井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|138ページ目
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皮膚病に関しては拝見しないとなかなか助言は難しいのですが、多少気がかりな事がございます。
一度疥癬にかかったことがあり、再発したこともあるとの事ですよね。今回は外部寄生虫の検査はされたのでしょうか。
そこまでの痒みですと、顕微鏡検査の結果にかかわらず、念のためにイバメクチン系統の薬などで治療してみてはいかがでしょうか。
2番目に考えられる事ですが、マラセチアやミクロスポーラムのような真菌類の感染が無いかどうかです。こちらに関しては培養などで検査して、感染が皮膚病を悪化させているようであれば抗真菌薬の投与が必要です。
しかし、高齢と思われますので、主治医の先生が考えた上で体力的に今はその治療薬を使用する時期ではないと判断しているのかも知れません。
お大事にしてください。2009/10/07 23:50 -
地面に球根ができるタイプの植物のアロマと精油全般はやめておいた方が無難でしょう。猫はユリ科の植物には非常に弱いです。また、これは精神的な問題ですが、ユーカリ・ティーツリー・ミント・柑橘系は嫌いなようです。目をしばしばさせて別の部屋に退散します。
特にユリは気を付けてください。花びら一枚食べて腎不全になった報告もございます。
精油は猫は脂が好きなのでうっかり舐めてしまう事がございます。舐められる場所に置くと危ないですので注意してください。
うちの猫はラベンダーは好きです。ラベンダーの鉢をテーブルの上に置いておくと、その横でゴロゴロしております。
私に判る事はこれぐらいの事です。お答えにならず申し訳ございません。2009/10/07 21:24 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
たとえ下痢と言ってもそれが1カ月も続きますと不安でしょうし、飼い主の方の世話のご苦労も大変な事と思います。
アジソンの子が下痢をいたしますと長期化することが多いようです。アジソンとは副腎機能が低下あるいは消失して免疫反応・炎症をコントロールすることができなくなる病気です。本来体が必要としていない時にはほとんど分泌されず炎症がおこるとポンと10倍以上の分泌量になるものなのです。
しかし、アジソンの子の場合には体の状態にかかわらず一定量を薬として投与することになるので、健康な子のように炎症をコントロールすることはとても難儀なことなのです。
本題に入ります。
下痢とは腸の炎症です。腸の粘膜に皮膚病が出来てただれてしまい、結果として消化不良が起きていると考えると判り易いと思います。この炎症をコントロールすることも難しいので下痢が長期化するわけです。原因があり名前が付けられる...2009/10/07 20:52 -
フィラリアの血液検査は通常は成虫抗原を検出する方法です。この方法は犬に感染して7カ月以上に成長したフィラリアがある程度心臓に寄生していないと陽性になりません。ですので、初年度は検査の意味がございません。検査をせずに投薬開始することに疑問を感じる必要はないです。大丈夫ですのでご安心ください。
フィラリアの予防薬は犬に感染して1~2カ月経過して脱皮した虫を殺します。つまり約2カ月さかのぼって聞きますので生後半年ごろからの投薬で良いかと思います。
予防はもう少し早くから始めても良いとは思いますが、現地の獣医師のご判断でしょうから日本の関東の獣医師としてはコメントしかねます。おそらく周年投与になるのではと思いますが、これも良く聞いておくとよいでしょう。
お大事にしてください。2009/10/07 01:34 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
今晩は。
小型犬とちがい大型犬が多飲多尿になりますと本当にお困りのことと思います。ワンちゃんもきっと極限まで我慢しようと頑張っていることと思いますので可哀そうですよね。
アレルギーとの診断と言う事ですがアレルギー症状など免疫が過剰に反応している状態を抑える薬はかなりの確率で多飲多尿をおこします。これは副作用と言うよりも必ず起こる主作用と言っても良いくらいです。とりあえずは安心して頂いて良いでしょう。
しかし、多飲多尿があまり酷いようであれば主治医の先生とよく話し合って治療薬を見直してみた方が良いのかもしれません。もちろん拝見しておりませんので、この状態を我慢してでも優先すべき処方なのかもしれませんのでよくご相談ください。大事な事は主治医の先生によく聞くことです。
ただし皮膚病は見た目だけではなかなか判断つきかねることが多いものです。あまり長引くようであれば詳しい検査を受けた方...2009/10/07 01:25 -
今晩は。あなたの猫がこの食事を本当に必要としているのかどうかはここでは判りません。以下の文章は必要とされる病態である事を前提に記載しております。
phコントロール系の食事は体を酸性にする作用のある酸性食品と言われる食事です。からだは酸性に傾くわけにはいかないので尿の中に酸を捨てます。このことにより尿が酸性になり石が溶けやすくなるわけです。「代謝」を利用した療養食と言えます。
しかし代謝性のアシドーシス(体が酸性に傾くこと)の状態を改善しようと腎臓が働くことは腎臓に負担をかけますので腎不全のネコには不向きと言えましょう。しかし、腎不全のネコに不向きであっても逆にこの代謝で腎不全になるわけではございません。ただし、この作用はスターターの方が強力ですので、改善されているのであれば読んで字の如くスターターは治療の開始期に使い、維持できているのであれば「2」の方が良いのではないでしょうか...2009/10/06 22:09 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
通常のゲンタシン軟膏ですと、一般的な猫の体重で1日当たり20グラム以上食べない限りゲンタシンの毒性は出ません。
病院で処方される軟膏はほとんどの場合5~10グラムですから心配いりません。
ゲンタシンの毒性は注射の場合に問題となりますが、通常動物病院では特殊な場合を除いてこの抗生剤を注射することは無いでしょう。2009/10/06 02:24 -
今晩は。
フィラリアは感染してから発症するまでかなり時間がかかります。日本国内では初感染と思われる頃から3~5年後に発症することも良くございます。
症状は本当に様々で長期無症状だった犬が突然起立不能や血尿になり急激に進行する場合や少しずつ肺や循環器がむしばまれていくタイプや多臓器不全が進行していくタイプなどがございます。
ですので、できるだけ早めに検査をして無症状のうちに治療を行うか、運よく感染していない場合にはすぐに予防を始めてください。
すでに感染している犬に予防薬のみを服用させると死亡を含めた重度の問題が起こる事がございます。通常検査なしにフィラリア予防薬が初めて処方される事は日本国内ではございません。
感染していないことをお祈り申し上げます。お大事にしてください。2009/10/06 02:13 -
犬は人間と違い厳しい縦社会で生きています。強いものが一番で弱いみものが2番です。この際、年齢や兄弟や親子の関係は問題ではありません。
重要な事は現在一緒に住んでいるご家族がどうして行きたいかです。危機意識を持っているかどうかです。どちらにせよこれから同居させる場合にはどちらの犬も避妊去勢が必要です。
方法は3通りございます。
①2頭の犬を別々の場所で離して飼う。
②今出来上がっている親子の地位逆転を飼い主も受け入れる。
③なんとか頑張ってモコちゃんをリーダーにする飼い方をする。
この3つです。
①は今からでも子犬の里親を見つけるか、モコちゃんをあなたが引き取って飼う。などの解決方法が考えられます。
②は可哀そうかもしれませんが、心を鬼にして行わなければいけません。散歩も食事も帰宅して声をかけるのも全て子犬を先にして、モコちゃんは徹底的に子犬の世話が終わるまで無視します。自分...2009/10/04 23:11 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
高齢だからこそ起きた病気でしょうが、正常な加齢変化だとは思えません。もう少し詳しい検査を受けた方が良いと思います。文章だけでは特定できませんが、脊髄神経の問題や中枢や末梢神経の問題が起きている可能性もございます。
彼岸花は毒性の強い植物です。しかし、お話の内容から考える限り、中毒量が体内に取り込まれる可能性は考えにくいです。これにはあまりこだわらない方が良いでしょう。
症状が進行しないうちに、早めに診断を付けた方が良いと思われます。お大事にしてください。2009/09/30 23:02