井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|139ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
確かに検査データーを拝見する限りでは内臓に問題はないと思われます。しかし、辛そうに歩くことは事実でしょうから、何か理由があるはずです。
散歩に行きたくない何らかのストレスがあるか、整形外科的な問題が無いかどうかを見直した方が良いのかもしれません。
それでも不都合な個所が無いのであればかかりつけの先生がおっしゃる通り、少し様子を見てはいかがでしょうか。
お大事にしてください。2009/09/26 23:07 -
外耳道の中は腫瘍のできやすい場所の一つです。年齢も若いので可能性は低いとは思いますが、耳垢腺癌や扁平上皮癌などの悪性のものだといけません。念のため一度診察を受けた方が良いと思います。
状態によっては病理検査・細胞診を勧められることがあると思います。必要性を提案された場合にはお受けいただいた方が良いでしょう。
お大事にしてください。2009/09/26 22:59 -
病名は残念ながら見当がつきません。しかし、かなりの種類の病気が進行すれば、全く食事が取れない・ほとんど動けない・吐き気・呼吸の異常が起こりえます。
ネットで質問している猶予は無いと思います。手遅れにならないうちに一刻も早く動物病院へ連れて行ってください。
もし可能であれば今からでも受け入れてもらえる動物病院を探してみてはどうでしょうか。
思い当たるアドバイスと処置と言う質問ですが、この状態ですと飼い主の方にできるアドバイスも応急処置も思いつきません。緊急事態だと思います。どうか近所で対応可能な動物病院に受診してください。
お大事にしてください。2009/09/26 22:52 -
まだ若いのに、慢性腎不全がかなり進行してしまっている様子だと思います。尿毒症がかなり深刻な状態になっているようです。この状況であれば口からの栄養補給は、本当につらい事でしょう。
皮下点滴の回数は許される限り多い方が良いでしょう。補液したものが次の点滴までに排尿で抜けてくれるのであれば、肺水腫にならない限り最大限の量を皮下補液した方が良いでしょう。皮下であれば血管内の点滴と異なり体重の10%を注射しても通常は問題ないです。必要であれば利尿剤を使用しながらでも行った方が良いのかもしれません。
補液のみで体の維持を行った場合、電解質の異常が出やすいので、時々測定をして補正をした方が良いので、ある程度頻繁に検査をする事がが必要になるかもしれません。
後ろ脚のふらつきが貧血のせいかどうかは、貧血に関する検査データーが無いので何とも言えませんが、この症状は尿毒症が酷くなっても起こりえます。ま...2009/09/23 01:19 -
心中お察し申し上げます。私はここ数年立て続けに父を亡くし父の忘れ形見の飼い犬を亡くし開院以来ずっと一緒だった黒猫を亡くし(私の写真に写ってます)・・・そんな獣医師の言葉として受け止めてください。
当たり前の事ですが、すべての動物は死に向かって生きていきます。人間でも動物でも長いか短いかの差はあってもそれは同じです。時計の針を逆に戻すことはできないわけですので、これを前向きと言うのであれば前向きの治療はございません。ある意味、全ての治療が延命治療であると思います。そして全ての治療が前向きだと思います。
そういった中で、この子と飼い主の方にとって何が一番前向きな治療なのかを一緒に考えていきましょう。
今までの経験から動物は人間と異なりどんなに辛くても死期が近付いても一生懸命生きようと努力していると思えます。よく、死ぬときは飼い主から去るというのは嘘です。辛いから静かな場所で...2009/09/21 01:19 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / アイリッシュセッター / 性別不明 / 年齢不明
病院に早めに行った方が良いでしょう。診断は少しでも早い方が発症を防げる(悪化を食い止める)可能性がございます。この症状ですと股関節形成不全を疑って検査しておいた方が良いと思われます。
4か月齢であればレントゲンで充分判断できます。大事な事は早期発見をして食事療法と運動療法でいかに最悪の結果を免れるようにするかです。
食事に関しては必要以上のカルシウムを摂取させないことが大事です。また、総摂取カロリーも必要最低限にして急激な発育を抑えることです。
運動に関しては適度な運動と十分な休憩が大事です。これに関しては状況により細かな指導が必要ですので、この辺のコミュニケーションを十分に取れることが重要です。
なお、それでも発症してしまった場合には手術が必要になる場合もございます。治療法に関しては病態によりいろいろな方法がございますので診察なしには説明困難と、言えます。
お大事にしてく...2009/09/18 00:27 -
大変ご心配でしょう。確かに飼い主の方がおっしゃる通り、太っている子が数日絶食してしまいますと体脂肪が急激に動員されてエネルギーを補おうとします。しかし、これが肝臓に強い負担をかけます。結果として肝リピドーシスと言って、急速に肝に障害がおこる事がございます。しかし通常手術後2-3日で起こる事はございません。
これからの対処法ですが、休診日以降も食べないようであれば再度病院へ行き点滴等を受けた方が良いです。なお、手術直後から数日間はあまり療養食(処方食)にこだわらず、食べてくれることを優先した方が良いでしょう。摘出した結石の分析結果が出ますとより正確な今後の療養食の内容が決まってくると思います。食事による再発防止はそれからでもよいと思います。今は好きなものを与え体力の回復を図った方が良いと思われます。しかし、これに関しては主治医の先生とよく相談してください。
お大事にしてください。健康回...2009/09/18 00:15 -
今晩は。
以下の事柄はあくまでも経験から言えますことで、理由も確証もございません。その事をご理解の上でお読みください。
食物アエルギーは口の周りや頚部の腹側や下腹部が重症化することが多いです。感染症は背側に広がっていくことが良くございます。アトピーは関節の内側に多発いたします。デモデックス(毛包虫)の寄生の場合は四肢や口角に多発することが多いです。疥癬虫の場合には頭部から始まり全身に広がる傾向にあります。
あくまでも経験からですが、これらの事からアトピー以外の事柄も疑ってみた方が良いのかもしれません。
飼い主の方が考えていらっしゃる通り、飼い主の方と離れる不安から舐め過ぎて慢性の皮膚病になっているのかもしれません。そうなってくると分離不安症の治療を試みてみても良いのかも知れません。
しかし、この治療をする前に真菌や細菌や寄生虫の感染が無いかどうかはきちんと押さえてお...2009/09/17 01:00 -
今晩は。
疥癬は非常に簡単に感染しますので、同居の犬には健康状態に関係なくうつります。
また、人間にも一時的に寄生してかゆみを伴うひどい皮膚病を発症させることがございます。しかし、人間の場合には不思議なもので全く発症しない方もいればそうでない方もおられるようです。
疥癬もニキビダニも数回の検査を行っても見つからず陰性に出ることがございますので、当院でも症状から診断なしに治療を行う事もございます。この場合には飼い主の方には診断的治療と、言い訳しております。
しかし、シーズーは内分泌系の疾患がとても多くこのあたりをしっかり検査しておくことは重要です。皮膚病は重要なサインで、ホルモンバランスが悲鳴を上げているのかもしれないのですから。当院でもシーズーに関してはすぐにイバメクチン類を用いた診断的治療には勧めません。慎重に検査を繰り返します。シーズーはありとあらゆる皮膚病が多く診断には...2009/09/13 00:37 -
今晩は。腫瘍を考え、さぞやご心配の事と思います。あまり心配しすぎないでください。
あくまでも確率の問題ですが、2歳と言う年齢から考えますと、腫瘍である可能性は低いです。また、腫瘍でありますと通常は2-3日で大きさが増減することはございません。
まず考えられるのは精巣の炎症です。この場合は適切な抗生物質の投与で治療できます。しかし、繰り返す場合には去勢手術が提案されるかもしれません。
次に考えられるのは陰嚢ヘルニアです。腹腔内の脂肪や腸や腹水等が鼠径輪を通って陰嚢内に脱出している状態です。この場合には手術によって治療いたします。虚勢を希望しない場合には睾丸を残すことはできますが、再発防止のためには去勢手術を同時に行った方が良いと思われます。
尚、治療前に針生検と言って、精巣内の細胞を採取して細胞診を勧められることもあると思います。
お大事にしてください。2009/09/13 00:10