だいじょうぶ?マイペット

悪性腫瘍(メラノーマ)の免疫療法について

質問カテゴリ:
耳の異常 / その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2006/12/03 20:42

ご相談します。
今年の春頃から右耳の付け根に薄黒いホクロのようなものができ(ホクロだと思い込んでいたので何もしてあげませんでした・・・)、初夏頃から違和感があるのか掻いてしまって、傷になってカサブタができては掻いて、を繰り返し、傷がひどくなったため8月末に病院に連れて行ったら、検査結果で「メラノーマ」だと診断されました。
耳の表面なので切除すれば助かるかもということで手術をしました。
耳の全切除ではなく一部分です。三角のチーズをかじったような形になりました。
病理検査では「悪性の腫瘍であるが、よく切除されています」とコメントを受け、病院からは、3ヵ月後、6ヵ月後とレントゲン検査をして転移が見られなければ安心、と説明をうけました。
11月初旬にレントゲン(首から下)をとったのですが、肺などには転移は見られず安心していました。けれど、右の頬の奥あたりに、チョコボールが入ってるの??というようなコリコリがあったため、下旬に再度病院で検査してもらったら(針をさして検査していました)、「リンパに転移している」との結果でした。
個体差はあるけれど、おそらく3ヶ月くらいでしょうと言われたのですが、手術でその腫瘍を取り除き、他に大きな転移がなければ、抗がん剤治療である程度は叩けるかもしれない(肺などにはまだ転移もないし、)とも言われたので、12月11日に再度手術をすることになっています。老猫ではありますが、体重は5.3キロもあり、現在は今までと変わらず食欲も元気もあるので、手術には耐えられるだろうとのことでした。
あくまでも「延命」の処置ではありますが、こちらの都合ばかりで延命したいとは思っていません。薬などで苦しい思いをさせてまでとは考えてはいません。
この間、雑誌で「免疫療法」というのを知りました。その雑誌ではサプリメントやアガリクスといった単語がありましたが、実際どのようなものをどういった形で与えるのかが分からず、ご相談してみようと思いました。
何かご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

今本です。

全く同じような症例に対して(犬ですけど)現在免疫療法をおこなっていますので、その経過を含めまして・・・。

確かに転移がある時には、治療は、抗癌剤や、手術での治癒は絶望的なものとなります。切除可能だったら、根治の可能性があります。

免疫療法としましては、アガリクスなどの免疫に作用してくれるであろうモノなどが勧められています。案外キノコの類が多いようです。様々なサプリメントが出ているので、その使い方も様々なです。一度担当の先生に、その先生がどのようなものを持っていて、どうやって使ってきたかの経験を聞かれてはどうでしょうか?

サプリメントは、効能をうたうことができないので、医薬品ではないことだけを了承ください。

当院でのメラノーマは、全くサプリメントにも反応しなくなっています。免疫療法でも、今は、活性化リンパ球療法や、樹状細胞ワクチンといった、医療を取り入れています。それでも末期には反応は乏しいものです。

転移することは少ないのですけど、転移して亡くなることが多いというい不思議なことが教科書には書かれている腫瘍です。なにより、他の臓器に転移したら、早いので、何とか食い止めれたらいいですね。

独り言のようになってしまいました。

投稿者 さん からの返答

ありがとうございました。
キノコ、調べてみます。
今は手術でできるだけ楽になるように祈るばかりです。

メラノーマは癌中の癌と呼ばれるほど、悪性度の高い腫瘍のひとつです。小さくても、大きく取り除けても、転移するという恐ろしい腫瘍です。今回はリンパ節転移が見られているので、全身転移の可能性が強いのではと思われます。
実際に免疫療法といっても、民間療法から医師や獣医師のみが行えるものまで様々ですが、うちでは、治験薬として患者さんとよく相談の上で、こういった免疫療法剤を使用しています。(申し訳ありませんが、治験薬なので、名称は伏せさせていただきます)
31年間にわたり人の世界では治験の状態を脱していませんが、現在でも26万人ほど使用している薬ですが、犬猫のデータはあまりありません。メラノーマにはまだ使用したことはありませんが、効果的だったのは、肝細胞癌、リンパ腫、扁平上皮癌(人では子宮頸癌などに効果的)などで、無効、または無効の可能性が高いものでは、肥満細胞腫、骨肉腫などです。
メリットは、化学療法剤より安価なことと、副作用が今のところ見られないこと、これはほぼ全例にQOLの改善が見られること。デメリットは、効果がまちまちであることなどです。
制癌剤との併用も出来るので、他の薬と併用することも多いので、なかなか単身で治験することは出来ないのですが。

投稿者 さん からの返答

ありがとうございます。
「最後まで幸せにくらせる」ことを目標にがんばります。

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