だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|137ページ目

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  • 高齢犬の停留睾丸について

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

    停留睾丸に関しては、今の年齢になってからでも少しでも早いうちの手術による摘出を提案いたします。手術の危険性と停留睾丸が腫瘍化する危険性とでは、後者の方が比較の対象にならないほど確率が高いです。停留睾丸の腫瘍化の確率は正常な場合の10倍以上です。
     睾丸の腫瘍によっては貧血になったり出血が止まりにくい体質になる事が多いので、発症してから摘出するよりは未然に摘出した方が良いでしょう。もちろん腫瘍を発見した場合には早期の手術が望まれます。

     いずれにせよ一度血液検査などの手術前検査を行い安全に手術ができる状態かどうかを確認した方が良いでしょう。
     11歳は高齢だとは思いません。一度考えてみてください。お大事にしてください。

     2009/11/06 00:27

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  • 皮膚に白いあざを見つけました

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ヨークシャーテリア / 性別不明 / 年齢不明

     ご安心ください。病気ではございません。このような事はよくございます。おそらく元からあったものだと思われます。
     治療の必要はございませんが、あまりにも目立っていて飼い主の方も受け入れられないのであれば、形成外科的な手術による治療は可能です。人間の場合にメラニン産生細胞を刺激する薬を服用して紫外線灯を照射する方法もございますが、動物の場合には適用すべきではないと思います。
     獣医学的には問題ございません。しかし、ドッグショー的には減点対象になるのかどうかは専門外ですので判断しかねます。

     2009/10/28 01:03

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  • アジソン病による下痢について

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     食物繊維が多く脂肪含有量が少ない処方食が適しております。その病院により扱っているメーカーや推奨するメーカーが異なります。主治医の先生と相談され、試供品などがれば試させていただくと良いでしょう。
     可溶性食物繊維を通常の食事に添加する方法もございます。サプリメントとして販売されていますので検討してみてください。
     しかし、できれば今のフードに徐々にW/Dを加えていき、変更できればそれが一番だと思います。
     お大事にしてください。

     2009/10/21 00:14

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  • 目のメラノーマについて

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明

     今晩は。事前にご家族でよく話し合っておくことはとても重要な事です。でも、意見がまとまらないのは、大事なご家族の事ですからもっともな話だと思います。
     
     まずは、あわてずに病理検査結果が出るのを待つ事です。メラノーマでは無い可能性も十分あり得ると思います。今は答えを出す事よりも、色々と知識を身につけることを優先して頂くのが良いでしょう。

     しかし、質問者の意向ですので、万が一メラノーマであった場合に限定してお答えいたします。

    ①一般的には、メラノーマは遠隔転移をしやすい腫瘍です。直径1センチ程度の大きさの時には既に所属リンパ節に転移していることもが多いものです。しかし、眼球内のメラノーマは比較的転移し難い傾向にあります。言葉を換えればおとなしい腫瘍と言えましょう。

    ②どこにでも転移いたしますがリンパ節が一般的です。内臓に転移することもございます。浸潤するように広がる事も多いようで...

     2009/10/21 00:03

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  • 種は消化しますか?

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / キャバリア / 性別不明 / 年齢不明

     今晩は。
     マンゴーの種は 極めて消化しづらいので、そのまま胃の中にとどまるか、閉塞をおこしてしまう危険性もございます。ただ、丸呑みにしたと思っていても実は噛み砕いていることも良くございます。
     今後、吐き気や食欲低下が起きた場合には、再度診察を受けた方が良いでしょう。
     胃の中にとどまっているうちは無症状ですが、幽門に落ち込んで十二指腸に入ってしまうと、それ以上移動できなくなる可能性がございます。その場合には手術が必要になるかもしれません。
     お大事にしてください。

     2009/10/16 22:29

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  • 生理後について・・・

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

     最初の出血から1~2週間の間が一番危険です。この時期に交尾がおこなわれますと、かなりの確率で妊娠いたします。まだ妊娠可能な時期なのでもうしばらく気を付けてください。
     ただし、これに関しては個体差があります。詳しく知りたい場合には主治医の先生に検査してもらうと確実です。
     てんかんと麻酔の可否に関しては、拝見しない限り何とも言えません。避妊手術を考えたいのであればもう一度詳しく聞いてみてはいかがでしょうか。発情もてんかん発作の引き金になる事がございますし、避妊手術をしていないと将来的に子宮蓄膿症など手術をせざるを得ない病気になる事もございます。するメリットとしないメリットを天秤にかけよく考えてみてください。
     お大事にしてください。

     2009/10/13 23:06

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  • 皮膚にカサブタみたいのが・・・

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / トイプードル / 性別不明 / 年齢不明

     今晩は。
     ポッキーちゃんの今までの病歴が判りませんので、アレルギーの推定が適切かどうかは何とも言えません。
     しかし、今までのこの子の病歴や体質を考慮しない場合には、アレルギーを推定する前にいくつか考えなければいけない疾患がございます。皮膚病の診断には時間がかかる事をご承知いただかなければなりません。

    ①外部寄生虫
     毛包虫・疥癬など
     これらは肉眼ではわかりません。何度も皮膚を採材して顕微鏡で観察してやっとわかります。検査場確認できない場合でも、最終的にこれを考えた治療で治る事も良くございます。

    ②化膿性皮膚炎
     深在性皮膚炎・表在性皮膚炎などがあります。細菌感染が原因です。通常3週間以上抗生剤の内服を続ける必要がございます。

    ③真菌性皮膚炎
     マラセチア・白癬菌など
     抗真菌薬の内服やシャンプー・外用薬などで治しますが、非常に厄介な皮膚炎です。

     まずこの3っつを検査した上...

     2009/10/11 22:03

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  • 交配後の乳腺の腫れ

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / トイプードル / 性別不明 / 年齢不明

     ネット上の質問で画像もございませんので断言はもちろんできません。しかし、腫瘍ではないと考えてよいでしょう。
     交配が行われますと、通常の発情事とはホルモンのバランスが異なってきます。出産の準備に入っていくわけです。生まれてくる子供のために乳腺を発達させなければいけません。その時に通常は均等に乳腺が発達してくるのですが、時々一部分が過形成をおこし固まりとして触知される事がございます。おそらくこれではないかと思われます。
     この一連の事は交配しなくても起こる事がございます。妊娠していなくても乳腺は発達することがございまして、この場合には偽妊娠と呼ばれます。
     大丈夫と思われます。ですが、心配であれば主治医の先生に妊娠診断がてら診察を受けると良いでしょう。妊娠診断は診断方法によって適切な時期が異なります。主治医の先生とご相談ください。
     お大事にしてください。

     2009/10/10 22:06

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  • 歯茎の赤みについて

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     写真を見る限りでは正常な乳歯犬歯の抜け跡に見えます。確かに炎症はございますが、炎症は穴に入り込んだ雑菌と戦うために必要な反応ですので、通常は様子を見て良いと思います。積極的に抗炎症剤や抗生剤を使わなくても良いでしょう。
     ただし、猫の場合にはこれとは全く別の話で歯槽周辺の歯肉の炎症が止まらず細胞反応により歯にまでダメージが起き、口内炎が歯周全域に及んでしまう病気がございます。全顎抜歯をしないと治らない特殊な病気です。

     後者である可能性は診察なしに否定はできませんが、今の状態でそこまで考えるのは杞憂と言っても良いでしょう。あまり心配せずに様子を見てください。

     お大事にしてください。

     2009/10/08 00:21

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  • 肛門周囲腺腫でしょうか?

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明

     9才と言う年齢をは、まだまだ若いですよね。これから先が長いわけです。大きく成長しつつあるわけですから、摘出可能なうちに手術をしませんと、これから先生きていく為にこの事がネックになってしまうと思います。
     
     獣医師としては腫瘍が胸にできたから乳がん・肛門にできたら肛門周囲腺腫・・・と、手術前に飼い主に先入観を持たせる言い方は通常いたしません。主治医の先生が腫瘍としかおっしゃらないのはもっともな話です。
     術前の細胞診を行えばある程度診断はつきますが、針バイオプシーによる細胞診検査は完全ではありません。間違えが良く起こります。今の状況から考えて、良性悪性にかかわらず手術を受けた方が良いのではないでしょうか。摘出した腫瘍の病理検査の結果から今後の治療方針を話し合っていくと良いと思います。
     
     この部位にできる腫瘍としては確かに肛門周囲腺腫が多数を占めますが、ほかにも数種類ここが好発部位...

     2009/10/08 00:08

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