円形に近く改造して対応しています。
この仔の場合、倒れて起き上がれなくて鳴くといったケースですが、やはり人間の生活に影響が多く出ていますので、就寝前に睡眠導入剤の服用をお勧めしています。
確かに進行してゆきますが、人間のほうが看病疲れから、意欲がなくなってしまい安楽死などを考えたりするようになることも多くみられます。
むしろそうなるより、夜12時ぐらいから朝7時くらいまで寝ていられるような処置を施すべきかと考えます。
飼い主さんの考え方なので、インフォームドコンセントを充分にとることが重要なんですが。2006/12/02 17:35 -
人のほうでも正式に認可されていませんので、治験のまま31年経ってしまった免疫療法剤(ここに商品名は治験のため記載しません)の併用が、うちではかなり効果的な結果を出しています。
利点は、制癌剤との併用が出来ることや副作用がないこと、QOLの改善になることなどです。
実際、制癌剤を嫌ったオーナーさんに単独投与でも効果が見られました。2006/12/02 09:43 -
- 質問カテゴリ:
- 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
痛みがあり、排尿排便が自発的にコントロールできるのでしたら、改善の可能性はあります。(すべて麻痺した場合は、48時間以内の手術をしなければ、治らないばかりか命の危険さえあります)
早急にMRIを録り、確定診断と部位を確定できれば、手術を検討すべきです。いまは汚れを気にすることより、そちらのほうを急ぐべきです。2006/12/02 09:35 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
書いてあることだけからは判断が付きかねますが、逆くしゃみという現象ではないでしょうか。専門書にも記載があるので、これが正式名称なのですが、くしゃみが外に出て行くのに対する逆バージョンなのでそういった名称になったものだと思えます。
この場合だったら、特に呼吸器が弱いなどの心配は無用です。
しかし診ていないので、やはりVTRなどに録画して、病院で相談すべきでしょう。2006/12/02 09:28 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
これだけでは何ともいえませんが、ステロイドの量の問題はクリヤーできているのでしょうか?免疫抑制量も、ラブラドルとなるとかなり大量です。それとステロイドに対する赤血球の反応はどうですか?幼若な赤血球(赤芽球など)は出てきますか?
もっと原点に戻って、赤血球寄生性の原虫などに侵されてはいませんか?
非常に難しく微妙な病気ですかえら、主治医の先生によく相談されるか、セカンドオピニヨンを取って、多方面からの診察も視野に入れるべきです。
これは今の診断に疑問があるわけではありません。経過やデータの記載が専門的ではないので、やはり専門のレベルではないとこれ以上は分かりません。2006/12/02 09:22 -
マーキングの可能性が大きいと思われます。しかしオスのそれではなく、小さいテリトリーの確保によるもので、これですと、メスにも見られるようです。去勢で治る場合もありますが、期待薄です。この場合、ある程度すれば治まる可能性も高いのですが、トイレ認識が変わってしまう可能性も大きいようです。
躾はやり方が間違うと更に悪化します。2006/12/02 09:11