伊東 彰仁 先生の過去の回答履歴一覧|72ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
良くなったり悪くなったりが劇的であれば、膝蓋骨脱臼の可能性が高く、反応が徐々であれば、股関節形成不全や椎間板ヘルニアの可能性を考えます。びっこの状態を獣医師は診ているのですか?左右どちらかの肢にのみ起こるのですか?太ってはいませんか?やはりちゃんとした診断を希望してみた方が良いのではないかと思います。
2006/02/06 11:45 -
一足飛びにホルモン異常というのには、ちょっと無理があります。やはり再三書いてきました通り、順序だてて調べてゆく必要があります。
左右対称に異常が出るのも、件数からすれば、アレルギー性やアトピー性の皮膚疾患のほうが圧倒的に多くみられます。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
1~4まではルーチンで、すべてのケースで行います。ここまでで引っかからなかったり、それだけではないと判断した場合、5以降の検査を必要に応じて行います。
おそらく・・・・・といったかたちで治療する場合、効果がなかったときに戻れるような方法を取ってゆくべきだと思います。うちに転院してくる患者さんの多くは、...2006/02/06 11:38 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
ここで書いてある癲癇とは、真性癲癇と解釈してお答えします。(症候性癲癇というのがあり、それは他の疾病から来る癲癇様発作で、通常原因疾病名で呼ばれるので、癲癇といえば真性癲癇のことだと思います)
真性癲癇の初発年齢としては、かなり高年齢ですね。
真性癲癇は、特にその痙攣発生時の脳波以外、脳の器質的障害を伴わない疾病です。
真性癲癇と判断するにあたって、どのような検査をしたのでしょうか?それと、癲癇様痙攣発作は、何年も前から起こっていたのでしょうか?
痙攣のことについて、ほとんど触れていませんが、どのような痙攣がどの程度続き、どの程度の頻度で起こるのでしょうか?またその症状は、次第に悪化しているということはありませんか?
通常癲癇を診察するにあたって、ジステンパー抗体と、CPK、CRP、BUN、NH3、できればCT(この仔のケースでは、脳腫瘍の有無は絶対です)までは検査すべきだろうと思われます...2006/02/06 09:34 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
おそらく、食事を変えればpHも上昇すると思われます。ヒルズ以外にも、ウオルサムなどからも犬用のpHコントロールが出ています。そういうのに替えてみてはいかがでしょうか。
さて本題ですが、レントゲンには脊髄は写りません。椎間板ヘルニアなどは、ある程度脊椎(脊髄ではありません)の状態を診て判断できますが、脊髄炎は、レントゲンでは無理でしょうね。
雄の括約筋は三ヶ所あります。ある程度緩慢な麻痺であれば、意識が消失時に緊張が解けてしまう可能性はあると思います。
それと膀胱アトニーなどはないのでしょうか?これも脊髄麻痺のひとつですよ。2006/02/04 19:49 -
おそらく色素だろうと思います。ただ稀にメラノーマという怖い腫瘍があります。(俗にほくろの癌といわれているヤツです)この場合、盛り上がっていたり、変な形をしていたり、色素に偏りがあったり、なんか普通の色素とは違っています。あまり見慣れない方ならば、一度病院で診察してもらったらいかがでしょうか?
2006/02/04 19:35 -
一般の方の場合、引きずるとかびっこを引くといった場合、あまり仕分けはせずに、全部一緒の表現になってしまうので文章だとよく分かりません。診ればどういうびっこ(跛行といいます)かすぐに分かるのですが。
本当に引きずっていると仮定してお話すると、引きずっている足の裏が下を向いているか上を向いているかによって分けられます。
下を向いている場合、反射は正常なので、持ち上げると痛みがあるいわゆる、懸垂肢跛行という状態です。この場合片関節以上の部位(片関節、肩甲骨、周辺の筋群など)に病変があることが多いのです。
上を向いている場合、甲を下に擦っている状態になります。この場合筋肉や骨ではなく、神経の麻痺です。末梢神経の断裂や、脊髄の異常などが考えられます。
持ち上げている跛行はまた違っています。足をつくときに痛みがあるので負重が出来なくなっています。いわゆる支柱肢跛行と呼ばれているもので、病変が上腕骨以下...2006/02/04 11:24 -
咳は重篤な病気の前触れである可能性も含んだ症状です。まして1ヶ月近くで続けていて治る気配がないということでしょう。
今は病気を想像している場合ではないと思います。喉頭~肺、あるいは心臓などに侵攻している病気があるやも知れません。少しでも楽にしてあげたいのであれば、咳がなぜ出ているのか確認し、適切な治療を施してあげることではないですか。2006/02/03 18:05 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
すみませんが、使用としている検査項目書かれていないため、一般の健康診断(1日ドック)で調べる項目が分かりません。
再度、質問をお願いします。
健康診断に決まった項目はありません。血液検査で異常がなかったため・・・・・などと良く質問に書いてありますが、2~3項目調べるところから、一般性状、生化学、血液学的項目を30以上調べるところまでさまざまです。
中には健康診断だから、一般検査(視診、聴診、触診)のみのところもあります。(でもこれは重要です)
また逆に、器械の検査のみで、一般検査をおろそかにして、体表リンパの腫脹にも気づかないなんてところもあるようです。
ぜひとも受けようと思っている検査を列記してください。2006/02/03 17:59 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / イングリッシュスプリンガースパニエル / 性別不明 / 年齢不明
とくに問題はないと思いますが、虫歯などの問題を考えるのであれば、病院で、折れたところを整形して、また歯髄の処置をされるといいですよ。
犬歯は、人に飼われてから必要がなくなりました。喧嘩、捕食、食べ物の切り裂きなどに使っていました。2006/02/03 17:47 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
尿検査をしなければ膀胱炎が分からなかったのでしょうか?膀胱炎ははっきりとした症状を伴う病気です。オスのラブならば、通常包皮炎があっても尿検査には異常が出ます。膀胱炎症状がないのに、尿に異常が出るというならば、カテーテルで膀胱内の尿を採取して検査をしなければなりません。
1度目のとき手術を断念したのは、白血球が高かったためだったのでしょう。決して膀胱炎のせいではないですよね。もし、何か重篤な急性疾患の始まりとして出てきたサインであれば、手術により体力を消耗するのは適当ではありません。しかし数ヶ月しても、別段変化がないということは、ここで手術しても何かの始まりとはいえないという判断なのでしょう。
ここで去勢をすることには、あまり気になりません・・・・と言うより、もっと早くても良かったのではと思います。猫の例は、参考になりません。違う病気なのですよ。
しかし白血球と膀胱炎、こちらもこのままで...2006/02/03 17:43