北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|45ページ目
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まず、乳腺腫の悪性のものは、かなり小さい時期に避妊
しない限り、乳腺が存在すれば、発生する可能性があります
(もちろん、先ごろ行った避妊で予防にはなりますが)。
乳腺腫は、できる限り大きさが小さいときに摘出しなくては
いけません。一般論ですが、大きさが3cmを超えるあたりから
転移などの可能性が飛躍的に上がります。
>13歳の犬は手術に絶えられるのでしょうか。
血液検査などで、調べるべきです。
元気であれば、13歳という年齢は、あまり
麻酔などのリスクには関係ありません。
それよりも内臓の機能面が重要です。
また、肺のレントゲンなどで、転移を確認
する必要もあるかもしれません。
手術ですが、1箇所の乳腺を摘出するので
あれば、数分程度でしょう。しかし、体力
面に余裕があれば、片側全てとか、
あるいは両側全て摘出すべきだと
思います(転移、再発のことから)。
お大事にしてください。2006/12/20 21:35 -
実際の診断名がわからないので、コメントしにくいのですが、
あなたのネコが、ネコに良く見られる慢性腎障害(以前は慢性腎不全といってました)であれば、先生の行われている処置は、一般的だと思います。
慢性の腎障害はCreが上昇する事で発見されます。このCreが正常値を少しでもオーバーしていれば、腎臓の75%が既に機能していないと判断されます(無論、何がしかの原因で、一時的にCreが上がる事もありますが・・・・)。
>血液検査による腎臓の数値は現在3.8だそうです
測定機器の種類によって若干正常範囲はことなりますが、
それにしてもこの数値は、明らかに正常値をオーバーして
います。
さて治療法ですが、延命効果が明らかなものは
①点滴、もしくは透析
②特別なお食事(処方食といって病院処方のお食事です)
③水分を取らせる
です。その他、QOLが改善する治療法として活性炭
のお薬があります。①の点滴は、血管...2006/12/20 17:41 -
標準体重は、あくまでJKCなどの団体が見栄えの問題で
提示しているだけで、科学的妥当性はまったくありません。
気にする必要はありません。
それよりも、あなたのイヌが病的に痩せているかどうかだけが
が問題です。24kgだって、痩せていなければ良いのです。
もし痩せているのであれば・・・(ボルゾイなので、なかなか
難しいかもしれませんが、先生に医学的な立場から見てもらって下さい)・・・・・・、内臓の機能の検査をすべきです。一般的には、元気食欲があって、痩せていて、お腹が弱い子は、膵臓などの疾患が考えられます。
いずれにせよ、その体重がJKC的な立場からではなく、病的であるかどうか重要です。
2006/12/20 17:22 -
- 質問カテゴリ:
- しつけ / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
まず、
>牛乳を犬(成犬?)に与えるのは体に良くない
についてですが、
①ドックフードに牛乳を加えるとカルシウムなどが過量になってしまい、またカロリーオーバーになってしまい、尿に石ができたり、肥満のる原因になる可能性があること、
②ヒトもそうですが、牛乳が体に吸収されず(乳糖不耐症・・牛乳のなかの乳糖が原因で下痢になる)下痢になる子が数%いること
から、一般的には良くないと言われています。
>犬用のミルクを与えることが一番なのですが
これも間違いです。犬用と言っていますが、イヌのお乳を製品にしたものは存在しません。全て牛乳、ヤギ乳などを代用しています。日本国内には、イヌの塩分要求量や乳糖不耐症を考慮した牛乳を代用した画期的な犬用牛乳が最近出来ましたが、非常に高価です。
>脱脂粉乳は与えてもいいのでしょうか
脱脂粉乳も牛乳です。しかも、カルシウムや乳糖を多くふくんでいますから、上記...2006/12/20 09:56 -
最も受胎率が上がるのは、自然交配です。
ですから、何回交配が行われても良いのです。
>は排卵日頃に2日に分けて2回ほど行わせると、よく聞くのですが、
そのように言われるのは、一般的に交配には、
他人のイヌを用いるため、お金がかかるから
ですよ。
>きちんと交配後、2匹を隔離しておくなどしておくべきだったの>かもしれないのですが…。
離してはだめです。自然が一番ですよ。2006/12/19 10:55 -
>くしゃみをした時に鼻水?を出した時血が混じっていることがあ>る事、口臭が酷くなったこと、常にいびきをかいているような息>の音が気になります 昨日、一昨日とトイレも間に合わず部屋で>してしまいました
一度、病院で相談して見ましょう。
>「爪を出す 引っ込める」が少しおかしいような気がします
爪が厚くなって変形していませんか?もしそうならば、
高齢のネコには良くある現象です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>おもらしも病院で何とかなるのでしょうか
原因によります。膀胱炎などで頻尿になり
トイレに間に合わないような症状であれば、
治療により治りますが・・・・。何れにせよ
飼い主が早く病気を治して、ネコさんを病院
へ連れて行ってあげましょう。2006/12/19 09:20 -
膀胱結石は、ある一定以上の大きさになると、
手術以外では治りません。慢性化する膀胱炎の
原因にもなるので、通常は、速やかに手術です。
今回は、麻酔のリスクということですが、
例えば、てんかんの鑑別診断のために、
MRIをとることがありますが、その場合は
十数分の全身麻酔になります。つまり、てんかん
を診断するために、麻酔をかけることは、実は
よくあります。
無論、癲癇の子と、そうでない子の麻酔に対する
リスクは、同じだとは言いませんが、結石を
放置する事も、よろしくないと思います。
そこで例えば、
てんかんの子の診断(のための麻酔の経験)が
豊富な施設を紹介してもらい、そこでお話を
もう一度聞いて(おそらく通常の獣医よりも
麻酔のことがよく分かると思います)、
納得すれば、そこで手術をなさったら如何でしょ
うか?大学病院などであれば、すぐに紹介可能
かとも思います。同時に、MR...2006/12/18 21:58 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
まず、早く先生に聞くことです。
>傷は5~6センチほどです
とのことですが、R・レトリバーで、肥満でなければ、
その程度の術創で、卵巣・子宮も摘出可能ですよ。
まずは、聞くことです。
>卵巣を取っただけでも、少しは子宮蓄膿症の予防にはなるのでしょうか?
『予防になるか』との質問であれば、YESです。
しかし、子宮の疾患の発生がゼロになるかといえば
やはり子宮を取らないと無理だと思います。しかし、
子宮蓄膿症発症の可能性が、低くなることだけは確
かでしょう。そのような状況があるからこそ、卵巣
だけを摘出する先生がいるのだと思います(当院は
どちらも摘出しますが・・)。
おそらく、数十%(地域差、獣医の年齢差があると思います)
の先生が、卵巣摘出のみだと思います。成書では、最近は、
卵巣・子宮の両方の摘出を進めています。卵巣の取り残しが
合った場合、もし子宮が残っていると、将来の...2006/12/18 18:02 -
>マンソン裂頭条虫のねこを抱っこしたり一緒に寝ても平気ですか?
平気ですか?というのは、マンソンがヒトに移るかどうか?
ということですよね?ならば、答えは、移りません、となります。
世の中には、『ネコを抱いて寝る』こと自体を、衛生面から避けるべきだと考える、医師、獣医師がいます。あなたのかかりつけの先生も、マンソンというよりは、そのような観点から、指導したのではないでしょうか?2006/12/18 17:43 -
薬物のアレルギーは、
①薬物そのものに対するアレルギーと、
②薬物の中に含まれる不純物(蛋白質など)に対するアレルギー
に大別されます。
通常、ワクチンアレルギーやインターフェロン製剤によるアレルギーは②になります。
つまり、麻酔薬に対するアレルギーとワクチンアレルギーはまったく関係ありません。無論、高齢ですから、ちゃんと血液検査などして、アレルギーとは別に、安全に全身麻酔薬が使用できるかを検査してくださいね。2006/12/12 11:23