北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|30ページ目
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膀胱炎ならば、血尿(見た目に普通でも、検査で反応することがあります)になりますが、尿検査はしましたか?
>よくおもらしと書いてありますがそれはおしっこをする
膀胱炎の場合、しばしば頻尿といって、尿の回数が増えたり、
尿がたまっていないにもかかわらず、排尿の姿勢をとったり
します2007/04/30 01:03 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
ご相談から数日すぎていますが、如何でしょうか?
ミニチュアダックスで、両後足を引きずっているのですよね?お話からは、椎間板ヘルニアの疑いがあると思います。レントゲンの場合、正確な診断は、造影剤検査ですが、その検査をなされたのでしょうか?
ヘルニアで、足の痛覚が消失していれば、できる限り
早い手術が良いと思います。
脊髄系の疾患は、できればMRI検査をお勧めしますが、大学病院や、関東地域の検査センターに限定されます。少々、脊髄系の疾患ではMRIより診断精度はおとるときもありますが、CT検査でもヘルニアの診断はできます。お近くに、そのような検査可能な病院は、ないのでしょうか?2007/04/30 01:00 -
ジステンパーの症状は、本当に多岐にわたり、その経過も
個体個体によって違います。
軽症で回復し、数年後にてんかん様症状がでることも
ありますし、私が見た症例は、2ヶ月もの間、目やに
・鼻水のみで、ある日突然急変しました。
経験から言えば、数ヶ月間は元気になったとしても
安心すべきではありませんし、またこもまま回復して
も、将来、チックやてんかん様症状が出ることも
考慮しておかなくてはいけません。
基本的に、回復後は、抗体ができますから、ワクチンは
(ジステンパーの部分は)当面必要ないと思います。
>、近所の犬から再度ジステンバーに感染してしまう可能性もあるのでしょうか?
回復後は、それよりも、上述の後遺症が心配です。
>現在はお薬(おそらく抗生物質)を飲ませておりますがお薬を>飲んでいても感染してしまうことがあるのでしょうか?
抗生物質は、ジステンパーによる体力の低下...2007/04/29 18:50 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / プチバセットグリフォンバンデーン / 性別不明 / 年齢不明
ヒトは、いわゆる肥満に高脂血症は続発しますが、動物は、ハムスターなどを除いて、ヒトのような動態はあまりとりません。
つまり、高Cholや高TGの場合は、肥満ではなくて、なんらかの疾患を疑うのです。
高脂血症(高コレステロール血症、高トリグリ血症)は、遺伝性(先天性)と続発性に分類されます。
続発性は、甲状腺機能低下症、クッシング、糖尿病、膵炎などに併発するもので、遺伝性は、シェルティーやミニチュア・シュナウザーに多い先天性の疾患です。
まずは、内蔵機能を広範囲に検査して続発性の可能性を除外すべきです。
そして、もし内蔵機能に問題なければ、つづいて、血清脂質の分画検査をすべきだと思います。
安易にお薬を使うと、コレステロールは下がるがTGが上がったりしますので、正確な血液検査と、原因の究明を先行させるべきです。
なお、甲状腺機能低下症は、脱毛を伴いますので、今回の
原因とも考...2007/04/25 17:11 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / ケイレンをおこす / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
いわゆる発作には、①脳の異常、②心臓の異常(不整脈など)、③内臓疾患からくる異常があります。
③は、血液検査を実施すればだいたい確認できます。
②は、24時間ホルター心電図計での検査になります。しかし、その発作が出ていなければ、なかなか確定できないこともあります。また、ホルターを持っている病院も、おそらく10%以下だと思われるので、明日すぐに検査というわけにもいかないでしょう。
③の場合は、MRIもしくはCTになります。正確をきすならばMRIでしょうが、検査が長時間になること(全身麻酔下で1~2時間ぐらい)、施設数が限られていること(大学病院もしくは都内ならば民間の検査センター)が難点です。CTならば、おそらく県内にどこかあるかもしれませんし、また、時間も数分~十数分です(そのかわりMRIよりも、脳内の検査は、診察精度にかけますが)。ただ、CT、MRIも万能ではありません、よくある『てんかん...2007/04/24 19:54 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常 / 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
ゴールデンで、12歳・・・とても長生きさんだと思います。
さて、
獣医にも色々あって、安楽死(その言葉が適切かどうかは別にして)をする獣医とそうでない獣医がいます。
私は安楽死処置をする獣医ですが、私の意見を書きますね。
>飼い主の私がしてあげられる事を教えてください
動物は自分の体調が悪いとき、おそらく、痛みからの
怯えよりも、天敵から襲われるのではないかという本能的
な怯えの方が強いのではないかと思います。ですから、
飼い主さんは、犬にとってはリーダーなのですから、出来る限り
そばにいて下さい。それだけでも、この子は安心するのではないかと思います。
安楽死処置選択に関しては、先生によっておそらく独自にガイドラインなども設けて判断していると思います。しかし、最終的には、飼い主の、判断に委ねらます。ただ私は、痛みがあまりないようであれば、見取ってあげるというのも愛情かなと思...2007/04/23 20:55 -
まずは、疾患の確定が必要です。
ただ、ヘルニアに関して申しておくと
>椎間板ヘルニアみたいなものだとの診断でした
このサイトでも何度も言っていますが、世間の方は、
イヌの椎間板ヘルニアをヒトと同じように考えておられます。
とても危険なことです。いいですか、イヌのヘルニアは下半身不随まで進行する場合があるのですよ。
人の椎間板ヘルニアとイヌのヘルニアはまったく
症状、重傷度が違うのです。イヌでは、おうおうにして神経の
太いところが圧迫されるため、下半身不随に移行する
ことが比較的多いのです。つまりどちらかというと、
人の交通事故の脊髄損傷に状況が近いのです。ヒトでは安静に
していれば軽症ならば治りますが、イヌは場合によっては一気に半身不随まで進行します。ぜひ覚えておいて下さい。
治療効果がはっきりしているのは、絶対安静に加え。
手術と、ステロイドです。ただし、ステロイドは、重
...2007/04/23 20:34 -
>もし害がある薬なので短い期間でないと体に異常が出ると言うこ>となら一年中飲ませるのは辞めたほうがいいのかと思うのですが
まず、現在国内で使用されている飲むタイプのフィラリアのお薬の安全性は非常に高いです。無論、ヒトでもお薬のアレルギーが
あるように、たまたまその子が、そのお薬に合わないこともあるかもしれませんが、一般論を言えば、安全性面に関しては問題ないと思います。更に言えば、飲み薬の効果は1日程度ですから、
通年投薬しても、12日程度しか、体に入っていませんので、『一年中飲ませる』というイメージではありません。
>「4月ー11月だけでいいですよ」と言われました
投薬期間は、蚊の動向と、気温に依存しますので、あなたの
地域がどうなのかはわかりませんが、簡単に「言えば、
蚊が飛び始めて1ヶ月程度から飛び終わって1ヶ月後までが
基本です。
>そこでは初診でも検査もなくフィラリアの薬を購入...2007/04/23 10:52 -
便を2回に分けてする子はいますよ。もしかしたら、
成長後は、また変るかもしれませんが・・・。
>その後すぐにトイレ以外の所で、ウンチします
案外と犬は綺麗好きですから、汚れたくないのかも
しれません。
>体の異常や何か心理状態など関係
便の状態が良好であれば特に気にする必要はないのでは
ないでしょうか。
予防のシーズンですから、そろそろあなたも動物病院へ
行かれると思います。そのときに同じことを先生に聞いて
みては如何でしょうか?別に恥ずかしいことではありませ
んよ?
2007/04/22 10:54 -
>飼い方にも問題があるのでしょうか?
飼い方の問題ではありません。
イヌ科の動物は、食糞は野生化では正常な行動です。オオカミなんて、えさが取れないときは、ウンチばかりたべます。
犬では、食糞は確かに膵炎や栄養障害に伴ってもみられますが、ほとんどの場合で正常(本能的)な行為です。
ある日突然現れて、ある日突然治まることもあります。
動物はいかに栄養素を摂取するかで進化の過程が分かれています。肉食獣は丸ごと動物を食べ、草食獣は胃内発酵することによって栄養素を摂取するわけですが、ここで雑食獣である人、犬などはそれらとは異なった戦略をそれぞれ選択しました。人は火を使い栄養素(特に炭水化物)を分解させてより効率よく吸収する方法を、犬は他の動物の糞を食すことにより少しこなれたた状態で摂取する方法に気づきました(無論それだけではないのですが)。
現代では食糞は異常行動のように考えられています...2007/04/21 12:23