北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|25ページ目
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>妊娠しても良いのですが
子供をとりたいのですね?
もっとも受胎率が高まるのは、自然交配・・・・
つまり、ほおっておくことです。
そして飼い主さんは、ヒートが始まった日と終わった日、
できれば交配した日を記録しておくと良いでしょう。
平均63日程度で出産ですが、1ヶ月齢程度以上で
エコー検査にて妊娠の有無が確認できます。
また、出産日1週間以内(できれば2~3日前)
でレントゲンを撮り、頭数などを確認すると
よいでしょう。
>出産後は、避妊しようと思いますが、時期はいつ頃が良いのでしょうか?
もし帝王切開になったならば(よくあることなので)、
そのときに同時にできますが、出産後は、母体の状況
も考慮し、1ヶ月以上は待ったほうが良いです。2007/06/06 17:53 -
フィラリア薬は色々な種類がありますが、基本的には、
4~5倍量を経口接種しても、安全だと思います。体重適用
範囲も、たとえば、10~20kgまでと、他剤に比べるとラフ
ですし・・・・。
しかし、犬種や個体によっては、脳にお薬が分布し、てんかん様症状を呈する事があります。摂取後、数日たって問題なければ
それはそれで安心してよいと思います。
>不確かな場合は薬を飲ませるべきか否か?
当然、飲ませるべきです。
>一ヵ月後の投与はどうすべきか?迷うばかりです。
お薬は、24時間しかききません。来月も、当然飲ませる
べきです。
2007/06/06 17:02 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
>ここを拝見させていただいてる限り、先生方はアレルギー検査を
>勧めてらっしゃる方が多いと思ったのですが
逆だと思いますよ。先だっても、アレルギー検査について
と言う質問で、ほとんどの先生が、検査を否定しています。
私も、あなたの担当の先生と同意見です。
一般的にアレルギー検査は、会社によっても感度がまちまちで
(なんでも反応する会社があったり・・)、また食物の項目は
そもそも食物アレルギーであっても反応しなかったりします。
ノミアレルギーの場合は、しばしばアレルギー検査が意味がある
場合もありますが、11ヶ月でノミアレルギーはあまり考えられませんし・・・。
>吉岡油糧のオーダーフードに変えて
よくこのメーカーの名前は聞きますが、やめなさい。
このメーカーには、獣医師はいますか?研究所はありますか?
病気の研究も出来ず、獣医師もいないのに、どうして
病気対応食が作れるのでしょう...2007/06/06 16:54 -
質問から時間が経過していますが、調子は如何でしょうか?
まず初めに、今回の質問のように、2つ以上の疾患が独立併発している場合は、なかなか(どの獣医師もそうだと思いますが)正確にお答えするのが難しいことをご承知の上、以下をお読み下さい。
心臓弁膜症・・・・心臓に雑音がある僧房便閉鎖不全症だと思います。この疾患は、放置しておくと、肺に水がたまったりしますので、やはりお薬を使用すべきです。色々なタイプのお薬があるので、試して見るべきだと思います。
さて、乳腺腫の肺への転移があるそうですが、それが間違いないとすれば、根治療法はなかなか難しいかもしれません。
ご指導できる治療法・対策は、肺の活動を助けるための、在宅での酸素室療法(レンタル可能です)と、大学病院等など高度医療機関での治療の模索です。
>プリンペランと阻害剤など一緒にのむのはよくないのでしょうか
問題はないと思いますが...2007/06/02 17:01 -
まず、できる限り広範囲の内臓機能検査が
必要です。
猫の溶血性貧血は、ほとんどが担当の先生がおっしゃるように
FeLV、FIV関連がほとんどです。
一般的な原因としては、
①食事性(たまねぎなどや、鉄欠乏性)
②自己免疫性
③寄生虫(原虫性)
④ウイルス性(②と病因論的には同じ場合がある)
⑤遺伝性
⑥腫瘍性(多くは溶血性ではないが)
⑦化学物質
などです。このうち、①、③、⑥、⑦は、ある程度
検査や、生活状況を考慮して、わかるとおもいます。
④に関しては、FeLV、FIVは検査済み
とのことなので、残るは・・・FIPの可能性を探る必要は
あるかもしれませんが、FIPの場合は、100%の判定率の
検査がなく、更に確実な治療法はなく完治は難しいです。
⑤に関しては、米国では遺伝子検査でわかるのですが
国内ではありません。PK欠損症などがあります。
②に関しても、クームス試験と言う検査が国内で
可能です...2007/06/01 13:06 -
混合ワクチンのことでしょうか?
それであるならば、以下を参照してください。
米国で、確かにそのようなデータもありますが、昨年、
ヨーロッパで、それとは少々ことなるデータも出ています。
私は、年間100頭程度、ワクチンの効果について臨床研究
を行っていますが、その経験から言うと、
・ワクチンの分画(パルボとかアデノとか)によっては、持続する分画もある
・個体によっては、ワクチンの効果が1年以上持続子もいる
ということです。逆に言えば、個体によっては、あるワクチン分画(特にジステンパー、パラインフルエンザ)は、1年程度も持続していないということです。
米国とのデータの差は、おそらくワクチンが異なることや、
環境中のウイルス量が違う事、イヌの遺伝的背景が違う事
などが考えられます。
ちなみに、国内のほとんどのメーカーのワクチンは
1年に1度の接種をうたっています。薬事法や、PL法(製...2007/06/01 11:05 -
>転移したしこりにたいして抗がん剤は意味があるのでしょうか?
一般論を言えば、制癌剤治療というのは、原発性にしても、転移性にしても、そのがんの治療を目指す治療です。ですから、
制癌剤によるがん治療一般から、転移性病変に対する治療を除く必要はありません。
ただ、その一般論と、乳がん(乳がんではなくて、乳腺腫のこと
だと思いますが?)の転移病変に対する制癌剤治療はどうか?
という問題は異なります。更に言えば、転移がある場合は、全身
状態も、転移巣がない場合と比べて良くない可能性があり、
制癌剤自体の体に及ぼす作用についても気になります。
制癌剤も、一般的なお薬から、非常に特殊な抗体療法まで
様々です。
この質問は、ぜひ、担当の先生にお聞きください。
2007/05/31 19:22 -
こころお静かにお聞き下さい。
通常、Creが正常範囲を超えた時点で、腎臓の75%
は機能していません。また、点滴治療で、Creが下がらず
常に5を超えると末期の腎障害・・・ヒトで言えば、透析、
腎移植しないといけないステージです。
もし、少しの延命の可能性を探るのであれば、
透析治療だと思います。最近、動物医療でも
専用の透析機が出来ましたので、もしかしたら
大学病院等に聞けばあるかもしれません。(この治療は
一般的ではありません)。ぜひ、担当の先生に
大学等、高度医療機関を紹介してもらって下さい。
ただし、透析治療も安易に考えてはいけません。
ヒトで言う透析医療は、実は、1900年代に
イヌで散々実験されてきました。その結果を
みると、腎臓がまったく機能していない状態
つまり0%の状態で、約1ヶ月の延命効果との
成績を見た事があります。
もしこの子に、少しでも腎臓の機能があれば、
...2007/05/31 19:07 -
妊娠回数に関しては、1回の発情期で2回、つまり
年4回妊娠します。
>猫というのはこんなに妊娠出産を繰り返してもいいものでしょうか
死産して、母体も、鼻水が出ていて、エイズの可能性まであって・・・。いいわけありません。
自然界では年4回妊娠可能だということと、飼い猫を
年4回妊娠させてよいこととは、違いますよね~。
ヒトは自然をコントロールするからヒトなのです。
もし、この飼い主が、飼い主として自覚があるならば、
避妊手術すべきだと思います。
ちなみに、エイズの子から生まれた子は、エイズ
になる可能性もあり、つまりエイズの子をどんどん
うませている事になるかもしれません。当然、母体の
体力も心配です。
2007/05/30 19:57 -
私もあなたの担当の先生と同意見です(もちろんアレルギー性を
疑う場合は、ですが)。
一般的にアレルギー検査は、会社によっても感度がまちまちで
(なんでも反応する会社があったり・・)、また食物の項目は
そもそも食物アレルギーであっても反応しなかったりします。
ノミアレルギーの場合は、しばしばアレルギー検査が意味がある
場合もありますが、11ヶ月でノミアレルギーはあまり考えられませんし・・・。
月齢から考えても、まずは、食事性を疑って、Z/dなどを試してみるのは、とても一般的なやり方だと思います。
ステロイドは、確かに漫然と飲むとよくありませんが、
副作用のでる用量・用法は、一般的な獣医であれば
心得ているはずです。
2007/05/29 13:19